LED照明の普及
2012年まで一般電球は普及していましたが、地球温暖化防止のために2012年末までに一般電球の製造が終了され、電球型LEDランプ・電球型蛍ランプやLED照明器具へと移行してきました。しかし、現在でもまだ一般電球が使われていて電気使用量が高いというのが現状です。「玄関・トイレ・洗面所・階段」などを中心に使われていて一つ一つの電力が少なくても合計すると計電力は多くなっています。不要な電気をこまめに消していても消費電力が高い場合には省エネになる照明器具に交換していくことをおすすめします。
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1.LEDは、無駄を省いて電気代がお得
一般家庭において照明の電気使用量は二番目に使われているといわれています。(出典:経済産業省)白熱電球は消費電力60Wで1カ月あたりの電気代は約370円、電球形蛍光灯は消費電力15w(白熱60W相当)で1カ月あたりの電気代は約97円です。
一方でLED照明は消費電力7Wでと1カ月あたりの電気代は約45円とお得になります。
省エネのLED照明にすることで無理せずに電気使用量を削減できるので、点灯時間の長いリビングのダウンライト、野外の玄関灯、ガーデンライトをLEDへ移行していただくと電気代のあまりかからないということを実感していただけるでしょう。
2. 長い寿命で手間が少ない
白熱電球の光源寿命は約1,000時間で、電気形蛍光灯は10,000時間なのに対してMotoMのLED照明の寿命は約40,000~30,000時間で長寿命なのが特徴です。長持ちなので交換の手間があまりかからず安全で安心、快適性の高い照明環境を実現できます。ランプ交換の面倒な天井のシーリングライトやシャンデリア、廊下や寝室の足下灯、階段のブラケットなどをLEDに変更してみると手間が少なくなります。
3. 使うシーンにあわせて選べる色と明るさ
LED照明の便利な機能でシーリングライトやデスクライトなど1つの機能で、光の色や明るさを調整することができます。
季節や時間に合わせて自分だけの空間を作り出してみましょう。
昼光色(ちゅうこうしょうく)
昼光色は白っぽくて青みがかった最も明るい色の光です。
青みがかった光は集中力を高めてくれる色なので勉強・仕事は昼光色の部屋でするとすっきりした気分でできます。
朝起きたときや、蒸し暑い夏の季節にはすがすがしいさわやかな昼光色がオススメです。
昼白色(ちゅうはくしょく)
昼白色は太陽にいちばん近い光の色です。
部屋は生き生きとした明るさになり、一番なじみのあるひかりなので部屋の種類を選ばずに使うことができます。
「昼光色が明るすぎる」と感じている人には昼白色を使ってみましょう。
さらに、カーテンを開けて外の光を部屋の中に入れて明るさを抑えれば省エネにもつながります。
昼間や過ごしやすい春・秋の季節には昼白色がオススメです。
電球色(でんきゅうしょく)
電球色は暖かみのあるオレンジの色の光です。
落ち着きたいときや、明るい場所だと目が疲れたと感じたときに使いたい光です。
食事の色味を引き立てる効果もあるので作った料理をよりおいしく見せられます。
夜や寒い冬の季節に暖かみのある光の電球色がオススメです。
4. すぐに点灯できて、うれしい
蛍光ランプはだんだん明るくなるので部屋がすぐには明るくなりません。
特に寒い日は明るくなるのに時間がかかります。
しかし、LED照明はスイッチONにするとすぐに点灯して部屋が明るくなります。
スイッチONとOFFを繰り返しても寿命に関係しません。
トイレ・洗面所・廊下のダウンライト・玄関・オフィスといったすぐに点灯してほしい場所にぴったりです。
5. ライトアップして、物を傷めてしまう心配が軽減
LED照明が普及してからライトアップされる場が多く見られるようになりました。これは、LED照明の光が絵画や写真を照らしてもあまり劣化しにくいこと、そして省エネであることなどからLEDでライト アップされる場所が増えたように思われます。家でも飾り棚の置いてある部屋などに利用できます。
6.虫がよりつきにくくなります
蛍光灯が普及していたときは、外灯に虫が寄りつき虫の苦手な人を悩ませていました。LED照明は紫外線領域の波長が少ないため虫が寄りつきにくくなっています。外灯やカバー内に入ると取りにくく、不便に思われていた方、リビングやダイニングのシーリングライト、ダウンライトなどをLEDに交換してみましょう。
LEDと既存光源の比較
LEDと白熱電球や蛍光灯などの既存光源を同等の明るさで見た場合の比較です。
(下記数値は代表値でまとめていますので、電球によっては多少の誤差があります。)
既存光源 | LED電球 | ||
---|---|---|---|
白熱電球 60W形 |
電球形蛍光灯 (白熱60W形相当) |
LED電球 (白熱60W形相当) |
|
消費電力 | 57W | 15W | 7W (白熱電球の約1/8) (蛍光灯の約1/2) |
明るさ(lm) | 810lm | 750lm | 800lm (既存光源との差はほぼなし) |
光源寿命(H) | 約1,000時間 | 約10,000時間 | 40,000時間 (白熱電球の40倍) (蛍光灯の4倍) |
上記光源寿命から見た、1日8時間使用した場合の電球1個あたりの使用可能年月 | 約4ヶ月 | 約3年 | 約13年 |
1ヶ月あたりの電気代 ※1日8時間使用、1kwh=27円の場合 |
369.36円 | 97.2円 | 45.36円 (白熱電球の約1/8) (蛍光灯の約1/2) |
40,000時間(LEDの平均寿命)使用する場合の電球交換回数とかかる費用 | 交換回数40回×光源1個あたりの単価@160 40×160=6,400円 |
交換回数4回×光源1個あたりの単価@2,500円 4×2,500=10,000円 |
交換回数1回×光源1個あたりの単価@3500円 1×3,500円=3,500円 |