寝室で本を読んでいるけど、何となく目が疲れる。集中力が長く持たない。そんなお悩みを解決するのが、照明器具です。今回は、寝室をスタイリッシュで快適な読書空間に早変わりさせるワンランク上の照明をご紹介します!
寝室での読書に照明は必要?
ご存知のように、薄暗い光や強い光の中で何時間も読むのは、難しいことです。暗い中での読書を続けると、ドライアイになり、さらに近眼の原因にもなります。さらに、明るすぎる光では、めまいや頭痛の原因になります。ストレスフリーの環境で本を読むためにも、照明を設置してベッドの周囲を明るく照らすことが重要です。
寝室で読書をするための照明を選ぶコツ
ベッドを置く部屋のタイプによって、必要な照明も異なります。では、寝室で読書するのに一番良い照明は、どうやって選べばよいでしょうか。
1.明るさと色温度
2700k~4000k
「温白色」「電球色」
まず、明るすぎる光を避けましょう。
これは、脳が日光を浴びたと勘違いしてしまうからです。通常、太陽の光を浴びると、人間の脳内では「セロトニン」という神経伝達物質の生成が始まります。セロトニンは脳を活発に働かせるため、明るすぎる光を浴びると眠りにくくなってしまうのです。その太陽の光というのが、色温度を表すケルビン(K)を用いて、おおよそ5000K~6500Kだといわれています。電球の色で言えば、白っぽい「昼光色」「昼白色」と呼ばれる明るさが相当します。昼光色や昼白色は、細かい字を集中して読み、脳を活性化する勉強やデスクワークなどに向いています。
5000K以上の明るさの照明を選んでしまうと、寝付きにくくなります。ですから、ベッドで読書するためには、2700k~4000kの範囲で照明を選びましょう。電球の色でいえば、「温白色」「電球色」がこれにあたります。柔らかく暖かい色合いが、ベッドでリラックスして読書を行うのには最適です。
ただ、電球色にはデメリットもあります。電球色のようなオレンジっぽい光は、白色よりも、文字がぼんやりして、みえにくく感じる場合があります。考慮すべきもう1つの要素は、年をとるにつれて、本を読むのにさらに多くの光が必要になるということです。ある研究によると、60代の人は20代の人よりも、80%多い光が読書に必要だったそうです。こうした点を踏まえて、最近は、色温度と明るさの両面を調整できる照明も増えています。視力に不安のある方は、調光・調色可能な照明を選ぶとよいでしょう。
2.光源
寝室の照明における基本的な光源のタイプは4つあります。
白熱電球
白熱電球の光は、ろうそくに似ています。暖かく落ち着いた明るさで、どんな空間でも読書に最適です。そして、価格が安いのも魅力です。長時間使用していると、熱を持ってしまうので、その点ご注意ください。
蛍光灯
白熱灯よりもエネルギーが少なく、長寿命なのが魅力です。最近は、LEDの台頭で押されている感がありますが、まだ根強い支持があります。
LED電球
上記の2つと違った大きなポイントは、読書灯に使われるLED電球が、読書をするエリアにのみ光を集中させられることです。それゆえ、同じベッドで寝ているパートナーの睡眠の質が下げる心配をせずに、読書を楽しむことができます。また、使うエネルギーが少ないので、省エネ、電気代の削減にもつながります。こういった理由から、最近、寝室で使われる照明の多くに、LED電球が用いられるようになりました。
【スフィアシリーズ】 球状のランプがくっついたタイプ Φ100×2 ペンダントライト
"アシンメトリーに配置した乳白色のガラスグローブが、柔らかな光のリズムを演出する「スフィアシリーズ」のペンダントライトです。
高さを変えて複数台をレイアウトすれば、明かりをちりばめたような華やな空間づくりにお使いいただけます。"
照明のカタチから選ぶ!寝室におすすめの照明
寝室に置く読書の照明には、いろいろな形があります。自分の好みと、部屋の雰囲気を鑑みて選ぶのが大切です。今回は、一般家庭にも、ホテルや旅館にも、ワンランク上の読書空間を創り出す照明をご紹介します。
1.スタンド型
スタンド型は、ただ置くだけですぐに使えるシンプルな照明です。床に置く「フロアスタンド」、やや広い机に置く「テーブルスタンド」棚や小机の上に置く「デスクスタンド」の三種類があります。
