照明として明るく照らすことはもちろん、限られたスペースのなかでもおしゃれなものを選びたいと考えている人もいるのではないでしょうか。照明を床に設置すると空間が狭くなってしまいがちな、廊下や階段・トイレなどのスペースや寝室でもスタイリッシュな印象に見せたいと、壁に取り付けるライトを選ぶ人もいます。空間演出もしやすく用途に合わせてアレンジしやすい点も、壁に取り付けるタイプのライトの良さといえます。壁に取り付けるおしゃれライト3選を紹介していきたいと思います。
■壁に取り付けるライトの違い
壁に取り付けるライトというと「ブラケットライト」や「ウォールライト」などの種類を耳にすることがあると思います。いずれも同じ壁に取り付けられる照明」のことを言います。家のなかでは、浴室で多く使われているものになり壁に取り付けて、浴室全体を温かな光で照らしてくれます。狭い空間や補助的な照明として使われることも多く、玄関に取り付けている家も多く見かけます。寝室の照明として使って空間演出に使うこともあります。一般的には目線よりも高い場所に設置して明るく照らしてくれますが、足元に設置してフットライトとして使われることもあります。暗いタイプを選べば、常夜灯としても使えるので場所を問わずに活躍してくれるのも特徴です。屋外に取り付けるブラケットライトを選ぶ時は防水仕様になっているものを選ぶと安心です。
■おしゃれな壁ライトを選ぶ時のポイント
おしゃれなブラケットライトを選ぶときに、いくつかポイントがあります。照明は部屋の雰囲気を決める重要なインテリアでもあるからこそ、ポイントをしっかりと押さえましょう。
・事前に取り付け工事が必要かどうか確認する
ブラケットライトは、ほとんどが取り付けのための”工事必須”のタイプになります。簡単に取り付けができるコンセントタイプのものもありますが、種類やデザインは少なくなります。工事が必要なブラケットライトの場合、これから新築する人や、もともと配線がついている場合におすすめします。コンセントタイプのものは、自分で設置できるので周辺にコンセントがあるかどうかを確認するようにしてください。工事が必要になるタイプかどうかを確認したうえで、壁ライトの購入を検討するようにしてください。
・部屋のインテリアとマッチしているか
ブラケットライトは壁に取り付けるため、周囲のインテリアとの相性がマッチしているかどうかも確認しておきたいところです。日本の住宅の多くの壁は白が基調となっているため、何も飾っていない状態だと寂しく感じることも少なくありません。ブラケットライトは壁のインテリアそのものになりますし、実用性も期待できます。もともと装飾的な用途もあるので、派手なデザインのものもありますし、レトロ調なものも見かけます。素材の種類も多く、シェードと呼ばれるガラス製のものを使い光を拡散させる方法もあります。柔らかい素材の布製のものを選ぶ方法もあります。取り付けるだけで華やかな雰囲気を演出できます。
・電源を確保できる設置場所かどうか
ブラケットライトでコンセント式を使うときは、電源が近くにあり届く範囲かどうかを確認しましょう。電源が遠いとその分、延長コードを使うことになり目立ってしまいます。また、工事はしたくない、電源が近くにないときは充電式のブラケットライトを選ぶ方法もあります。なかには太陽光で充電できるものもありますが、もともとの数が少ないので選べるデザインの幅も減ってしまいます。ブラケットライトを選ぶときに、何を重視するのかによって、決めるようにしてください。
■壁ライトをおしゃれに魅せるコツ
壁ライトをよりおしゃれに見せるためのコツを紹介します。
ただ壁につけるだけじゃなく一工夫入れて空間演出するのもおすすめです。
・光の照らし方にこだわる
壁ライトによっても、光の当て方による違いがあります。例えば、直接照らしたい場所に向かって使うのが「直接光タイプ」になり、テーブルの上から手元を照らすように使うこともあります。部分的な照明に使えるので、場所を選ばずに設置できる良さも期待できます。光を直接あてるのではなく、天井や壁に反射させる「関接光タイプ」もあります。部屋全体をぼんやり照らしてくれるので、落ち着いた雰囲気で優しい光を放ちます。光の照らし方にこだわると同じブラケットライトでも印象を変えることができます。
