通販での照明選びは一見難しそうに思えますが、正しいポイントを押さえれば失敗する可能性を低くできます。この記事では、オンラインでの照明選びにおいて重要な5つのポイントに絞って紹介していきます。
目次
通販で失敗しない!照明選びの5つのポイント|①配線のタイプを確認する
照明を通販で選ぶ際、配線のタイプを正確に理解することは非常に重要です。主にダクトレールタイプと引掛けシーリングタイプの2つの配線方法があり、それぞれに合った照明選びが必要です。また、ダクトレールタイプと引掛けシーリングタイプは意外に電気工事が必要な器具がありますので、商品詳細や取り付け場所をよく確認して、不安な場合は業者に問い合わせることを、おすすめします。
ダクトレールタイプは、天井にレールを取り付け、そのレールに照明を取り付ける方式です。このタイプの利点は、照明の位置を柔軟に変更できることです。リビングやダイニングなど、照明の位置を調整したい場合に適しています。また、複数の照明をレールに取り付けることで、部屋全体に均一な明るさを提供することも可能です。
しかし、注意点として、ダクトレールに取り付けられる照明の個数やワット数、耐荷重量が決まっているので、何個も取り付けることはできません。そして、レールが見えてしまうので、天井と異なる色のレールの場合は目立ってしまいます。そのため、新にダクトレールを取り付けたいと考えている方は、この2点についても考慮しておく必要があります。
次に、引掛けシーリングタイプは、天井の電源に照明器具を取り付ける方法です。このタイプは一般的な家庭で最も見られる配線方式で、取り付けが比較的簡単です。固定式のため、照明の位置を変えることはできませんが、部屋の中心に照明を設置することで、部屋全体を均等に照らすことができます。
また、安価な照明も多いため、価格重視で選びたいと考えている場合には、引掛けシーリングタイプをおすすめします。このように、それぞれのタイプの配線方法を理解することで、自宅のインテリアや照明のニーズに合った選択が可能になります。照明選びにおいては、これらの配線方式に合った商品を選ぶことが重要です。
しかし、商品ページを見ると、引掛けシーリングとしか書かれていない場合が多く、自宅やお店の築年数や取り付け場所によって、様々な形状があります。そこで、ここからは、引掛けシーリングタイプの形状を紹介していきます。
まずは、角型引掛けシーリングボディです。名前の通り角ばった形状で和室に多く見られるタイプです。2つ目は、丸形引掛けシーリングです。角型引掛けシーリングとの違いは、設置面積が大きいことから安定感があります。3つ目は、丸型フル引掛シーリングです。先ほどの丸形引掛けシーリングより安定感が増し、耐熱性も兼ね備えています。4つ目は、引掛埋込ローゼットです。先ほどまでの物より薄型で、より重たい照明にも対応できます。
最後は、フル引掛ローゼットです。これは、先ほどの引掛埋込ローゼットよりも安定感のある取り付けができるタイプです。このように、引掛けシーリングは5種類もあるので、購入前に照明の重さとプラグの形状を確認しておきましょう。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
通販で失敗しない!照明選びの5つのポイント|②取り付けには工事が確認する
インテリア照明には様々な種類があり、どれにしようか迷いますよね。先ほどシーリングライトの様に、引掛けシーリングタイプであれば基本的に工事も必要ありませんが、中には取り付けに工事が照明もあります。その1つがブラケットライトです。
住宅の外壁やカフェの店内にも取り付けられていることを見たことがあるかと思いますが、配線が出ていないと思ったことはありませんか?それは、壁から配線を回してきて、直接接続しているためです。そのため、1度取り付けると修正するのが難しいので、リフォームの際に、あらかじめ購入する予定の照明をいくつか業者に見せて、取り付ける位置を相談することをおすすめします。
