階段周りをおしゃれに見せるポイントは?階段照明におすすめの北欧風ブラケットライトも紹介

室内をおしゃれにするなら、階段周りにもこだわってみてはいかがでしょうか。
本記事では、階段や階段周りをおしゃれに見せるポイントについて解説しています。
ただ上り下りするだけのものではなく、内装や照明などの細部にもこだわって、自分の理想の階段をデザインしましょう。

まずは階段の形状を知ろう

階段にはいくつかの種類があります。同じ階段でも形状が違ったり、壁や踏み板を少しアレンジしたものなど、ほんの少しの工夫で個性を出すことも可能です。まずは階段の形状について知り、自分の家にどんな階段を取り入れたいか考えてみましょう。

箱階段

1つ目の階段の形状は、箱階段です。箱階段とは、箱を積み重ねたような形状をした階段のことです。階段の側面が壁になっているので、階段下に扉付きの収納棚を作ることもできます。階段下のスペースを利用して、トイレを設置することも可能です。階段の下にある空間を有効に活用したい方は、箱階段をおすすめします。

スケルトン階段

2つ目の階段形状は、スケルトン階段です。

スケルトン階段とは、踏み板と階段の骨組みだけで作られた階段のことです。踏み板と踏み板の間がスケルトンになっているため、階段の向こう側の景色が見えます。

すっきりとした見た目をしており、開放感のある空間演出が可能です。

狭小住宅やスキップフロアなどのプランにも適しています。

玄関やリビングの一角にスケルトン階段を設置しても圧迫感を感じにくいのが特徴です。

螺旋階段

3つ目の階段の形状は、螺旋階段です。螺旋階段とは、螺旋状に曲線を描いている階段のことで上から見ると円形になっているのが特徴です。螺旋階段部分は吹き抜け空間となっているため、日の光を取り入れやすく家の中を明るく照らしてくれます。また、階段を設置するのに必要なスペースも少なくて済むので、その分部屋を広々使うことができます。

踊り場の広い階段

4つ目は、踊り場の広い階段です。

踊り場とは、階段の途中に設けられている幅の広いスペースのことです。階段の方向転換や転落の危険を和らげるために設けられています。踊り場を広く取って、書斎のような作業スペースを設けたり、踊り場の壁に収納棚を設置して本棚として活用することもできます。踊り場部分を単なる階段の途中として使うのではなく、ちょっとした工夫をこらすことで空間を有効に使うことが可能です。

壁に収納がある階段

5つ目は壁に収納がある階段です。壁に造作のラックを取り付けたり、壁をくぼませるニッチを作ったりして、ちょっとした収納スペースを作るのも良いでしょう。こだわりの小物を飾れば、殺風景な階段周りもおしゃれに演出できます。

階段をおしゃれに見せるポイントを知ろう

階段は単なる昇降のためのスペースという考えの方もいるでしょう。しかし、少しの工夫をこらすことで、階段周りもおしゃれに見せることが可能です。ここからは、階段をおしゃれに見せるポイントについて解説していきます。

家全体のテイストに合った空間を考える

まずは階段周りを家全体のインテリアテイストに合った雰囲気にしましょう。

家がナチュラルテイストなら、階段もナチュラルテイストにした方が雰囲気が良く合います。和モダン風の家なら、和の雰囲気が感じられる階段が似合うでしょう。
このように、家全体の雰囲気を考えた上で、階段も馴染むような雰囲気にすると全体的に統一感も感じられておしゃれになりますよ。どんな雰囲気にするか悩んでいる方は、雑誌やSNSなどで自分の理想に近い写真を探してみましょう。写真があれば目指す方向性もイメージしやすくなるのでおすすめです。

手すりのデザインにこだわってみる

手すりは階段をおしゃれに見せてくれるアイテムです。

北欧風の階段にするなら木製、モダンな雰囲気にするならアイアン素材のものなど、目指すテイストによって似合う手すりの素材は異なります。特に、アイアン素材は曲線状に加工できるものもあり、ヨーロッパの古いお城にあるような曲線で華やかに装飾されたデザインを取り入れることも可能です。

どんな照明を設置するか考える

階段に設置する照明は、安全に上り下りをするためのものでもありますが、見た目をおしゃれにしてくれるアイテムでもあります。

以下のような照明が階段に設置するのにおすすめです。

  • ブラケットライト
  • ダウンライト
  • シャンデリア
  • ペンダントライト
  • シーリングライト
  • フットライト
  • スポットライト など

シャンデリアやペンダントライトなどのデザイン性の高い照明は、階段をよりおしゃれに演出してくれます。

明るさが足りないと感じる場合は、足元にフットライトを設置することで、階段を使う際の安全面を配慮できます。

光の色は、リラックス効果のあるオレンジ色の電球色がおすすめです。

吹き抜けのある階段にする

階段を開放感の感じられる空間にしたいなら、吹き抜けのある階段がおすすめです。大きな吹き抜けと組み合わせることで、明るい階段を演出できます。リビングの一角にスケルトン階段を設置すれば、圧迫感のない空間演出が可能です。家族が帰ってきた時にすぐに気づき、コミュニケーションも取りやすくなります。

