直管形LEDランプは省エネで長寿命、しかも明るいという特徴から、家庭やオフィスの照明に広く使われています。しかし、その種類や使い方、間違った使い方が引き起こすリスクについて詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
本記事では、直管形LEDランプの基本的な知識から電源内蔵型と電源別置型の違い、さらに照明器具でよくある誤解まで解説します。また、我々が特におすすめする商品、MotoMの直管形LEDランプ40w形についても詳しくご紹介します。
この記事を通して、正しい知識を身につけ、直管形LEDランプ選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
直管形LEDランプとは?
直管形LEDランプは、直管形蛍光ランプの代替として広く使用されています。これらは主に天井の低い事務所、学校、店舗などで全般照明として利用されており、作業効率向上や商品販売促進などの目的に役立ちます。
直管形蛍光ランプはもともとその高いランプ効率と長寿命から幅広く使用されていましたが、近年のLED技術の進化により、それを上回るパフォーマンスを持つ直管形LEDランプが登場した結果、LEDランプは一気に普及し、多種多様な新製品が市場に出回るようになりました。
直管形LEDランプは3種類に分けられる
直管形LEDランプは、その形状や機能性から、多くの場所で活用されています。しかし、その種類は一見同じように見えても、実は3つに分けられます。
それぞれの特徴を理解し、適切なものを選ぶことが、快適な照明環境を作り出すための重要なポイントです。
ここでは、直管形LEDランプの3つの種類とその特徴について詳しく解説します。
安定器内蔵型で工事は必要
直管形LEDランプの中でも特に普及しているのが、安定器内蔵型と呼ばれるLEDランプです。このタイプは、その名の通りLEDと一緒に新しい安定器が内蔵されており、LEDの特性を最大限に活かしつつ、安全に利用することが可能なのが魅力です。
しかし、その反面、導入には手間と費用が必要となります。
具体的には、既存の蛍光灯用照明器具を取り外し、新たなLED用の配線をつなぐ工事が必要となります。
これらの工事は専門的な知識と技術が求められるため、プロの電気工事士に依頼することが一般的です。
定器別置型で工事は必要
定器別置型のLEDランプは、その名の通り安定器がランプから別置きされた形となります。安定器内蔵型と同じく、このタイプも高い安全性が評価されています。この方式のメリットとして、そのデザイン性が挙げられます。
定器が別置きになることで、LEDランプ本体の見た目がすっきりとし、スタイリッシュな印象になります。
さらに、安定器を別置きにすることでLED照明の放熱板部分が狭くなり、これがさまざまなメリットを生む原因となっています。その一つが、拡散PC部分が大きくなることです。
これにより、照射角度が広がり、より広範囲に光を提供します。これは、照明としての性能を高めるだけでなく、明るく広範囲を照らすことができるため、視認性が向上し、空間全体が明るく感じられるというメリットもあります。
器具一体型
器具一体型とは、照明器具、配線、そして安定器を全て一体化した直管形LEDランプの一種です。このタイプも安全性が高いとされています。
その理由として、既存の蛍光灯照明器具を全面的に新しい器具に入れ替えるという方法を採用していることが挙げられます。これにより、新旧の機器が混在することによる安全性の問題を回避できます。
しかしながら、この器具一体型にはいくつかのデメリットも存在します。その一つがコスト面です。LED照明器具本体の費用はもちろんのこと、工事費や交換に伴う旧蛍光灯照明器具の廃棄処分費も発生します。これらの費用は、他のタイプの直管形LEDランプと比較すると、一番高額になることが多いのです。
間違って使うと重大な事故に繋がる
直管型LEDランプと蛍光灯照明器具の組み合わせを誤って使用すると、重大な事故に繋がる可能性があります。
実際にあった事例として、リビングの天井灯で火災が発生したケースがあります。その原因は、ラピッド式器具専用の直管LEDランプが半導体式器具に誤って使用されたことでした。
