インテリアに一工夫加えて、自分だけの特別な空間を作り出すのはいかがでしょうか?
その一工夫としておすすめなのが、フロアスタンドです。特に、シンプルで自然素材を活かした北欧風のスタイルは、落ち着いた上質な空間を作り出すのにぴったりです。
しかし、フロアスタンドの選び方や配置の仕方によっては、その可能性を十分に活かせないこともあります。ここでは、フロアスタンドを選ぶ際のポイントや、北欧風の雰囲気を効果的に演出する方法について詳しく説明します。
本記事を通して、フロアスタンドを使った北欧風のインテリア演出について、理解を深めていただければ幸いです。
3か所ある自在器で灯部・アーム部分をマルチに動かせるフロアスタンド[MST08]
アーム部分に3か所ある自在器によって照射部分を調整できるため、必要な場所を明るく照らすことが可能です。作業用としてだけでなく、空間を照らすアッパーライトとしても使うことができます。自在器は堅労性に優れた部品でアームを保持し、ベース部分は可動域内であればアームをどんな角度にしても倒れないように設計。 金属の表面に細い研磨ラインを入れ、金属の質感を際立たせより美しくみせるヘアライン仕上げを施しています。
目次
北欧風のスタイルを演出するフロアスタンドとは?
フロアスタンドは、自立型の照明器具として床上に設置できる特性を持っています。
これはフロアランプ、フロアライト、スタンドライトなどとも呼ばれることがあります。
主に部屋の隅やテーブルの脇、ベッドの周囲などに置かれることが一般的で、その配置により全体照明とは異なる、より個性的な照明効果を生み出すことが出来ます。
フロアスタンドはコンセントタイプであるため、特別な工事を必要とせず、電源さえあれば簡単に設置することができます。
これにより、日々の気分や用途に合わせて簡単に場所を移動させることができ、その都度異なる雰囲気を楽しむことが可能になります。
しかし、ただ単に照明器具であるだけではなく、フロアスタンドの選び方や配置によっては部屋の雰囲気を大きく変えることも可能です。
北欧風の雰囲気を演出するフロアスタンドの選び方
フロアスタンドの選び方について深く掘り下げていきましょう。
一見すると、何を基準に選べばよいかわからないかもしれません。しかし、フロアスタンド選びには、いくつかの重要なポイントが存在します。
ここでは、それらのポイントを詳しく紹介していきます。
照らす場所や範囲で選ぶ
フロアスタンドの選び方は、その使用目的や照らす範囲によって大きく分けられます。
例えば、読書や作業をするための照明として使用する場合は、下向きに光を放つものが適しています。この場合、シェードが付いているタイプがおすすめです。
シェードは光をやわらかく散らし、目に優しい環境を作り出します。また、暖かみのある色温度の光は、就寝前の休憩タイムにも最適です。
一方、部屋全体を広く照らすための間接照明として使用する場合、上向きの照明が適しています。これは、光を天井に反射させて部屋全体をやわらかく照らす方法で、バーやレストランなどでよく見られる照明手法です。
デザインで選ぶ
基本的なデザインタイプについて解説します。
シェード型は、その名の通り電球を覆う笠(シェード)が特徴的なデザインです。笠が下に開いているため、読書灯としてや仕事用のライトとして使い勝手が良いです。また、シェードに透過性の高い素材を使うと、周囲に光が漏れて、間接照明としても使えます。
トーチ型は、シェード型の逆で、笠が上に開いています。このため、天井を照らし、光が直接目に入らないため、間接照明としてやんわりとした明るさになります。
スポットライト型は、支柱についた電球の角度を自由に変えられるタイプで、ピンポイントで照らす直接照明として使えます。また、天井に向けることで間接照明としても活用できます。
グローブ型は、光源全体を透過性のカバーで覆っており、カバーの素材によって独特な雰囲気を出すことができます。和室にも合わせやすい低めのデザインが多いです。
バーライト型は、スリムなフォルムが特徴の棒状のライトで、狭いスペースにも配置しやすいです。棒全体が光るため、壁を柔らかく照らします。