取り付ける場所としては、玄関、寝室、階段、廊下が多いです。階段の場合はコーナーブラケットと呼ばれるライトで、その名前の通り角に取り付けることで、影になる部分を無くし、安心して上り下りできるようになります。
また、スポットライトとしてブラケットライトを取り付けることで、お気に入りの物を照らしたりすることもできます。
これらのポイントを押さえることで、通販でブラケットライトを選ぶ際に失敗を避けることができます。
通販で失敗しない!照明選びの5つのポイント|③取り付ける場所が照明の重さに耐えられるか確認する
欲しいなと思っていた照明は、デザインだったり機能を中心に選ばれているかと思います。そのため、盲点となっているのが照明の重さです。
照明の素材にもよりますが、照明を選ぶ際、その重さと取り付ける場所がそれを支えられるかどうかを確認することは非常に重要です。特に通販で購入する場合、商品の重量と設置場所の耐荷重を事前に把握しておく必要があります。
では、何を基準に選べば良いのでしょうか?それは、取り付けるプラグを見れば分かります。
それは、シーリングタイプでも取り付けがシーリングかローゼットかどうかで違ってきます。シーリングであれば、5kgまで耐えれることができます。一方で、ローゼットであればなんと10kgまで耐えることができます。
では、もし仮に取り付けたい照明が5kg以上で、天井の配線器具が角型引掛シーリングボディ、丸型引掛シーリング、丸型フル引掛シーリング(高荷重・耐熱形引掛シーリング)だった場合、耳つきタイプの引掛埋込ローゼットやフル引掛ローゼットへの交換ができるのか気になると思います。
結論から言うと、業者にお願いすれば交換できます。
費用は、業者によっても異なってきますが、約5,000円程度が目安となっています。設置場所の状態によっても異なるので、必ず見積もり依頼してから依頼しましょう。
では、どのような照明が5kgを超えるのかと言うと、多くはシャンデリアの様なランプの数が多く、フレームもしっかりしている照明が重たい傾向にあります。不安な場合は、建築専門家や電気工事業者に相談することをおすすめします。
これらのポイントを考慮することで、通販で照明を選ぶ際に、取り付け場所の耐荷重の問題は解決し、安全かつ安心して使用できる照明選びが可能になります。
通販で失敗しない!照明選びの5つのポイント|④部屋の大きさにあった明るさの照明か確認する
適切な照明を選ぶ際には、部屋の大きさに合った明るさが重要です。部屋が広い場合は、より多くの光を必要としますが、小さな部屋では過度に明るい照明は必要ありません。
部屋の広さに応じて、適切なサイズの照明を取り付けましょう。
通販で失敗しない!照明選びの5つのポイント|⑤照明の機能を見る
照明を選ぶ際には、その機能性を見極めることが重要です。照明は単に空間を照らすだけでなく、様々な機能を備えており、痒い所に手が届く機能を備えている照明もあります。例えば、調光機能付きの照明は、部屋の雰囲気を簡単に変えることができ、リラックスしたい時や集中したい時に最適です。また、防犯対策として最近では決まった時間毎に点灯したり消灯する機能を備えている照明もあります。そして、就寝時には、一定の時間を超えると消灯する場合が多いですが、常夜灯をつけたり、常夜灯から消灯するパターンがあるなど、ニーズに応じた消灯パターンを設定できる照明器具もあります。照明を選ぶ際には、これらの機能を考慮し、日常生活に合った最適な照明を選びましょう。機能性を重視することで、より快適で機能的な生活空間を実現できます。
まとめ
この記事では、通販で照明を選ぶ際の失敗を避けるための5つの重要なポイントについて詳しく解説しました。配線のタイプを確認し、取り付けに必要な工事の有無を把握すること、部屋の大きさに合った明るさの照明を選ぶこと、そして照明の機能性を考慮することが重要です。これらのポイントを理解し適用することで、通販での照明選びはより簡単かつ効率的になります。また、照明はただ部屋を照らすだけでなく、空間全体の雰囲気を向上させることができます。照明を選ぶ際には、これらのポイントを参考にしてみて、それでも不安な場合は業者に商品を決めた段階で取り付け可能か相談してみましょう。