近年耳にする「女優ミラー」ですが、簡単にいうと照明付きの鏡のことです。
鏡で顔をみる時に光を照らすことで、メイクをしやすくなる特徴があります。
また、照明付き鏡は見た目もクリーンで上品なものが多いです。そのため、空間を演出する用途としても自宅で使われる方も多くいらっしゃいます。
機能面、見た目もヨシな「女優ミラー」ですが、さまざまなタイプがあります。
丸型などもありますが、今回は一般的なスクエア型に絞って見ていきます。メイクをするためはもちろん、姿見を想定したり、家族と使うことを想定した際などのために、サイズを全て表記いたしました。検討したいスペースとともに参考にしていただければと思います。
種類とともにおすすめ商品を1つずつ見ていきます。
ミラーとライト一体型モデル
ミラーの前面にライトが搭載されている一体型モデルです。高級百貨店やホテルで置かれているケースが多いようです。
ミラーと光がコンパクトにまとまったスタイリッシュなデザインで、上品な空気感を運んでくれます。
こちらのミラーは、小口防湿加工が施されています。つまり、水や湿気などによって発生する黒ずみやサビをできにくく綺麗な状態を維持してくれます。それにより、お風呂のすぐそばで湿気が溜まりがちな洗面所での使用も可能となります。化粧ルームでもメンテナンスが簡単になる嬉しいポイントです。また、曇り止めヒーター搭載のモデルもあり、加工に加え曇りをしっかりと抑えてくれるのであわせて検討してみてください。
こちらは、完全防水ではないため、お風呂の中など水が当たりやすい場所での設置はできません。
また、他の機能として手をかざすだけでライトのオンオフ切り替えが可能です。そのためミラーに触れることなく、指紋などで汚れずにクリーンさを保てます。
コンセントプラグから電源をとることができ、工事不要で設置していただけます。
購入前にコンセントの位置や壁がミラーの重さに耐えられるかなどを確認の上、購入しましょう。
ミラーライト 600×900ミリ 鏡正面 近接スイッチ 電球色 白色 MBK012R MBK013R
鏡の中にフラットに埋め込んだスタイリッシュなオリジナルミラーライト。ホテルなど施設にぴったりな大型サイズ600×900ミリ。鏡の正面にスイッチが付いて、手をかざすけで点灯消灯ができます。
間接光でミラーを照らすタイプ
ミラーの後に照明が設置されている間接光モデルです。ミラー背面から優しく光を放ち、見た目も抜群です。
太陽光(Ra100)に近いRa90のライトを採用し、自然光を想定したメイクが可能となります。
また、コンセントから電源をとれるため、特別な資格がなくとも設置できる点も嬉しいポイントです。
サイズは、W600mm×H900mm（MBK018-L・W）とW450mm×H600mm（MBK017-L・W）の2種類展開です。日本人男性の平均肩幅の約45cm、女性の約40cmと言われており、上半身を映すには十分な大きさです。それでいて大きすぎない設計で、使用場所の幅も広がります。
スクエア型のシャープな鏡はどこに置いてもサマになります。メイク準備もさることながら、見た目から検討してみても良さそうです。
ミラーのフレームから照らす近接タイプ
イタリア人デザイナーによる洗練されたフレームから照らすタイプを見ていきます。
6.6cmほどミラーより前に出ているフレームにはライトが搭載。それによりミラーを照らし、メイクや身だしなみチェックがしやすくなります。
フレーム自体は前に出ているのみで、ミラーを大きく使うことができます。
また、タッチ式でライトを点けたり消したりすることが可能な点も、近未来感があり嬉しいポイントです。
サイズはW600mm×H800mmとやや大きめな印象です。コンセントから電源をとるスタイルのため洗面台や化粧ルームほか、姿見としてリビングに設置しても良さそうです。
スタイリッシュでシャープなこのミラーならリビングの空間にもすんなりとなじみ、品を添えてくれそうです。
AVIOR フレーム内側から光る鏡 GBK026B 600×810ミリ
イタリアのデザイナーによるスタイリッシュなLEDフレーム付ミラーライト。フレームの内側にLEDを配し、シャープな印象を与えるデザイン。空間をよりスタイリッシュに演出します。※スイッチのデザインは実際の商品と異なります。スイッチは円形です。
高級感満載！便利なミラー×キャビネットモデル
キャビネットにミラーライトが搭載された便利で高級感のあるモデルを見ていきます。
高級感の理由は、LED発光部分がガラス裏にあることです。一般的なミラーライト型キャビネットだと、正面から見たときにLEDカバーのプラスチックの白いラインが見えてしまい、高級感がなくなってしまうケースがしばしばです。
無駄を省いたそのデザインは、光とともに高級感を演出してくれます。
でもメイクをするためには光の強さが重要です。JIS照度基準ではメイク作業に必要な明るさを300lx以上に推奨しています。ですが、このモデルはそれを上回る400lx※の明るさを備えております。
※ミラー正面から55cm離れた鉛直面照度。
棚の中は、自由に調整が可能で、化粧品や歯ブラシなど収納するものにあわせて変えていくことも可能です。
こちらもコンセント電源から給電するため、設置もスムーズです。
コンセント口も2口搭載されており、ドライヤーとアイロンなど、同時使いも可能です。
LED一体型ミラーキャビネット 曇り止めヒーター付き
LEDが組み込まれた鏡「ミラーライト」と収納家具の「キャビネット」が一体となった、MotoMオリジナルのLEDミラーキャビネット。十分な収納力で、乱雑になりがちな洗面周りをスッキリと魅せます。内蔵照明は前面発光と間接発光の2タイプそれぞれ一面鏡と三面鏡をラインナップ。自然光に近い色（4000K）のライトを備えメイクの確認に最適な前面光タイプと、温かみのある電球色（3000K）の光でパウダールームを優しく演出する間接光タイプがあります。
まとめ：【コンセント給電】シャープなミラーライト4選
さまざまなタイプのミラーライトを見ていきました。今回はスクエア型に絞って見ていきました。ほかにも丸いミラータイプのものや、ミラーごと前に引き出すことが可能なモデルとさまざまあります。
スクエア型に絞った理由としては、シャープなミラーライトを見ていくためです。比較的空間を演出しやすく、日常使いをしやすいものを選びました。
メイクをするだけでなく、もちろん日常使いをするためにも曇り止めヒーターや防湿加工、間接照明型で空間をも作るなど、さまざまな特徴のなかから、お部屋作りの参考にしていただけたらと思います。
