シーリングライトとは、天井に直接設置する照明器具です。部屋の中でも最も高い位置である天井から光を広げるため、部屋全体を明るくしてくれます。乳白色のカバーがついた丸い形状のデザインは昔からある一般的なスタイルですが、現代では側面に色がついていたり雲型などユニークな形状をしていたりと、おしゃれなデザインのものも増えてきました。
シーリングライトは広範囲を明るく照らすことに長けている照明ですが、12畳の広い部屋にはシーリングライト一つだけで事足りるのでしょうか?シーリングライトには「◯畳用」などと表記がされているので、その表記の通りに選べばよいのでしょうか?
今回はそのようなシーリングライトを選ぶ際の疑問を解決するために、部屋の広さに合った照明(シーリングライト)の選び方について解説していきます。併せて弊社MotoMおすすめの12畳用シーリングライトも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
12畳の広い部屋に適したシーリングライトの適用畳数とは?
照明器具にはそれぞれに「◯畳用」などと適した部屋の広さが表示されています。これは、社団法人日本照明器具工業会が公開している「住宅用カタログにおける適用畳数表示基準」に基づくものです。「この広さの部屋には、これくらいの明るさの照明がよい」という基準が示されています。
明るさは、光の量を示すlm(ルーメン)という単位で表示されます。
適用畳数 | 基準定格光束 | 定格光束の範囲 |
4.5畳 | 2700lm | 2200〜3199lm |
6畳 | 3200lm | 2700〜3699lm |
8畳 | 3800lm | 3300〜4299lm |
10畳 | 4400lm | 3900〜4899lm |
12畳 | 5000lm | 4500〜5499lm |
14畳 | 5600lm | 5100〜6099lm |
社団法人日本照明器具工業会ガイドA121:2023に基づく
シーリングライトを選ぶ際は、畳数表示を見て部屋の広さにあったものを選ぶとよいです。畳数表示がない場合は、明るさ(ルーメン)の表示を見て部屋の畳数に合ったものを選ぶようにしましょう。
12畳の広い部屋には12畳用のシーリングライトだけでいい?
シーリングライトは部屋全体をまんべんなく照らすため、基本的には適用畳数に対応したものをつければ問題ありません。
ですが、12畳の部屋といっても、子供部屋や寝室のような個室なのか、リビングダイニングのような繋がりのある空間なのかなど、部屋の形状や用途によっては12畳用のシーリングライトだけでは空間を十分に明るくすることができない場合があります。
では、そのような場合はどのように対処したらよいのか、詳しく紹介していきます。
ワンランク上の畳数のものを選ぶ
シーリングライトを選ぶ際は基本的には部屋の広さにあった適用畳数のものを選べばよいですが、同じ畳数表示でも規格には幅があります。また、部屋の壁やカーテンの色・素材などでも明るさの感じ方は変わります。
そのため、8畳の部屋に10畳用の照明器具をつけるなど、ひとつ上の畳数のものを選んで、普段は調光して使うという選び方をしてもよいです。
部屋の隅にフロアライトを置く
12畳の部屋の中央に12畳用のシーリングライトをつけたとしても、部屋の形状が細長かったりすると部屋の隅まで十分に明かりが届かない場合があります。部屋の隅が暗いと感じる場合は、部屋の隅にフロアライトを置くとよいです。
フロアライトは照明自体が自立しており、コンセントで繋いで利用できる照明器具です。そのため電源が届く範囲であれば部屋のどこへでも簡単に設置することができます。
フロアライトを部屋の隅に置くと照明の光が壁に当たって反射し、間接的な光を広げることで部屋を広く見せる効果もあります。また、デザインもおしゃれなものが多いため、シーリングライトだけの殺風景な部屋をおしゃれに見せてくれます。
ダイニングテーブル上にはペンダントライトをつける
12畳の空間にダイニングがある場合は、シーリングライトだけではダイニングテーブル上に十分な明かりが届かない場合があります。そのような場合は、ダイニングテーブル上にペンダントライトをつけるとよいです。
ペンダントライトは天井から吊り下げる照明器具で、シーリングライトのような天井照明よりも低い位置に光源がくるため、ダイニングテーブル上を明るく照らすのに役立ちます。また、デザインもおしゃれなものが多いため、シーリングライトだけの殺風景な部屋をおしゃれに見せてくれます。
デスクにはデスクライトを置く
子供部屋や書斎など、デスクで作業をするような場合はシーリングライトだけでは手元が暗く感じることが多いです。部屋の中央にシーリングライトがついているだけだと、部屋の壁に沿って置かれたデスクに座ると自分の陰でデスク上が暗くなってしまいます。そのため、デスクにはデスクライトを置くとよいです。
デスクライトはデスク上に置くタイプやクリップやクランプでデスクの縁に取り付けるタイプがあります。デスク上をデスクライトで明るく照らすことで、目が疲れにくくなり、集中力も高まります。
12畳用のシーリングライトを探しているのなら、MotoMの12畳用シーリングライトがおすすめ!
弊社MotoMでは12畳用のシーリングライトを取り扱っているので、いくつか紹介します。
『小国和紙 LOG(ログ)LEDシーリングライト MCL012-WA(12畳用)』
こちらは、小国和紙を使用した和風な雰囲気の12畳用LEDシーリングライトです。こちらの商品は、セードの側面に新潟県長岡市で作られている伝統工芸「小国和紙」を使用しており、点灯すると和紙の風合いからやわらかな光が、ほんのりとやさしく広がります。セードの底面は丸太の年輪のような模様がデザインされており、和風のお部屋はもちろん、和モダンや木を取り入れた洋室にもぴったりです。
また、10段階の調光と5色切り替えの調色機能があるため、利用シーンに合わせた好みの明るさに調節することができます。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。
『LOG(ログ) LEDシーリングライト MCL012(12畳用)』
こちらは、洋風のお部屋におすすめなノーマルタイプのLOG(ログ)シリーズの LEDシーリングライトです。こちらは布セードになっており、カラーはリーフグリーンとグレージュの2カラーがあります。6畳用・8畳用・12畳用があるので、部屋の広さに合わせてお選びいただけます。
また、通常モードで10段階、常夜灯モードで7段階に明るさを切り替えられる調光機能に加え、5色切り替えの調色機能が備わっており、シーンに合わせた最適な明かりを届けます。
他にも、消灯10分前から徐々に暗くなって自動消灯するスリープタイマー機能や照明の点灯・消灯を自動で繰り返す留守タイマーといった便利な機能が搭載されています。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
まとめ
今回はシーリングライトを選ぶ際の疑問を解決するために、部屋の広さに合った照明(シーリングライト)の選び方について解説しました。
シーリングライトは部屋全体をまんべんなく明るく照らすことができるので基本的には部屋の広さに合った適用畳数のものを選べばよいですが、明るさが足りない場合はペンダントライトやフロアライトなどの他の照明と組み合わせるとよいです。
弊社MotoMでもシーリングライトを取り扱っているので、気になる商品がありましたら、ぜひ弊社ホームページにお立ち寄りください。