★高級ホテルの雰囲気「フロアスタンド」〈MotoM〉LEDフロアスタンド GST003
公式価格:34,980円
サイズ:幅φ40×高さ157cm
おもさ:4.9kg
色温度:2700K
このタイプは、よく高級ホテルの寝室やロビーで目にすることが多いのではないでしょうか。LEDの光は、もともととてもまぶしく、目に良くないと言われていますが、このフロアスタンドでは、アイボリーの布セードを通すことで、柔らかく、リラックスできる光へと変換しています。上方から部屋全体に柔らかい光が届けられます。照明本体も、セードからもれる光も、目に刺激が少なく優しい色合いで、ベッドサイドにはぴったりです。
★伝統と革新の融合「テーブルスタンド」〈MotoM〉LED切子スタンドライトKRI001
公式価格:20,350円
サイズ:幅16.6×高さ40cm
おもさ:1.5kg
色温度:2700K(電球の色)
和モダンの優しい雰囲気が溢れるテーブルライトです。笹をイメージしてカットされた繊細で美しい切子ガラスと、布セードを通してマイルドになったLEDの光がマッチします。高級感がありつつも、どこか懐かしさや温もりを感じ、ベッドの周辺に安らぎの明かりがともることでしょう。さらに、現時点では、ほとんどのLED照明において、電球の交換ができず、寿命で点灯しなくなったら、新たに器具を買い換えます。しかし、このテーブルスタンドは、LED電球が交換できるように設計されているので、半永久的にそばに置いておくことができます。自分の読書空間の中で、ずっと愛せる逸品です。
★多機能が嬉しい「デスクスタンド」〈MotoM〉LEDタッチランプ GST005W
公式価格:3,278円
サイズ: 折りたたみ時…幅9×奥行き9×高さ26cm
90度可動時…幅9×奥行き21.5×高さ26.5cm
おもさ:0.28kg
色温度:白色(3750‐4250K)
備考:・○時間・日時 ○アラーム・スヌーズ ○お誕生日 ○タイマー ○温度計 ○曲の再生(全7曲) 設定可能
・USBケーブルで接続して使用可能
アラーム付きの時計と読書をする時の照明。ベッドのそばに必要な2つの機能を1台で叶えてくれるのが、このLEDタッチランプです。折りたたみができ、300gを切る軽さで、簡単に持ち運びができます。そして、光源の可動範囲が0°~180°まで動くので、用途や照らしたい部分に合わせて、調節が可能です。照明の色は白色なので、小説や新聞など細かい字を読むのにも適しています。液晶画面には、アラーム付き時計・カレンダー・温度計の機能が搭載されているため、ベッド周りがすっきり。この一台があれば、他には何もいらないでしょう。
2.壁面に設置「リーディングライト」
MotoMのリーディングライトは、壁やベッドボードに取り付けたり、埋め込んだりする次世代の読書灯です。お部屋のインテリアの妨げにならず、スタイリッシュかつモダンで品の高いライトとして、評価が上がっています。ホテルの寝室など、おもてなし空間に取り付けるのが一般的ですが、その美しさに魅了され、自宅の寝室に設置する方も増えているようです。今回は、イギリス発の照明ブランド、ASTRO社のリーディングライトをご紹介します。MotoMによって、日本の住宅に合うように仕様変更されたリーディングライトは、寝室に上質な読書空間を演出します。
★<ASTRO>LEDリーディングライトGBK014
GBK014は、壁に埋め込むタイプの照明です。灯具を引き出すことで照明が点灯し、しまうと自動で消灯するという仕組みです。全体にではなくスポット的に対象を照らすので、家族の眠りを妨げることなく、心地よい読書を楽しむことができるでしょう。LED照明を用いているので、電気代も抑えられます。高級感あふれるクロームメッキ、ニッケルメッキつや消し、ブロンズ塗装の三色展開です。
まとめ
寝室は、人生の中でも多くの時間を過ごす場所です。そして、読書は生きる知恵を得る上で欠かせない源です。ワンランク上の照明を用いて、寝室でのプレミアムな読書の時間を楽しんでいただければ幸いです。