新築のレイアウトを考えるとき、6畳でどこまで活用できるのか悩みますよね。
広すぎる部屋は掃除も大変ですし、かと言って狭すぎても不満が出てしまいます。
家族構成によって必要な部屋数は変わってくるので、限られた空間をうまく活かせるようにご紹介していきます。
長く住み続ける家が快適に過ごせるように工夫していきましょう。
6畳の部屋ではどのようなコーディネートができる?
6畳の広さはどれくらい?
以前は畳数の基準となる畳のサイズが地域によって違ったため、物件を選ぶ際には注意が必要でした。
8.66㎡~10.94㎡と2㎡近く差が出てしまいます。
現在では不動産業において、1畳=1.62㎡と基準が統一されています。
なので、6畳は9.72㎡となり、正方形の部屋では1辺が4.86mとなります。
コンパクトハウスでは4.5畳の部屋も取り入れられることから、6畳あれば充分な広さが確保できることが分かります。
ひとり暮らしの物件としても人気のある広さです。
部屋の用途別アイデア
・寝室
6畳の広さがあれば、ベッドもシングルサイズからダブルサイズまで問題なく置くことができます。
コンパクトなサイドテーブルも置けるので、充電スペースや間接照明を置いて活用しましょう。
暗い中移動することが多い部屋なので、導線に物を置かないことが大切です。
家族で寝ることを考えてシングルベッドを2つ並べたい方は特殊な間取りでは置けない可能性もあるので、事前の確認が必須です。
置けた場合でも他の家具を置くのは難しくなりますが、ヘッドボード付きのベッドを選ぶことで、クリップライトや簡易的な棚を取りつけるなどのアレンジができます。
使えるところは有効活用していきましょう。
・子供部屋
小さいうちはプレイマットを置いてキッズスペースとして使い、小学校低学年で勉強部屋、大きくなったらひとり部屋など年齢に合わせて活用できます。
ベッドや勉強机、本棚などの大きな家具を置いてもゆとりがあり、将来的に子供の持ち物をすべて収納することになっても大丈夫な広さです。
子供が大きくなって家を出るまで、充分に使い続けることができるでしょう。
6畳あれば子供が家族連れで帰省しても、寝室として快適に使ってもらうことができます。
ゲストルームとして活かせるのもポイントです。
・リビング
リビングが6畳と聞くととても狭く感じてしまいますが、基本的にダイニングやキッチンが併設されます。
キッチン4畳、ダイニング4畳、リビングが6畳で合計14畳の部屋です。
決して広くはありませんが、テレビやソファ、テーブルなどは置けるので、4人家族でも充分なスペースが確保できます。
コンパクトな作りな分、家族の時間が共有しやすくなります。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
6畳の部屋を広く見せるコーディネートのポイント
欠かせないアイテムを決める
まずは必ず置きたい家具を決めましょう。
寝室ならベッド、子供部屋なら勉強机や収納棚、リビングにはソファなどメインとなるアイテムは家族構成やライフスタイルによって変わります。
そして、その家具は代用できないか、絶対この部屋に必要かを考えます。
外せないと判断したら家具選びや配置決めに移ります。
部屋を広く見せるためのポイントを抑えながら、コーディネートを考えていきましょう。
圧迫感をなくす
乱雑な部屋は視覚への情報が多く、無意識に脳を疲れさせる原因になります。
物を減らすのが1番ですが、殺風景な部屋では寂しいですよね。
インテリアを楽しむためにも、家具の置き方を意識してみましょう。
・床を見せる
床の見える範囲が広いとすっきりとした印象を与えてくれます。
まばらに家具を置くより、壁に寄せてスペースを作りつつ中央には余白をもたせましょう。
脚付き家具も取り入れると床との区切りがなくなるのでおすすめです。
ラグを敷きたいときは床になじむ色や、彩度の低い淡い色を選びましょう。
コンパクトなサイズだとインテリアのアクセントにもなります。
また、影になりやすい部屋の隅をライトで照らすと夜でも床を広く見せてくれます。
光の向きを意識して間接照明を置きましょう。
場所をとらないブラケットライトがあると壁や天井を照らして開放感が演出できます。
