玄関フロアはお客様を最初にお出迎えする場所です。お客様を気持ちよく出迎えるためにも、おしゃれで清潔感のある空間にしたいですよね。そこで、本記事では玄関フロアに似合うおしゃれな照明の選び方を解説します。
玄関フロアの照明選びは重要
玄関フロアをおしゃれに見せたいなら照明選びはとても重要です。
なぜ玄関フロアの照明選びが重要なのか、3つの理由を紹介します。
- お客様を最初にお出迎えするから
- 毎日必ず使うから
- 運気にも影響するから
それぞれの理由について解説していきます。
お客様を最初にお出迎えするから
冒頭でもお伝えしたように、玄関フロアはお客様を最初にお出迎えする場所です。玄関フロアがどのくらい綺麗かによって、あなたの家が綺麗かどうかの印象も決まってくるでしょう。デザインや素材にこだわった照明を玄関フロアに設置することで、それだけ玄関フロアの印象が変わります。お客様を気持ちよくお出迎えするなら、玄関フロアの照明にもこだわるようにしましょう。
毎日必ず使うから
玄関フロアは、外出時や帰宅時に必ず利用します。
常に照明をつけた状態にはしなくても、おしゃれなデザインの照明を設置すれば外出時と帰宅時に良い印象を持って玄関フロアを利用できるでしょう。
帰宅した時に暖かい照明のあかりに出迎えてもらうことで、ほっとした気持ちにもなれるはずです。
毎日使う空間だからこそ、こだわりの照明を選んでお気に入りの空間作りを目指しましょう。
運気にも影響するから
玄関フロアは風水的にも重要な意味を持ちます。
玄関フロアを綺麗で明るい状態にするだけでも、運気が上がると言われているのです。
必ずしも運気が上がるわけではありませんが、常に玄関フロアが綺麗な状態だと、使用するときも気持ちよく使えます。
玄関フロアに使う照明を選ぶポイント
玄関フロアに使う照明を選ぶ際、以下のようなポイントに注意しましょう。
- 玄関フロアに使う照明の明るさはLDKよりも少し暗めにする
- 照明の設置位置は靴を脱いで上がったところの真上が最適
- 玄関フロアに使う照明の高さを考える
- フロアにブラケットライトを使うなら明るすぎないものを
- 照明のデザインは好みの雰囲気に合うものを選ぶ
- 電球の色で玄関フロアの印象も変わる
- 機能性にもこだわる
それぞれのポイントを解説します。
玄関フロアに使う照明の明るさはLDKよりも少し暗めにする
玄関フロアの明るさは、LDKよりも少し暗めが理想的です。
理由は2つあります。
1つ目は、夜の暗さに慣れてしまった目にはLDKの明るさは眩しいので、玄関フロアを少し暗めの明かりにして、目を明かりに慣らすためです。
2つ目は、LDKのように明るすぎる玄関フロアに目が慣れてしまうと、LDKや他の部屋に入った時に家の中が暗い印象になってしまうからです。
LDKよりも少し暗めの明かりで玄関フロアを照らすことで、外出から帰った時にほっと一息つくこともできます。
照明の設置位置は靴を脱いで上がったところの真上が最適
玄関フロアの照明の位置は、靴を脱いで上がったところの真上が最適です。玄関扉を開けて家に入るとまず土間部分があり、靴を脱いでフローリングに上がります。
上がる部分のことを「上り框」といいます。照明はその上り框のある真上が最適な位置であるとされています。上り框の位置に照明を設置することで、来客時にお客様の顔と出迎える自分たちの顔の両方が照らされて、お互いの表情を見ることが可能です。
お互いに安心感も与えられるでしょう。
玄関フロアに使う照明の高さを考える
玄関フロアに使う照明の高さも考えましょう。あまりに低い場所に設置すると、圧迫感があったり背の高い人は照明にぶつかる可能性もあります。
しかし、だからといって天井近くにおしゃれな照明を吊るしても、高すぎて人に気づいてもらえないのも寂しいですよね。シャンデリアやペンダントライトを飾るなら、玄関フロアのフローリング面から210cm程度の高さが良いでしょう。シーリングライトのように天井に直付けする照明の場合、天井に綺麗な陰影を演出する照明を選ぶと良いでしょう。玄関扉を開けた際に、天井が美しく照らされるので、お客様にも良い印象を与えられます。
玄関フロアにブラケットライトを使うなら明るすぎないものを
壁付のブラケットライトを玄関フロアに使う場合、明るすぎないものを選びましょう。玄関フロアの明るさはダウンライトやシーリングライトで補い、ブラケットライトは装飾的な役割として設置するのがおすすめです。ブラケットライトは、壁付のため天井に設置する照明よりも眩しく感じます。光源が直接目に入らないように、目線より少し上の位置に設置しましょう。
もしくは、陶器やすりガラスなど光源を柔らかい光にする素材で作られたブラケットライトもおすすめです。
照明のデザインは好みの雰囲気に合うものを選ぶ
玄関フロアに限らないことですが、照明を選ぶ際には自分の好みの雰囲気に合うものを選びましょう。
