お風呂で使える照明とは?注意点や種類を紹介

お風呂で利用する照明を探している方もいるかと思います。お風呂は湿気の多い場所で、水滴がかかる可能性があるもの。防湿や密閉に対応した照明を利用しないと、不具合の原因になります。そこで本記事では、お風呂での利用に適した照明の種類や選ぶ上での注意点についてご紹介します。
お風呂でリラックスするには何が大切だと思いますか?照明のデザインや明るさも大切ですが、リラックスするうえでは「光の色合い」が大切な要素となります。最近では照明の色合いをリモコンでコントロールできるモデルもあります。お風呂を長時間利用する人、浴室の雰囲気にこだわりたい人は、光の色合いをコントロールできる照明の購入をおすすめします。
またお風呂の照明と聞くと浴室全体を照らすライトを想像しがちですが、最近では浴室で幻想的な空間を楽しむための「バスライト」という照明もあります。浴室をよりリラックスできる空間にしたい場合は、バスライトの購入も検討してみてはいかがでしょうか。

お風呂でおすすめの照明

照明器具をお風呂で利用する場合、どのような照明器具が適しているのでしょうか。下記ではお風呂におすすめの照明器具についてご紹介します。

お風呂の照明1:壁付照明

オーソドックスなお風呂の照明器具といえば、壁付照明でしょう。お風呂場の壁に1~2台の、壁付照明を設置しているご家庭も多いと思われます。
壁付照明はシンプルで使いやすいデザインのものが多く、やわらかいデザインの「サークル型」やすっきりとした印象の「スクエア型」など、オーソドックスなデザインですが安心感があります。
馴染みのあるデザインの照明器具を購入するのであれば、壁付照明はいかがでしょうか。



お風呂の照明2:ダウンライト

ダウンライトは天井に埋め込むタイプの照明器具で、丸形の照明器具を天井に埋め込んだモデルです。
天井に埋め込むタイプでかつ本体サイズも小さいので、照明器具の存在感を感じさせません。ダウンライトは他の照明器具と比べて「光の明暗」にメリハリが生まれます。浴室内の明るさにメリハリをつけたい人は、ダウンライトをおすすめします。

お風呂の照明3:バスライト

バスライトはお風呂で利用できる照明器具の一種で、一般的には充電式や乾電池で発光するタイプの照明器具のことを指します。
浴室に置いて利用するタイプや湯船に浮かべるタイプ、湯船に沈めるタイプなど、バスライトの種類は多岐にわたります。また最近ではアロマ機能が内蔵されていたり、プロジェクターからプラネタリウムを投影できる機能を備えたバスライトもあります。
こうしたバスライトはオンラインショッピングサイトなどから、手軽に購入して利用できます。浴室全体を明るくする照明器具としては力不足なので、間接照明としての利用がおすすめです。

お風呂の照明を取り替えるときの注意点

照明がちらつくようになったり、うまく点灯しなくなった場合、照明を取り替える必要があります。以下では、浴室の照明器具を取り替える際の注意点についてご紹介します。

お風呂照明の注意点:カバーが対応している最大ワット数の確認

浴室で照明を利用する場合、水滴がかかったり湿気で故障したりするリスクを減らすために、照明カバーがつけられています。
浴室の照明を取り替える場合、照明カバーが対応している最大ワット数の確認をしておきましょう。カバーが耐えられる最大ワット数をオーバーした電球を取り付けた場合、カバーが電球の熱に耐えられず、破損したり変形したりするリスクがあります。
照明カバーが耐えられる最大ワット数は、カバーの表面や照明器具の取扱説明書に記載されています。取り替える照明を購入する前に、照明カバーがどれほどのワット数に耐えられるか確認しておきましょう。

お風呂照明の注意点:密閉に対応しているか

お風呂は湿度が高かったり水滴がかかりやすかったりする場所です。お風呂の照明を選ぶ際は、密閉に対応しているかどうかが、購入するか選ぶうえで重要なポイントといえます。
浴室の照明は水滴や湿気を避けるために密閉性の高い照明カバーが取り付けられており、故障や破損するリスクを減らしています。浴室で使用する照明を購入する場合、密閉対応した照明を選ぶようにしましょう。



