ミラー灯でおしゃな洗面所に！　プランニングのポイントとは

新築やリフォームにあたって洗面所をプランニングする際は、ミラー灯など照明の選び方にも気を配りたいものです。 洗面所のプランニングをするときどのようなことに気をつけるべきなのかと、ミラー灯をはじめとする洗面所の照明の選び方、インテリアに合わせて選ぶおすすめのミラー灯などをご紹介します。

洗面所プランニングのポイント｜ミラー灯選びも大切！

新たに家を建てるときや、リフォームやリノベーションなどで住まいを作りなおすときには、使いやすく快適な住まいになるようしっかりとプランニングすることが大切です。 ところが住宅プランニングの際はキッチンやお風呂、居室などに注力しがちで、洗面所のプランニングは後回しにされたり、あまりしっかりと検討せずに決めてしまったりすることが少なくありません。 しかし洗面所は洗顔や歯みがき、化粧や髭剃りなどで家族みんなが毎日使う「生活のルーティン」場所です。きちんとプランニングしないとイマイチな空間になってしまうことも……。 洗面所のプランニングの際には、以下のようなポイントをしっかりと押さえておきましょう。

床や壁は掃除のしやすさや耐水性を重視する

洗面所は洗面台を置くだけでなく、お風呂の脱衣場や洗濯機置き場を兼ねた間取りにする場合も多いでしょう。いずれの機能をとっても、洗面所というのは清潔さが求められるうえに水に濡れることが多いスペースだと言えます。 こうした特徴から、洗面所の床や壁には、水や湿気に強く、汚れがつきにくく落ちやすい建材を使用することが大切です。また、配置や設備などを検討する際も、掃除のしやすさを意識して常に清潔に保ちやすくしたいものです。

しっかり換気できる工夫を

掃除のしやすさとともに、換気の良さについても大切です。狭い空間で水を多く使う洗面所は湿気がこもりやすく、換気が悪いと床や壁にカビが生えてしまうこともあります。 空気の通り道を作るように窓を配置したり、換気扇を設置したりと、きちんと換気できるよう工夫しましょう。

利用シーンをイメージして設備などを選ぶ

先ほども書きましたが、洗面所は洗面台以外にも脱衣場や洗濯機置き場としての役割を持たせるケースも多いです。どのような生活場面で洗面所を使うか明確にしたうえでプランニングするのが大切です。 例えば洗面所で化粧をするのであれば、ミラー灯は顔をしっかりと照らせる明るさや位置が重要になります。ドライヤーで髪を乾かすのであれば、鏡の近くにコンセント口が必要になるでしょう。 家族それぞれが洗面所をどのように使うのかをイメージしたうえで、必要な設備を検討しましょう。

収納スペースを確保する

洗面台にはミラー裏や洗面ボウル下などにある程度の収納スペースが付属していることが多いですが、それだけで十分かどうかについてもあらかじめ検討しておきましょう。 洗濯機を置くのであれば洗剤のストックやハンガー、洗濯ばさみといった洗濯用品も収納できたほうが便利ですし、脱衣場を兼ねるのであればタオル置き場などもあると良いですよね。

ミラー灯って？　洗面所の照明選びのポイント

ミラー灯とは、洗面所の天井照明とは別に鏡の上などに設置して鏡を照らし使いやすくするための照明のことを言います。 一昔前はシンプルな蛍光灯などが多かったですが、近年はLED照明が主流で、デザインもさまざまなものを選ぶことができます。 洗面所の照明を選ぶ際は、以下のようなポイントを押さえておきましょう。

防湿・防水タイプの照明を選ぶ

お風呂の照明を選ぶ際は当然、防湿・防水タイプの照明にされると思います。ところが洗面所の照明選びとなると「防湿・防水タイプではない照明でもいいのかな？」と思われる方が少なくないようです。 たしかに照明にたくさんの水が直接かかるようなことは少ないかもしれませんが、細かい水はねなどは起こると考えた方が良いです。また、湿度が高くなる場面も多いので、照明内部への影響も無視できません。 洗面所の照明は、防湿・防水タイプを選ぶようにしましょう。

ミラー灯は顔に影ができない明るさ・位置が大事

洗面所の照明は、全体を照らす天井の照明とは別に、鏡の前を明るく照らすミラー灯を設置するのが一般的です。天井からの照明だけだと顔が影になりやすく、化粧や髭剃りなどの際に見づらくなってしまうからです。 ミラー灯は顔に影ができない位置に設置し、しっかりと照らせる明るさを確保することが大切だと言えます。

ミラー灯と天井の照明の色は分ける

ミラー灯には、明るく肌を自然な色に見せやすい昼光色のLED照明が向いています。 一方、天井の照明にはミラー灯ほどの明るさは必要ありません。寝る前の歯みがきや、夜トイレに起きたときなど、天井の照明が明るすぎると目が冴えてしまうこともあるでしょう。天井照明は温かみのある電球色を選んでほどほどの明るさに押さえるのがおすすめです。