照明単体ではなく、玄関フロアの空間全体で見た時のバランスも考えて照明を選ぶのが重要です。
例えば、玄関フロアをナチュラルな雰囲気にしたいなら、木目調やガラスでできた照明がおすすめです。
ゴージャスで高級感のある玄関フロアにするなら、クリスタルガラスを用いたシャンデリアを飾ってみるのも良いでしょう。
玄関フロアをどんな雰囲気にしたいかを考え、その雰囲気に合う照明デザインを選んでくださいね。
電球の色で玄関フロアの印象も変わる
電球には、青白い色やオレンジっぽい色など、様々な色があります。
電球の色によって玄関フロアの印象が全く変わってくるので注意しましょう。
オレンジっぽい色の電球だと、温かみや落ち着いた雰囲気を演出できます。
対して、青白い色だと清潔感やスタイリッシュさが感じられます。
どんな印象の玄関フロアにしたいかによって、電球の色を選びましょう。
機能性にもこだわる
玄関には人感センサーがついた照明がおすすめです。
センサー付きの照明なら、帰宅した時にわざわざスイッチを入れなくても勝手に照明が点灯されます。
人がいなくなって時間が経過すると、勝手に消灯されるので電気の消し忘れも防止できます。
人感センサーは人がいる時だけ点灯するため、無駄に電気を消費されず電気代の節約にも期待できるのです。
玄関フロアによく使われている照明器具
玄関フロアでよく使われる照明器具には以下のようなものがあります。
- ダウンライト
- ブラケットライト
- ペンダントライト
- シャンデリア
- フロアスタンド
- シーリングライト
それぞれの照明器具の特徴を解説します。
ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明器具です。
デザイン性はあまり高くなく、部屋全体に明かりが広がるタイプのダウンライトを選ばなければなりませんが天井をすっきりと見せてくれます。
玄関フロアをシンプルに見せたい方におすすめです。
ブラケットライト
ブラケットライトは壁付けの照明器具のことです。
デザイン性の高いものが多く、おしゃれな雰囲気の玄関フロアを演出したい方におすすめします。
壁に照明を取り付けるため、壁面を明るくし玄関フロア全体が明るい印象になります。
注意すべき点は、玄関扉の邪魔にならないように設置場所に気をつけることです。
ペンダントライト
ペンダントライトは天井からコードやチェーンで吊り下げるタイプの照明です。
デザイン性が高く、玄関フロアに使えば空間のアクセントになります。
シェードの素材にこだわることで、玄関の雰囲気も大きく変わってきます。
例えば、和紙のような素材だと柔らかい印象になり、曇りガラスのように模様のあるシェードを用いると壁や天井に陰影が映し出されて幻想的な雰囲気も演出できるでしょう。
シャンデリア
シャンデリアもペンダントライトと同様に、チェーンやコードで天井から吊り下げて使用します。装飾の豪華なものが多く、シャンデリアを飾るだけで玄関フロアがゴージャスな雰囲気になります。
アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6
緩やかな放物線を描いたアームの先に真球ガラスがついたシャンデリア。空間を華やかに演出します。真鍮メッキと乳白色ガラスの組み合わせにより、高級感の中に安らぎを感じさせます。
フロアスタンド
コンセントから電源をとって床置きするタイプの照明を、フロアスタンドといいます。
ダウンライトやシーリングライトで玄関フロアの明るさを確保し、間接照明としてフロアスタンドを設置することで、雰囲気のある玄関空間を作れます。
フロアスタンドライト 直接光 MST02(-BK)
コンセントにつなぐだけで点灯できるシンプルな照明。そういえば、広いリビングや玄関や廊下をもう少し明るくしたい!! と思うスペースありませんか?そういった空間を明るくするのに、おすすめなLEDのフロアスタンドライトです。
シーリングライト
シーリングライトは、天井に直付けする照明器具です。1灯だけでフロア全体を明るく照らすことができます。玄関の広さにもよりますが、小型のシーリングライトを設置する人も多く、デザイン性の高い商品も多く売られています。
癒し空間をつくる可愛い球状ランプ3灯がついた シーリングライト
灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能です。コンパクトでミニマルな乳白フロストガラスにより、やわらかなあかりで空間をリズミカルに演出する「スフィアシリーズ」のシーリングライトです。
まとめ
玄関フロアに使用する照明について解説しました。
玄関フロアは毎日使う場所であり、お客様を招き入れる場所でもあるので、こだわってレイアウトすることをおすすめします。暗くなりがちな玄関フロアを明るく見せるためにも、照明選びにはこだわりましょう。