皆さんは苔玉というのをご存知でしょうか?
苔玉とは植物の根の部分を土で丸く固めた上に、さらに苔を巻き付けたものです。
一見すると苔を使う時点で敬遠されるかもしれませんが、実際は丸くて可愛らしいシルエットで人気が高く、盆栽や観葉植物と一緒に販売されているほどです。
和風にも洋風にも合う個性的なデザインなので、お部屋に取り入れている人もいるかもしれません。とはいえ、苔玉は一般的なガーデニングと違ってお手入れ方法も工夫する必要性があるため、種類や管理方法などを知ることが大切です。
それでは、苔玉とは何か、種類や寿命、管理方法などをご説明しましょう。
苔玉や蘭にぴったりな木製のLED植物育成ライト(大)Akarina10 MAI10
Akarina10は、お部屋の中で多肉植物・サボテン・小物などをライトアップして楽しむLED植物育成シェルフ。鉢植えのサボテンでも水耕栽培サボテンでもどちらでも栽培可能です。人気の苔玉、鉢植えの小さい蘭もライトアップして育てることもできます。
苔玉を育てる前の基本知識
苔玉を育てる際に知っておきたい基本的な知識は数多くあります。
どんな種類があるのか、寿命はどのくらいなのか、管理方法などを知ることで、自分だけの苔玉を育てることができます。
それでは、苔玉の種類や寿命、管理方法などをご説明しましょう。
苔玉の種類
苔玉の種類は、以下の通りです。
- ハイゴケ
- コツボゴケ
- ツルチョウチンゴケ
- シノブゴケ
- オオバチョウチンゴケ
それでは、苔玉の種類についてご説明しましょう。
ハイゴケ
ハイゴケは苔玉作りにおすすめできる種類の一つで、日当たりが良い草地などに自生しています。
特に環境適応能力が高いので他の草木と争うことなく成長するのが特徴です。
全体的に成長力が強く、新メモ出やすいことから初めて苔玉を育てる人におすすめです。
コツボゴケ
コツボゴケは日陰で湿度が高い場所でよく成長する苔です。
透明感と艶がありながら非常に小さい葉をびっしりと生やすため、苔玉にするとふわっとした印象を与えます。
加えて丈夫な苔でもあるので、しっかりお手入れすれば長持ちするのがポイントです。
ツルチョウチンゴケ
ツルチョウチンゴケはコツボゴケと同じく日陰で湿度が高い場所を好み、まるで這うように成長していくのが特徴です。
非常に透明感があり、波打つような表面の葉になっています。
葉に厚みがないことから、苔玉の輪郭が分かりやすいのもポイントです。
シノブゴケ
シノブゴケは湿った林床の倒木の上に自生しており、マット状に広がりながら成長するのが特徴です。
成長過程で枝分かれになるように広がるため、シダのような見た目になるのがポイントです。
葉は厚みがあることから、全体的にふわふわしたような苔玉になります。
オオバチョウチンゴケ
オオバチョウチンゴケは水が多い場所を好むため、定期的な水やりが欠かせません。
コツボゴケの葉より二回りも大きな葉で、水をかけてあげると透き通るように美しく輝くのが特徴です。
葉が乾いてしまうと透明感がなくなってしまうので、しっかりと水やりを欠かさないことが大切です。
苔玉の寿命
苔玉の寿命は2年~3年程度とされているので、意外に長持ちしないと思う人も多いかもしれません。
しかし、しっかりお手入れしないと1年以内に枯れてしまうこともあるため、しっかりお手入れして長持ちさせることが大切です。
もし精一杯頑張ってお手入れして寿命を迎えそうになったとしても、盆栽にしたり、苔を取り換えて再び苔玉にしたりすることでさらなる鑑賞ができるのがポイントです。
2年~3年に1度解体して、再び新しい苔を巻き付けることで苔玉の育成や鑑賞が楽しめるでしょう。
苔玉の管理方法
苔玉を管理するときのポイントは、苔に合った栽培環境を整えたり、水やりのタイミングを間違えないようにしたり、肥料をあげたりすることです。
