シャビーシックスタイルと名前だけ聞いてもどんな雰囲気のスタイルか想像できてない方も多いのではないかと思います。今回はそんなシャビーシックスについて詳しくお伝えします。
目次
どんなものがおすすめ?シャビーシックスタイルの内装と照明のポイント。
人気のシャビーシックスタイル。部屋をシャビーシックスタイルにするにはどんな仕上げがよい?照明はどう選べばよい?そんな疑問を解決していきます!
インテリアを決める時に大切なこと
インテリアを決める時に最初に床材や壁紙などをなんとなく選んで決めていませんか?個々に内装材を決めていく前に大事なことがあります。それは自分の家や部屋をどんなインテリアにしたいのかテーマを決めることです。テーマを決めてからそれに合った内装材や照明を選んでいくことがインテリアをコーディネートする上で失敗しないコツです。
もし途中でどれを選べばよいか迷ってしまってもテーマがあればそのテーマに戻って考え直せばブレることなく決めることができ、最終的にはきれいなまとまった空間ができあがります。
逆にテーマを決めずなんとなく好きなものだけを選んで決めていくとのまとまりのない空間になってしまいます。
好みがわからないという方はまずはSNSにあるたくさん写真の中から好みのインテリアの雰囲気の写真を集めることから始めましょう。
シャビーシックインテリアとは?
シャビーシックスタイルとは使い古されたアンティーク風のとの風合いと、クラシックでエレガントさをもち合わせたスタイルのことです。
シャビーは使い古した、シックは上品でおしゃれなという意味でこのシャビーとシックを合わせてシャビーシックとう造語になります。
シャビーシックインテリアの特徴と作り方のポイント
◎デザインと形
やわらかな曲線で女性的でフェミニンなデザインがおすすめです。例えばテーブルの天板は楕円形、脚は曲線の猫足のクラシックデザインなど繊細なもので選んでみましょう。エレガントで上品な印象を与え、空間を優雅に演出できます。逆にNGなものは直線的なものや角が尖っているデザインなどです。
◎素材
アンティークな風合いや古びた印象のラスティックな素材がおすすめです。テーブルやカウンターは自然素材で塗装が少し削れたり汚れたようなラスティックなものを選んでみましょう。金属をアクセントに使う場合はアンティーク風な錆び感があるものがおすすめです。ファブリックはリネンやコットンなどのざっくりとしたあたたかみのある質感の天然素材、レースの素材をテーブル上おいて楽しむのもよいでしょう。カーテンもリネンやレースでひだをたっぷりとった計画にするとエレガントさを演出できます。壁の仕上げは塗装仕上げでラフな表情ある仕上げが理想です。クロスで仕上げる場合も塗装風で表情がある模様のものを選ぶことがポイントです。壁面の一面にもホワイト色のラフな印象のレンガ風タイルをアクセントにするのもおすすめです。タイルを貼った壁面に空間を柔らかく照らす間接照明を使うとより優しい印象になります。NGな素材としては、光沢あるもの、レザー、硬い素材、カラーガラスなどのスタイリッシュな印象のものなどです。
◎色
ベースはホワイトを使って明るい印象で女性的な雰囲気に仕上げましょう。ホワイトのほかはくすんだカラーを使うことで上品でシックな印象に仕上がります。また、空間が単調に見えないようにアイアンなどのブラックをアクセントにすることもおすすめです。ただし黒をつかいすぎると男性的になりすぎるのであくまでもアクセント程度で使うようにしましょう。NGな色はビビットな色、濃すぎる色です。
◎その他
壁面のアクセントにアートやミラーの設置を検討しましょう。額縁はラスティックな素材、ミラーの場合はサークル型でフェミニンな印象なものを選ぶことがポイントです。壁にブラケット照明を設置してお気に入りの小物を照らす演出方法もおすすめです。
シャビーシックスタイルに合う照明計画と選び方のポイント
次はシャビーシックインテリアにふさわしい照明計画のポイントにお伝えします。
●柔らかいあかりで構成する
光がひとつの方向だけにでる集光タイプのひかりだとフェミニンな優しい雰囲気がこわれてしまうので光がまわりに拡散するやわらかいひかりで構成していきましょう。ガラス素材などで光が拡散するものや間接照明の優しい光で空間を演出することがおすすめです。
●やわらかい素材を利用する
カーテンなどのファブリック系の柔らかい素材はこのシャビーシックスタイルの重要なアイテム。柔らかい素材に拡散のひかりをあてると優しいイメージを与えてくれておすすめです。
●小さなああかりをちりばめて計画する
小さなブラケットやペンダントなどの組み合わせを部屋にちりばめて計画することでシャビーシックスタイルにふさわしい情緒的な雰囲気に仕上がります。シャンデリアも小さい光が集まった商品なのでおすすめです。シャンデリアとは灯具が複数に分かれている照明器具です。たくさんの小さなひかりによる華やかなデザインがシャビーシックインテリアにぴったりです。シャンデリアをメインとし、ペンダンやブラケットを空間にちりばめて計画しましょう。華美な装飾の器具ではなく手作りの温もりや清楚なイメージの器具がおすすめです。
シャビーシックスタイルに合うおすすめ照明器具
・白熱シャンデリア5灯GCH001-SE
キャンドルをイメージしたちいさな灯をあつめたシャンデリア照明。1灯あるだけでシャービックインテリアに仕上がるのでおすすめです。白熱灯のあかりがあたたかみある雰囲気を演出してくれます。
・ヴィンテージ調ワークライト MST11
真鍮古美メッキ仕上げをほどこし、使い込まれた風合いをだしたアンティーク風のデザインのスタンドです。小物などを置くことのできる小さなコンソールテーブルなどの上に置いて空間のアクセントやオブジェにしてもおすすめです。
真鍮古美メッキが美しいレトロなテーブルライト[MST11]
1940年代の雰囲気が感じられるフォルムに真鍮古美メッキ仕上げを施し、使い込まれたテーブルライトの風合いをだしたデザイン。自在器は堅労性に優れた部品でアームを保持し、可動域内での角度調節が可能です。あたたかみのある真鍮色は無骨さを軽減させ、ヴィンテージテイストのみならずアンティーク調のお部屋や家具にもマッチします。
まとめ:シャビーシックスタイルインテリア
シャービックインテリアは難しいように感じると思うのですがポイントやコツをしっかりつかんで計画すれば自分らしいシャービックインテリアが出来上がります。照明にもこだわってぜひ人気のシャービックインテリアにチャレンジしてみてください。