天井の照明はセンサー付きもおすすめ！

天井の照明は人感センサー付きのものを選ぶのもおすすめです。洗面所は家族が入れ替わり使う場所なので、手動で照明をオンオフしていると消し忘れなどが起こりやすくなります。自動で点灯消灯してくれれば安心です。また、夜トイレに起きたときなどにも便利です。

インテリアとの調和にも注目する

照明を選ぶときには機能面を重視しがちですが、ミラー灯は洗面所のインテリアとしても存在感のあるものです。洗面所のインテリアがモダンなのか、ゴージャスなのか、壁や床の色合いは明るめなのか暗めなのかなど、空間全体との調和を考えてデザインや色合いを選ぶことも大切です。

洗面所の雰囲気に合わせて選ぼう！　おすすめミラー灯3選

洗面所の照明選びの基本を押さえたら、ご自宅のインテリアのテイストやテーマにぴったりなミラー灯を見つけてみましょう。雰囲気の異なるデザインのおすすめミラー灯を3種類ご紹介します。

やわらかな光が美しい【ASTRO LEDミラーライト ブロンズ塗装 GBK004Z】

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乳白色のガラス越しにやわらかな光で照らしてくれるミラー灯です。鏡のサイドに設置するタイプなので、顔に影ができにくいのがうれしいですね。 あたたかみのある電球色ですが、赤みが少なく日の光に近い色合いなので、肌を明るく血色よく見せてくれます。 デザインは壁からなめらかなカーブを描くアーチ状。ガラスに等間隔に刻まれた縦のくぼみもやわらかな印象で、乳白色のフロストガラスもあいまって、心安らぐ優しい印象をもたらしてくれるミラー灯です。

電球風のガラスグローブが愛らしい【ASTRO　LEDミラーライト5灯 GBK020】

電球風の丸いガラスグローブが並んだ、レトロ調で愛らしいデザインのミラー灯です。 女優さんの楽屋に設置された、周囲に電球をぐるりと巡らせた鏡を思い起させる印象的なデザインは、点灯していないときも素敵です。 女性的な雰囲気たっぷりなので、洗面所をドレッサールームとしても活用したい方に特におすすめです。ヨーロッパ風でクラシカルな印象のインテリアにもよく似合います。

鏡に照明が埋め込まれた一体型【MotoM LED一体型ミラーライトMBK011-W】

こちらは鏡面にLED照明がフラットに埋め込まれたタイプのミラー灯です。分離型のミラー灯と異なり、すっきりとした空間になります。掃除がしやすく清潔に保ちやすい点も魅力です。曇り止めヒーターつきなので、脱衣場を兼ねた洗面所でも便利に使えますね。 また、Ra90と演色性の高さも魅力です。自然光とかなり近い色を再現できるため、外に出たときに化粧の印象が変わってしまうといったことがありません。 モダンで都会的な印象なので、シンプルなインテリアやクールな雰囲気がお好みの方におすすめです。

ミラー灯には洗面所以外で使えるものもある！

ここまで洗面所のプランニングと合わせてミラー灯をご紹介してきましたが、実は空間を素敵に照らす間接光のものや、卓上に置いて使用できるものなど、洗面所以外の場所で使えるものもあります。 洗面所とおそろいのブランド品ミラー灯をリビングなどに置くのも住まい全体のインテリアに統一感が出て素敵ですよね。ここからは、洗面所以外で使えるミラー灯をご紹介します。

間接光のミラーライト

鏡背面からほんのり照らせるミラーライト。おしゃれな店舗やご自宅の内玄関や廊下に設置していただいている鏡です。空間をほんのり照らして素敵な空間にしてくれます。

【MotoM LEDミラーライトGST007】

化粧するときには大きな鏡を使うのが便利ですが、化粧や化粧直しをしたいときにほかの家族が洗面所を使っているということもあるものです。卓上タイプのミラー灯があると、リビングや寝室などでちょっとした化粧直しやお手入れをしたいときに便利です。 等倍の鏡に加えて裏面には3倍の拡大鏡も付いているので、細かい部分をしっかり見たいときにも役立ってくれます。乾電池式なので、ちょっとした旅行などにも持っていけますよ。

まとめ

新築時やリフォーム時の洗面所プランニングの重要ポイントと、ミラー灯をはじめとする洗面所の照明の選び方、おすすめのミラー灯などをご紹介しました。 洗面所のプランを立てるときには、まず洗面台や洗面ボウルを選ぶことから始める方も多いかと思いますが、合わせてミラー灯選びにもこだわってみると、一味違う素敵な洗面所になるはずです。 家族みんなが毎日使う場所だからこそ、快適で素敵な空間にしたいですよね。洗面所プランニングの際には、ぜひご紹介した内容を参考になさってください。