洗面所にもこだわろう。収納付き鏡のおしゃれな商品も紹介します！

リビングの照明やインテリアはこだわってけれども洗面所はなんとなく打ち合わせして決めてしまっている方が多い洗面所のインテリア。でも洗面まわりはちょっとした工夫で作業もしやすくおしゃれな洗面所にすることも可能です。

洗面の上の収納付き鏡を変えるだけで洗面所をおしゃに変身。

簡単に洗面所をおしゃれにみせるにはまずは洗面化粧台の上のミラーを変えてみましょう。作業しやすい機能面だけを重視しデザイン性を考慮してない商品が多いですが機能性とデザイン性と兼ね備えたものを探して設置するとおしゃれな洗面所を演出可能です。最初に照明の基本と洗面所の照明計画をお伝えし、最後に具体的なおすすめの商品も紹介いたします。

ＬＥＤ照明の基本について

洗面照明の前に照明の基本のランプの色についてご紹介します。

光の色の基本は昼光色、昼白色、温白色、電球色の４つとなります。この光源の光の色を数値であらわしたものが色温度（Ｋケルビンで示します）といいます。赤みがかった光色ほど数値が低く青みがかった光色は数値が高くなります。それぞれの色温度は昼光色（6200Ｋ）昼白色（5000Ｋ）温白色（3500Ｋ）電球色（2700Ｋ）となります。数値だけだとわかりにくいので具体的なイメージと合わせて詳しく各光色についてご説明します。

◎電球色：オレンジ色の温かみのあるあかり。しっとりとした空間を好まれる方におすすめ、夕日のイメージに近い

◎温白色：ニュートラルで自然のあかり。電球色より赤みが少ない。温かさと明るさを両立したい方におすすめ　

◎昼白色：さわやかな活気ある青白いあかり。作業をする場所は明るさ重視の場所におすすめ、日の出数時間頃の太陽光の光に近い

◎昼光色：いちばん青白いあかり。文字が読みやすく読書や勉強のあかりにおすすめ、曇り空の光に近い

照明のあかりの色は好みや生活シーン、部屋別に合わせて選んでいきましょう。

◎電球色：リビング、寝室

◎温白色：ウォークインクロゼット、キッチンなど

◎昼白色、昼光色：書斎、事務所、その他作業スペース

また同じワット数でも電球色と昼光色では電球色の方が暗く感じられます。

今の部屋が昼白色で照明を買い替えして電球色にする場合、同じワット数だからと言って購入してしまうと思ったより暗かったと思うこともありますのでしますので注意して購入しましょう。

上記の基本をふまえて洗面所の照明計画についてご説明していきます。

洗面所の基本の照明計画のポイント

洗面所は着替えたり洗濯をしたりメイクをしたりといろんなことをする作業空間となります。

作業しやすい照明のライティングを考えていくことが必要です。

ポイントは

●ベースのあかりで全体の明るさを確保する

まずはベースのあかりを確保しましょう。洗面所全体を照らすあかりとして天井、部屋の中心に埋め込み型のダウンライトもしくはシーリングライトを配灯しましょう。

収納などの吊り戸がある場合はシーリング灯との開閉スペースを配慮して計画が必要です。

また、作業空間をメインとして使わる方に作業しやすく明るくさわやかな昼白色、お風呂上りや就寝前に使用することが多い場合は温かみのある電球色がおすすめです。

最近のダウンライトは昼白色～温白色～電球色とスイッチで切り替えできるタイプもありますので両方兼ね備えてシーンによって変更することも可能です。

●ミラーまわりのあかりで作業のあかりを追加

ベースのライトのほか、顔を明るく照らせる位置、まぶしくない位置にライトを設置しましょう。ひとつめのおすすめは鏡の両脇に設置する壁付けのブラケットライトおすすめです。ブラケットライトの場合は柔らかく拡散するあかりで顔を均一に照らすように計画しましょう。直接目に光が入らないように目線から少し上、高さは150㎝から200㎝程度が目安です。

