旅行先でホテルに泊まると、旅の疲れも癒されほっと気持ちが安らぐことがありますよね。洗練されたインテリアで生活感のない空間が、ゆったりとくつろぐための必要条件なのかもしれません。自宅をホテルライクなお部屋にすれば、毎日が快適に過ごせそう!と思われる方も多いのではないでしょうか。ホテルライクなお部屋を目指すなら、ぜひランプを置いて空間を演出してみましょう。
目次
ランプを置いてホテルライクなお部屋に!:置き型のランプが雰囲気を出す
ホテルライクなお部屋にはランプが欠かせません。お部屋全体を均一に明るく照らす照明もよいですが、気持ちを安らげるためには間接照明を使用したほうが温かみのあるお部屋になります。間接照明は壁際に置いたフロアライトやテーブルの上に置くテーブルランプがおすすめです。ランプは置いた周辺を照らすこともできますが、それと同時に壁も照らし、壁に反射した光がぼんやりと明るくなって、お部屋に陰影を作ります。このような優しい光を照らす場所はシンメトリー(左右対称)に設置すると、よりホテルのような上質な空間が演出できます。
ランプを置いてホテルライクなお部屋に!:電球色がおすすめ
お部屋の壁に陰影を作り、リラックス感を演出する間接照明は電球色がおすすめです。
電球色とは、太陽の光で例えると夕日のようなオレンジ色で温かみのある光の色のことです。明るさは抑えめで、落ち着きがある光なのでホテルライクなお部屋にぴったりです。電球色の色温度は2800~3000K(ケルビン)と表記されます。昼白色とは、太陽の光で例えると昼間の明るい光のような自然な白い色の光のことです。昼白色の色温度は5000~5500Kと表記されます。色温度が低い数字だと暖色系で落ち着いた色味になり、色温度が高い数字だと明るく青白い色味になります。昼白色の照明を用いるなら書斎やリビング、洗面室などがよいでしょう。ホテルライクなお部屋にするなら、電球色の間接照明を複数用いると雰囲気がよくなります。シーリングライトも調光タイプなら電球色にして、間接照明を併用するとホテルのような印象がつくれますよ。
■木と金属のツートン LEDテーブルランプ
こちらは金属部分と木目部分がツートンになっているおしゃれなテーブルランプです。アーム部分は角度調整できるため、卓上で読み書きする際に手元を明るく照らすことができます。LEDなので長寿命かつ省エネルギーで使用できます。カラーは白木ナチュラル/サテンニッケルメッキと木製ダークブラウン/ブラッククローム仕上げの2色から選べ、どのようなお部屋にも似合うデザインです。電球色の明かりでやさしく手元を照らせて、さらに水耕栽培も可能です。小さな葉物野菜やインテリアグリーンを卓上に置いておけばリラックス感も演出できますよ。
木と金属のツートン LEDテーブルランプ
LEDテーブルランプは木のぬくもりが感じられる木目の美しさと高級感漂うサテンニッケルメッキ・ブラッククローム仕上げの金属との2トーンでお部屋の雰囲気を引き立てます。色は白木ナチュラルと木製ダークブラウンの2色です。
ランプを置いてホテルライクなお部屋に!:アートを飾る
素敵なホテルには壁面に絵画や写真などアートが飾られていることが多いです。お部屋にもアートを取り入れてみると、アイキャッチにもなりおしゃれな空間が演出できます。どのようなアートを飾るのかは、趣味に関係するものやお部屋のイメージに合う色合いのものなど好みで選んでもよいですが、統一感のないアートを複数飾りすぎると印象が悪くなりやすいので注意が必要です。失敗しにくいアートの選び方は、家具やカーテン、クッション、ベッドシーツなどに使用している色合いのアートを選び、フレームは家具やお部屋の梁などの木部と同じ色合いの素材に統一するとよいです。統一感があるとお部屋に馴染みやすく、高級感も出てホテルらしい雰囲気がつくれます。季節やイベントにあわせて定期的にアートを入れ替えてもよいですね。
ランプを置いてホテルライクなお部屋に!:高さを統一させる
家具の高さが高いものと低いものがバラバラと置かれた部屋は、段差が多く感じられて落ち着かない印象になります。ホテルライクなお部屋にするなら、壁面に寄せた家具はできるだけ高さを統一させましょう。例えばテレビボードとキャビネットや、テレビボードとデスクなどを壁際に横並びに設置している場合は全て同じ高さにすると、すっきりとまとまって見えます。注文住宅を建てる場合は、テレビボードと一体型のキャビネットやデスクを造作して壁際にぴったりと設置できるようにするとホテルの部屋のように演出できますよ。造作家具の横幅がかなり広くなってしまう場合は、奥行きをコンパクトにすると部屋の圧迫感が減り、動線がとりやすくなります。造作家具が作れない場合はセミオーダーできる家具もあるので、家具を設置したいスペースをしっかり確認して探してみるとよいですね。