これらのデザインを理解し、自分の部屋の雰囲気や使用目的に合わせてフロアスタンドを選ぶことが大切です。
重さで選ぶ
重さはランプの安定性や移動のしやすさに大きく影響します。
例えば、掃除の頻度が高い、または子供がいる家庭では、軽いものを選ぶことで移動が容易になります。気分や状況に合わせてランプの位置を変えたい人にとっても、軽いランプはおすすめです。
しかし、場所を固定して使いたい、ペットや子供がいて倒れやすい環境の場合は重さを持ったランプが安定性を保つのに役立ちます。特に、全体的に重さがあり、背が低いタイプのランプは、倒れにくく安全性が高まります。
また、シェードの選択にも注意が必要です。布やアクリル樹脂などの軽い素材が適しています。これらの素材は、ランプ全体の重さを軽減し、また破損のリスクも低くなります。
1台で2方向を照らせるフロアスタンドライト[MST09]
灯部が2つあることにより、様々な空間演出が可能。一方は机上やソファ横などを照らし、もう一方は灯部を上に向け空間を照らすアッパーライトとして使用するなど、1台の照明で同時に2つの使い方ができます。
北欧の雰囲気をフロアスタンドで演出するには?
北欧らしいシンプルで温かみのある空間を作り出すには、フロアスタンドが大いに役立ちます。しかし、ただランプを置くだけでは、北欧スタイルを作り出すのは難しいかもしれません。
ここでは、北欧の雰囲気をフロアスタンドでどのように演出するかについて詳しく解説します。
照明を複数組み合わせて使う
フロアランプを一つだけではなく、複数使いすることで、より心地よい空間を演出することが可能です。光の強弱や方向性を変えることで、空間に立体感を出すことができ、より一層のリラクゼーション空間を演出できます。
北欧の人々は、シーリングライトよりもフロアランプを好む傾向にあり、その理由は、必要な場所だけを照らすことで、心地よい照明環境を作り出すためです。
読書をする場所や、ディスプレイコーナーなど、照明を必要とする場所にフロアランプを配置することで、不必要な電力消費を抑えるとともに、心地よい空間を作ることができます。
また、このような考え方は、環境への配慮からも生まれています。必要な場所だけを照らすことで、電力の無駄遣いを防ぎ、地球環境にも配慮することができます。
部屋の隅にフロアスタンドを配置する
部屋の隅にフロアスタンドを設置することで、一般的な照明では照らし切れない暗い部分を照らし出し、部屋全体の明るさを増すことができます。
また、光が壁面に当たるように調節すると、光が壁を伝わり、部屋全体に広がることで、部屋を広く見せる効果が期待できます。
さらに、光の当たり方を調整することで、部屋の雰囲気を自由に変えることができます。例えば、壁の一部を強く照らすことで、その部分を強調し、インテリアの一部として活用することも可能です。逆に、部屋の全体を優しく照らすことで、落ち着いた雰囲気を作り出すこともできます。
低めの位置から照らす
低い位置から部屋を照らすことで、落ち着いた雰囲気を作り出すことが可能です。
日が暮れて太陽が地平線に近づくと、その光は低い位置から差し込んできます。
これは、活動的な日中が終わり、落ち着いた夜が訪れるということを示しています。
そのため、この原理を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を作り出すことができるのです。
まとめ:フロアスタンドで北欧風のスタイルを演出しよう
本記事では、インテリアに一役買うフロアスタンドについて詳しく解説しました。
フロアスタンドは、その単体で部屋の雰囲気を大きく左右するだけでなく、他のインテリアアイテムとの組み合わせによっても異なる表情を見せるため、選び方一つで部屋の印象が大きく変わります。
特に、北欧風のスタイルを好む方にとっては、シンプルながらも存在感のあるフロアスタンドの選び方により、より一層その雰囲気を引き立てることができます。
本記事が、フロアスタンド選びの参考になれば幸いです。自宅のインテリアにこれらのアイデアを取り入れて、自分だけの素敵な空間を演出してください。