それぞれのポイントをしっかりと押さえないと苔玉が枯れやすくなります。
それでは、苔玉の管理方法についてご説明しましょう。
栽培環境を整える
苔玉を管理するうえで重要なのは、苔に合った栽培環境を整えることです。
苔は基本的に荷が当たらず、湿気が多いところを好むイメージがある人も多いかもしれませんが実際は日当たりが良い場所で育てるのがおすすめです。
苔も植物なので日に当てないと元気に育たない上に、湿気が多い日陰で育てるとカビが発生する可能性があります。
したがって、基本的に風通しが良くて日に当たりやすい場所で育てるようにしましょう。ただし、直射日光が強く当たるような場所に設置すると苔や植物を傷めるうえに完走して枯れやすくなるので注意が必要です。
また、苔玉はインテリア性に優れていることから室内で栽培したい人も多いかもしれませんが、室内で栽培すると湿気が発生してジメジメしてしまうので、基本的に屋外で栽培しましょう。
もしも一時的に室内で飾りたい場合は、しっかりと換気する必要性があります。
苔玉に水をやるタイミング
苔玉に水やりをするときは、苔全体だけでなく苔を包んでいる植物にも行き渡らせるようにするのがポイントです。
しっかりと全体に水を行き渡らせることで、みずみずしく若々しい苔玉を育てることができます。
水やりのタイミングは、苔玉を持ったときに軽いと感じたときです。
軽さを感じたときは水分が少なくなっている可能性が高いため、しっかりと水やりをしましょう。
肥料のあげ方
本来、苔に肥料をあげる必要性はありません。
しかし、花や実をつける植物の場合は肥料をあげることで元気な花が咲き、大きな実がつきやすくなります。
肥料をあげるときは基本的に春や秋などの生育期間に与えましょう。
苔玉の育て方
苔玉を育てる場合、新しく育てる方法と継続して育てる方法で変わってきます。
それでは、苔玉を育てる方法についてご説明しましょう。
新しく苔玉を育てる方法
新しく苔玉を育てる場合、苔玉を作る際に必要な土、苔、植物を用意します。
特に土は粘り気があって保水力がある土を用意し、小粒の赤玉土を混ぜながら玉を形成していきます。また、苔を固定させるためのテグスや木綿糸も用意しましょう。
苔は水に浸けておいて、7:3の割合で土と赤玉土を混ぜて土の玉を作ります。
そして土の玉に少しずつ苔を巻き付け、用意した木綿糸で固定して完成です。
今後も苔玉を継続して育てる方法
今後も苔玉を継続して育てたい場合、苔玉を固定している糸を切り、玉を崩して植物の根を確認します。
根が傷んでいる場合はその部分だけ切り、大きく育っている場合はもう一回り大きな苔玉を作りましょう。
苔玉を室内で育てるならMotoMのAkarina10 MAI10がおすすめ
苔玉を室内で育てたいなら、MotoMのAkarina10 MAI10を導入するのがおすすめです。
こちらは多肉植物やサボテンなどを育てる植物育成ライトで、苔玉もライトアップしながら育てることができます。
さらにLEDなので省エネかつ長寿命なのがポイントです。
苔玉や蘭にぴったりな木製のLED植物育成ライト(大)Akarina10 MAI10
Akarina10は、お部屋の中で多肉植物・サボテン・小物などをライトアップして楽しむLED植物育成シェルフ。鉢植えのサボテンでも水耕栽培サボテンでもどちらでも栽培可能です。人気の苔玉、鉢植えの小さい蘭もライトアップして育てることもできます。
まとめ
苔玉は球状のフォルムと成長した苔のコントラストが楽しめる植物です。
インテリア性が高く、誰でも簡単に作れるので手軽にエクステリアやインテリアとして楽しめます。
室内での栽培はおすすめできませんが、MotoMのAkarina10 MAI10であれば室内でも問題なく栽培できるのでおすすめです。