また、ラピッド式器具専用の直管LEDランプがスタータ式器具に誤用されたことが原因での火災もありました。
これらの事故では、口金は合っていたものの、器具とランプの組み合わせが適切ではなかったため、火災に至ってしまったのです。
このような事故を防ぐためには、専門家の意見を求めることが重要です。
電源内蔵型と電源別置型の比較
内蔵型は、その名の通り、電源装置がランプ本体に内蔵されています。このタイプの最大の特徴は、本体が太く、重量が重いことです。しかし、その分、LEDの寿命が尽きた場合でも蛍光管の交換だけで済むというメリットがあります。
一方、別置型は電源装置がランプ本体から別置きされているタイプで、本体が細く軽量化されています。また、放射版が狭く設計されているため、照射面が広くなるという特徴があります。ただし、LEDの寿命が尽きた場合、別置の安定器ごと交換する必要があるため、工事が大がかりになる可能性があります。
つまり、メンテナンスの観点から考えると内蔵型が、光量や見た目を重視すると別置型が適していると言えます。
照明器具でよくある誤解
照明器具は、ランプ部分だけでついているわけではありません。
実は、内部の配線や安定器といった部品が大きな役割を果たし、これらの部品が消費されることで明るい光を生み出しています。
これを知らずに「古い安定器に新しいLEDをつける」といった行為をすると、危険を伴う可能性があります。新旧の部品が適合しない場合、照明器具が正しく動作しなかったり、最悪の場合火災を引き起こすこともあります。
また、商品パッケージに「工事不要」と書かれているからといって、それが全ての状況に適合するわけではなく、「使用可能」と「安全」は必ずしも同義ではありません。
特に既存の設備に新しい照明器具を取り付ける場合は、注意が必要です。このような誤解が、後々のトラブルやリスクを生む原因となり得ます。
MotoMの直管形LEDランプ40w形がおすすめ
直管形LEDランプの中でも、特におすすめなのが、MotoMの直管形LEDランプ40w形です。ここでは、MotoMの直管形LEDランプ40w形を選ぶメリットを詳しく解説していきます。
MotoMは55年以上の歴史と実績がある
MotoMは、1966年創業のオリンピア照明の自社ブランドとして、半世紀以上にわたり照明メーカーとしての地位を築いてきました。新潟工場と海外工場(上海・ベトナム)で生産される照明器具は、住宅、店舗、施設など、さまざまな場所で使用されています。
一貫した品質管理のもとで生産されるMotoMの製品は、大手照明ブランドの商品として数多くのお客様に愛用されてきました。その中でも直管形LEDランプ40w形は、省エネ性と長寿命性を兼ね備えた信頼の一品として評価されています。
このような背景を持つMotoMの直管形LEDランプ40w形は、その性能や安全性だけでなく、製造元の信頼性という面からも高く評価されています。
長年にわたる照明器具の製造実績と、その結果生まれた信頼性が、MotoMの直管形LEDランプ40w形をおすすめする最大の理由となっています。
照明知識が豊富なスタッフによるサポートを受けられる
照明器具選びで迷うこと、ありませんか?難解な専門用語、種類の多さ、それぞれの特性…。そんな時は、照明知識が豊富なスタッフに相談してみてはいかがでしょうか。
MotoMでは、お客様一人ひとりのニーズに対応できるよう、照明器具に関する豊富な知識を持ったスタッフがサポートさせていただきます。
例えば、当社のおすすめ商品である直管形LEDランプ40w形についても、その特長や適用場所、取り扱い方法など、詳しくご説明いたします。
無料見積もりの提案を貰える
MotoMでは、顧客のニーズに合わせて提案を行います。設置する場所や使用状況によっては、必要な光量や設置数が変わります。
お客様のご要望に合わせて柔軟に対応することが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ:直管形LEDランプの特徴とおすすめ商品
本記事では直管形LEDランプの特徴から、その種類や誤用による危険性、それぞれの型の比較、そしてよくある誤解について詳しく解説しました。
これらの情報を直管形LEDランプ選びの参考にし、最適な照明環境を作り上げてみてはいかがでしょうか。