ランプを置いてホテルライクなお部屋に!:ベッドにこだわる
ホテルといえば、ふかふかの分厚いマットレスときれいに整えられたベッドメイクを連想する方も多いのではないでしょうか。リビングやダイニングはどうしても生活する時間が長く物があふれてしまいがちなので、ホテルライクなお部屋にするのが難しい場合もあるでしょう。その点、寝室は寝る前と起きた後に過ごす部屋なので物があふれにくく、比較的ホテルライクなお部屋づくりがしやすい場所です。まずは自己満足できるホテルライクな寝室をつくってみてはいかがでしょうか。ホテルのような厚みのあるマットレスと、高級感のあるベッドフレームを設置するだけでも印象が変わりますよ。ベッド周りにはクッションを多めに置き、リネンはシンプルな無地のデザインにします。リネンの素材は綿やシルクなど、天然素材のものを使用すると吸水性や通気性がよいためおすすめです。
■ショートボディ リーディングライト 角型
こちらはモトムオリジナルのベッドのヘッドボードに取り付けるリーディングライトです。LEDライトでコンパクト、寝る前の読書に手元を明るく照らすことができます。ライトの角度を回転320°、垂直90°まで調整できるので照らしたいところに向けることも可能。光は広範囲に広がらず、隣で就寝している人がまぶしくないよう配慮できます。カラーは黒色塗装、ニッケルメッキつや消し、ブロンズメッキの3色から選べます。どれも落ち着いたシックな色合いなので、ホテルライクなベッドフレームにぴったりです。リーディングライトを取り付けるとワンランクアップした寝室が演出できますよ。
ショートボディタイプ 読書灯 MBK023
特定の箇所を照らせるから心地よく作業できるリーディングライトとは、ベッドのヘッドボードに設置する照明でワンランク上のベッドルームを演出するのにのにぴったりです。上質な質感とお部屋との合わせやすさを重視してデザインしました。
ランプを置いてホテルライクなお部屋に!:カーテンはすっきりと
ホテルライクなお部屋にするなら、カーテンは柄ものを選ばず無地でシンプルな生地にするとコーディネートしやすくなります。色はお部屋のイメージにあった落ち着いた色が好ましいです。例えば、ダークブラウンの家具を基調としたお部屋なら、無地のベージュや落ち着いたオフホワイトなどで主張しないすっきりとした印象のカーテンを選ぶとよいです。壁やカーペットなどをグレーで統一しているなら、同じく透け感のあるグレーのカーテンや、アクセントとしてネイビーのカーテンにするなど同系色もしくは落ち着いたトーンの色でまとめると高級感が出ます。窓が大きく広い範囲に取り付けるなら、ロールスクリーンという生地を機械で巻き取るタイプのものにすると、カーテンのようにサイドで生地を束ねたときの重みが出ずスッキリと収まります。また、カーテンを取り付ける位置を窓枠より天井に近い位置につけると、縦のラインが強調されてホテルらしい非日常感を出すことができます。
ランプを置いてホテルライクなお部屋に!:生活感を出さないように工夫する
ホテルは普段の生活空間ではないため、無駄な生活雑貨がなく整然としています。生活感の出るものが目に見える場所に置かれていると、雑然とした印象となり、スタイリッシュでホテルライクなお部屋とはほど遠くなってしまいます。まずは生活感のあるものを断捨離するか、必要なものは隠すように収納してしまいましょう。扉付きの収納棚を使用したり、リビングなどに一時的に置いてしまうものは蓋つきのボックスに入れるなどして見えないように工夫すれば整然とした空間をつくることができます。家電の配線類もごちゃごちゃとした印象を与えやすいので、すっきりと束ねておいたり、配線ごと見えないよう隠す収納にしたりするとよいでしょう。商品のパッケージも生活感が出やすいので、洗面室の洗剤やソープ類はラベルを剥がしてシンプルな状態にしておくと見た目がきれいになります。専用のボトルケースも販売されているので、おしゃれなボトルケースに詰め替えるのもよいですね。
まとめ
ホテルライクなお部屋づくりは、生活感を抑えて、インテリアコーディネートに統一感があると成功しやすいです。キッチン周りやリビングなどは特に生活感が出やすいスペースなので、まずは寝室などの省スペースからお部屋づくりを始めてみるとよいでしょう。インテリアは比較的シンプルなデザインのもので統一するので、どんなお部屋にも取り入れやすいですよ。家がまるでホテルのように心地よく過ごせると毎日帰ってくるのが楽しみになりそうですね。