・電源ケーブルはDIYで隠す
ブラケットライトを使うときにコンセント式だと、電源ケーブルが目立ってしまうことがあります。無機質な印象にも見えてしまうので、できるなら一工夫して隠すのをおすすめします。おしゃれなケーブルカバーを購入して電源ケーブルに取り付けてしまう方法もあります。電源ケーブルの前にちょっとしたインテリアを置いて見える範囲を少なくするのもいいと思います。そのままになっていると、せっかくおしゃれな照明でも印象が変わってしまうので気を付けてくださいね。
・2個並びで雰囲気作り
ブラケットライトを設置するときに、あえて2個並びにする方法もあります。1個だけだとシンプルな仕様になってしまいますが、2個並べるだけでインテリア性も高まりいい雰囲気を作ることができます。数を増やすのも、壁ライトをおしゃれに見せるポイントです。
内玄関をおしゃれに照らす スフィアシリーズ 球状ランプΦ65mmが3灯ついたブラケットライト
コンパクトでミニマルな直径6.5センチ球状の乳白フロストガラスより、やわらかな灯りを発し空間をリズミカルに演出するブラケットライト。天井や壁の色に合わせて、ベース部分を黒か白のどちらかお選びください。
■おすすめのおしゃれな壁ライト
・【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ100mm ブラケットライト MBK034
シンプルなデザインと球体なのがかわいいブラケットライトです。部屋のなかの雰囲気が柔らかい印象に仕上がるのも特徴です。優しい光が照らしてくれるので、ゆったりと過ごす寝室や、玄関に設置しておしゃれ空間を演出してみましょう。お月様みたいでかわいらしいデザインの照明です。
【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ100mm ブラケットライト MBK034
内玄関・廊下・階段のポイントになるブラケットライト。新築・リフォーム・店舗照明として人気がある商品です。
・【スフィアシリーズ】 球状ランプΦ65mmが2灯ついた ブラケットライト MBK036W(B)-2
球状のランプが2つついているタイプです。単体で使うよりも多灯で設置するだけで格段に華やかになりますし、おしゃれな空間を作れるようになります。小さいながらも十分に存在感があります。シンプルで設置する場所を選ばずに使えますし、リビングや寝室など少し広い部屋で使う照明としてもおすすめです。白と黒のどちらを選ぶのかによっても変わりますが、空間を引き締めたいのであれば黒ですし、優しく馴染む雰囲気であれば白です。
球状ランプΦ65mmが2灯ついた ブラケットライト MBK036W(B)-2
ミニマルな直径65mmの乳白フロストガラスにより、やわらかな灯りを発する「スフィアシリーズ」の壁面ブラケットライトです。お好みに応じて縦横、どちらの向きにも設置していただけるので、居室空間にあかりのリズムが生まれます。
・ビンテージテイスト クリアガラス LED一般クリア電球 1灯 ブラケットライト GBK002
クリアガラスでアンティーク調のブラケットライトです。真鍮古美メッキを使用しているので落ち着いた雰囲気もありますし、ヴィンテージものならではの深い味わいも感じられます。ライトはLEDですが、白熱電球のような見た目にしてヨーロッパのカフェ風に仕上げているのもポイントです。設置するだけでおしゃれなカフェのような見た目になります。
ビンテージテイストのブラケットライト
落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアガラスセードがポイント。ビンテージテイストのセードが、程よいヴィンテージ感を演出します。壁に設置するライトで、電気工事が必要です。
■まとめ
壁に取り付けるライトは、部屋のインテリアとして合うものを選ぶようにしてください。デザインも豊富ですし、取り付け方や照らし方によっても使い分けできます。限られた空間でも照明を使っておしゃれな雰囲気にできるからこそ、ブラケットライトを使いこなしてみてくださいね。