安全に配慮して作業しよう

浴室の照明に限らないことですが、照明を付け替える際は周囲の安全に注意し、電源を切ってから作業を行うようにしましょう。
また浴室の照明を取り替える場合は窓を開けてよく換気し、水滴がかからないよう注意しましょう。

お風呂の照明を選ぶときのポイント

「お風呂の照明を取り替えたいけど、何を重視して照明を選べば良いのかわからない」と悩んでいる人もいるでしょう。そこで下記では、お風呂の照明を選ぶときに重視したいポイントについてご紹介します。

お風呂の照明はLEDがおすすめ

お風呂の照明には、LEDがお勧めです。LEDは少ない電力で他の照明よりも明るく光るため、省エネ効果が高く寿命が長いと言われています。他の照明よりも発熱しないため、熱によって照明カバーを溶かしてしまうリスクも低いです。
他の照明よりも価格が高いというデメリットもありますが、省エネで寿命が長いため、長期間使用することを考えればそれほど高い投資にはならないでしょう。

お風呂の照明に白熱電球はおすすめ?

LEDのほかにお風呂で利用されている照明は、白熱電球が多いかと思います。これからお風呂の照明を取り替える場合、白熱電球はお勧めできるのでしょうか。
白熱電球はLEDよりも安価で、昔の主流であった電球であるため、多くの人になじみがあります。
しかし今から浴室の照明を取り替えるのであれば、LEDをお勧めします。LEDは約10年間使用可能と言われており、かつ消費電力が少ないので月々の電気代を抑えることができます。本体価格が少し高いのは残念ですが、それを補って余りある節約効果があるでしょう。
白熱電球にも魅力はありますが、今から買い替えるのであれば、LEDをお勧めします。

お風呂の照明は明るさや光の色が切替可能なモデルがおすすめ

今からお風呂の照明器具を取り替えるのであれば、光の明るさや色合いをコントロールできる「調光・調色対応」の照明器具をお勧めします。
例えば朝お風呂を利用する際には、明るくて眩しい色合いの照明に調整すると目が覚めます。寝る前に利用する際はオレンジ色の優しい色合いに調整し、明るさもやや薄暗くすると落ち着いた雰囲気になり、リラックスすることができるでしょう。
浴室全体をリフォームするなど照明器具を取り替える場合は、明るさや色合いを調節できる照明器具をお勧めします。

照明の色合いと効果

照明は明るさの他に「色合い」が重要な要素として挙げられます。
お風呂で疲れを取りたいならリラックス効果がある色合いに、お風呂で目を覚ましたいなら覚醒効果がある色合いになるようコントロールできる照明器具がおすすめです。
主な照明の色合いと効果は下記のとおりです。お風呂の照明の色合いをコントロールする際に参考としてください。

電球色:オレンジ色の優しい色合い。リラックス効果があり、就寝前の利用がおすすめです。
昼白色(ちゅうはくしょく):太陽の光に近い、自然な色合い。幅広い場所で利用される色合いで、どのようなシーンでも利用しやすいです。
昼光色(ちゅうこうしょく):青白い光が特徴的。覚醒効果があり、目を覚ましたい時や集中力を高めたいときにおすすめの色合いです。



まとめ:照明を替えてお風呂でリラックスしよう

照明はいつか寿命がくる消耗品です。照明が以前よりもやや暗くなった、点灯時に光がちらつくようになった、スイッチをオンにしても点灯しにくくなった場合は、電球もしくは照明器具が寿命を迎えている可能性があります。
照明はお部屋の印象を大きく変えることができる家電です。明るくて機能性に富んだ照明に取り替えれば、お風呂もよりリラックスできる場所になるでしょう。照明を取り替える際は、消費電力が少なくて発熱もあまりしないLEDがおすすめです。購入価格は少し高いですが、LEDは10年使えると言われているので、長期間利用することを考慮すれば節約効果は高いでしょう。
お風呂の照明器具が不調であれば、この機会により良い照明に交換してみませんか。

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