・部屋に余白をもたせる
部屋を広く見せるには壁の見せ方にも気をつけましょう。
収納家具には背面がないオープンシェルフやラックがおすすめです。
チェストを置きたい場合は脚付きのデザインを選ぶと抜け感を出すことができます。
また、壁の一面に家具を置きすぎないことも大切です。
片面に偏りすぎず、一面ずつ壁が見えるスペースを作れるように配置しましょう。
・膨張色のファブリックを使う
膨張色とは白や暖色系のオレンジや黄色、パステルカラーなどが含まれます。
物を大きく、空間を広く見せる効果があります。
逆の効果があるのは収縮色です。
よくファッションやメイクでも「締め色」と呼ばれるものがありますが、あくまでもアクセントとして使われることが多いです。
部屋の中でも存在感のあるベッドやカーテンの色が濃い色だと部屋に重みが出て、圧迫された感じが出てしまいます。
しかし、すべてを膨張色にするとぼやけた印象になってしまうので、適度に収縮色取り入れるとメリハリが生まれます。
おすすめはベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の割合です。
このアクセントカラーを収縮色にしてみましょう。
・窓はふさがない
大きな窓は日光が差し込み、部屋を明るくして開放感を与えてくれます。
外の景色が見えることで奥行きを感じる効果も。
少しでも遮られると影ができてしまうので避けた方がいいでしょう。
どうしても家具を置きたい場合は背面のない1段のカラーボックスくらいがおすすめです。
腰高窓がついている部屋は窓の下に配置をすると光をふさがずに広く見せてくれます。
・鏡を置く
身だしなみをチェックするのにも必要な鏡ですが、壁際に置いて室内を映すことで奥行きが生まれ、開放的な雰囲気を演出してくれます。
天井や照明が映るくらいの大きめのサイズだと視覚効果も高まります。
自然光や照明を反射させることで部屋の明るさもアップするので、埋め込みタイプのダクトレールを使って鏡をうまく活かすのもおすすめです。
兼用できる家具選び
部屋に置く家具を減らすためにも、兼用できるアイテムがあると便利です。
とくに小物はごちゃついてしまうので、収納場所はしっかりと確保しておきましょう。
棚上も使っておしゃれにディスプレイできるといいですね。
・低い家具
視線が遮られると圧迫感が出てしまうので、部屋の中心はとくに低い家具を置きましょう。
入口に立ったとき、部屋の奥まで見えるレイアウトが大切です。
ロータイプのベッドやソファは天井が高く感じられておすすめです。
デスクや背の高い家具を置きたいときは部屋の奥の壁際なら影響は少ないです。
・デッドスペースの活用
家具が増えると部屋を圧迫してしまいます。
必要な収納はデッドスペースをうまく活かしていきましょう。
ベッドの下はおすすめの収納スペースです。
床面は埋まってしまいますが、収納家具をひとつ減らせるなら影響は少ないです。
ヘッドボードがあるベッドなら、リーディングライトを取りつけて間接照明と兼用して使うのもおすすめです。
テーブルも収納付きのものを選ぶと、小物を隠せて部屋をすっきりとさせることができます。
壁もうまく活用しましょう。
壁面収納を取り入れて壁と一体化させ、収納家具を減らす方法もあります。
テレビやテレビボードを浮かせてスタイリッシュな雰囲気を作ることができます。
かわいい星のオーナメントがついたシーリングライト6・8・12畳用 LEDシーリングライト
シンプルなシーリングライトにかわいい星のオーナメントがつきました。部屋全体を照らせるので、子供部屋にぴったりです。かわいいだけではなく、使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。例えば、夜に勉強をする時は集中して作業を行いたい時は昼光色にして、明るさを強めて作業をしやすい空間をつくります。夜寝る前などリラックスする時に電球色にして明るさを落とします。
まとめ
6畳の広さがあればコーディネート次第で色んな部屋へのアレンジが可能です。とくに大切なのは家具と配置と壁の活用です。ここを抑えれば小物雑貨を使ってディスプレイを楽しむこともできます。素敵な家づくりの参考にしてみてくださいね。