2つ目はLEDライト付きのミラータイプです。ランプが一体型になった一体型ミラーライトがおすすめです。メイクのしやすさが重視であればライトが正面についたタイプを選びましょう。影もできにくく肌を明るく均一に照らしてくれます。

間接照明としておしゃれな洗面空間を演出したいなら、裏面にライトの付いたタイプもおすすめです。壁面に優しい光が漏れるので空間を演出してくれます。ただし、正面にライトがあるものより光量は少なくなるので雰囲気重視の方、メイクは別の場所でする方には適しています。ダウンライトも洗面台上に設置可能ですが、メイクする場合に取り付け位置によっては影になってしまいますので注意して計画しましょう。

また、メイクに適しているのは肌の色が自然に見える昼白色。肌の色が自然な色に見えます。マンションなど窓がない洗面所の方も多いと思いますので照明の光色も注意して計画していくことをお勧めします。

●湿気が気になる浴室が近い場合は防湿型を選定

浴室と洗面所が近い場合は湿気も流れ込みやすく、湿度が高い環境になります。そのため、洗面所の照明には、防湿タイプや防水タイプがオススメです。防湿タイプや防水タイプの照明であれば、湿気による故障や不具合を防ぐことができます。

おすすめの収納付き鏡

【新商品】LED一体型ミラーキャビネット 曇り止めヒーター付き 一面鏡 三面鏡 前面光 間接光

おすすめのポイントです。

●デザイン性が高い

LEDミラーキャビネットで多いのは正面から見たときにLEDランプのプラスチックのラインがみえるもの。でもこの商品はメイクのしやすい前面に光が出るタイプでもLEDランプの発光部分がガラス裏にありプラスチック部分もみえないため高級感があり空間を演出するデザインです。

●明るさが確保されてメイク作業しやすい

前面光タイプでは400ルクスの明るさを備えています。

ＪＩＳ照度基準ではメイク作業に必要な明るさを３００ルクスとしていますのでそれを上回る明るさとなり、正面からも明るく照らし影もできにくいのでメイクなどの作業がとてもしやすい商品となります。

●収納付き

ミラーの後ろは収納付きとなっていて洗面で必要なメイク道具もしまえます。

内部の棚も可動できるため、高さのある化粧水などもしまうことが可能です。

●曇り止めヒーター付き

曇り止めヒーター付きで浴室が近い場合、鏡が曇ってしまう心配もありません。

ヒーター用のスイッチも装備されているので手元でオンオフ可能です。

●コンセント付き

収納にはコンセントも完備。ドライヤーなども問題なく利用できます。

●設置背面にコンセントがあれば設置可能。

間接照明付きＬＥＤミラー収納タイプだと一般的にはあらかじめ配線を準備し専門の業者に取り付けしてもらう工事が必要なものが多いですが、コンセントだけ準備しておけば設置可能です。

●演色性がよい

演色性とは照明によるものの見え方のことを言います。太陽光はRa100と定められこの数値に近いほど自然の色で物をみることができます。このキャビネットはRa９０となっていて自然光に近いためメイクなどをするのに非常に適した光となります。こちらのキャビネットは前面光タイプと間接光タイプと２種類用意しています。間接光タイプは夜のお手入れだけに使う寝室のドレッサー前や玄関にもおすすめです。実用的につかえるだけではなく間接照明のあかりで空間をやさしく演出してくれます。

まとめ：

洗面所は一日の中でも何度も使う場所。朝の身支度から洗濯などの家事にいたるまで、さまざまなシーンに合わせて照明プランを考えたいスペースです。使いやすく居心地のよい洗面所にするためには照明選びが大切なポイントです。デザインにこだわりつつ、ランプの色や防湿性、お手入れのしやすさや機能なども考慮して照明を選びましょう。洗面スペースが気持ちのいい空間になる照明のライティングの方法をぜひ考えて計画してみてください。