取り入れる素材を考える

温かみのある階段にしたいなら踏み板部分を木材にしてみたり、スタイリッシュでクールな階段にしたいなら細い鉄骨を手すりに取り入れたりなど、取り入れる素材によって階段の雰囲気はガラッと変わります。

階段の形状と素材の組み合わせ次第で、様々な演出ができるのでまずは自分のイメージを考えてみましょう。

ただ、素材によっては家全体の雰囲気と合わなかったり、転倒や落下などの怪我をしやすい可能性もあるので、安全面も考慮して素材や形を選びましょう。

階段の設置場所にこだわってみる

階段はおしゃれであるだけでなく、実用的であることも重要です。また、どこに設置するかによって階段の形状も変わってきます。リビングや玄関に設置するなら、おしゃれなデザインにすることで空間のアクセントになります。

また、階段を設置する場合、生活動線も意識するようにしましょう。こだわって決めた階段の場所なのに家事動線が悪いと、生活がしづらくなり住む人に負担がかかってしまいます。

落下防止アイテムもおしゃれにしてみる

細いアイアン手すりなどを取り入れた階段はおしゃれですが、小さな子供がいる家庭の場合、落下などの事故が発生する危険性があります。その場合、子供の頭が入らないように横桟の数を増やしたりなどの工夫が必要です。横桟を増やしたくない場合、子供が大きくなるまで落下防止用のネットを張る人もいます。落下防止用のネットも、様々なデザインのものがあるので自分の好みに合うものを探してみると良いでしょう。

最近のトレンドの階段はどんなデザイン?

最近の家で良く取り入れられているトレンドの階段デザインを紹介します。

空間を広々と使った階段スペースの配置

今までは階段と部屋を区切っているデザインが多かったですが、最近では階段部分を吹き抜けにしたり、踊り場部分を書斎などに有効活用するなど空間を広々と使った階段が人気です。
狭小住宅の場合、階段と部屋を区切るよりもリビング階段のようにリビングと階段を同じ空間に設け、吹き抜けを設置することで開放感のある広い空間作りが可能です。リビングにスケルトン階段を設けるとよりすっきりした空間になります。階段下のデッドスペースにはカウンターを設けるなどして有効活用することもできます。

直線の中に曲線の螺旋階段を採用

家の中は、柱や建具など直線でできているものが多いです。

直線の中に曲線の螺旋階段を設置すると、螺旋階段がアクセントとなりワンランク上のおしゃれな空間を演出することができます。

階段の壁をアクセントクロスや棚で装飾

階段の壁にニッチや造作ラックを設置し、自分のコレクションやおしゃれな雑貨を飾るだけでも階段空間のアクセントになります。また、階段の一面にアクセントクロスを貼って奥行きを表面するのも良いでしょう。

階段にはブラケットライトがおすすめな理由

ブラケットライト

階段におすすめの照明器具はたくさんありますが、その中でもブラケットライトがおすすめです。

ブラケットライトとは、壁付の照明のことで、おしゃれなデザインのものがたくさんあります。ガラス製のものや木製のものなど、素材も豊富です。シンプルにまとめがちの階段のアクセントとして、デザイン性の高いブラケットライトを設置することで、階段全体をおしゃれに演出するtことができます。

ブラケットライトは形によっては、壁や天井を照らしてくれるので、照明による陰影を楽しむこともできますよ。

MotoMでおすすめの階段照明に使える北欧風ブラケットライトを紹介

MotoMではブラケットライトも販売しています。

その中でも階段照明に使える北欧風のブラケットライトを1点ご紹介します。

ビンテージテイスト クリアガラス LED一般クリア電球 1灯 ブラケットライト GBK002

ブラケットライトGBK002

クリアガラスのシェードと、真鍮のアームがおしゃれなブラケットライトです。白熱電球のような温かみのあるLEDクリアランプを使用しており、まるでヨーロッパのカフェのような雰囲気を連想させるようなデザインです。シェードはシンプルな三角錐のガラスセードで重厚感が感じられます。ガラスのエッジは面取り処理しているので、手で触れて怪我をする心配はありません。丸みを帯びた加工がされているので、エッジ部分まで光が広がります。

階段に取り付ける場合、この一灯では明るさが足りない可能性があるので、ダウンライトで明るさを確保し、階段の途中にアクセントとして設置すると良いでしょう。

ビンテージテイストのブラケットライト

落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアガラスセードがポイント。ビンテージテイストのセードが、程よいヴィンテージ感を演出します。壁に設置するライトで、電気工事が必要です。

まとめ

階段周りをおしゃれにするポイントについて解説しました。照明や階段の手すりなど、少しの工夫で階段をおしゃれに演出することが可能です。
これまで解説したことを参考に、自分好みの階段を考えてみてくださいね。

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