時代を超えて愛されるレトロなデザイン。昭和時代の情緒を感じさせる照明器具は、現代の住空間においても存在感を発揮します。この記事では、レトロな照明器具の魅力と、昭和レトロな部屋作りにおける照明の選び方をご紹介します。
目次
レトロなデザインの照明器具で部屋を昭和レトロに|照明の選び方
レトロな照明器具は、その独特のデザインと温かみのある光で、部屋に昭和の雰囲気を演出します。しかし、ただ古いだけではなく、現代の生活にも溶け込むような選び方が重要です。ここでは、レトロな照明器具を選ぶ際のポイントを紹介します。
レトロな照明器具の特徴
レトロな照明器具の最大の魅力は、デザインと温かみのある光です。多くは金属やガラス、木材などが用いられています。また、色彩も落ち着いたトーンが多く、時間が経過するにつれて味わい深くなるのが特徴です。レトロな照明器具は、その存在だけで空間に歴史と物語性を加え、見る人の心を引きつけます。
昭和時代のデザイン要素
この時代の照明器具には、丸みを帯びたフォルムや装飾的なパターン、温かみのある色使いが特徴的です。また、昭和レトロな照明器具は、シンプルながらもどこか懐かしさを感じさせるデザインが多く、現代のインテリアにも自然に溶け込みます。
部屋に合う照明の選び方
部屋に合うレトロな照明器具を選ぶには、まず部屋の全体的なテーマや照明のカラーを決めます。レトロな照明は、その他のインテリアとの調和が重要です。例えば、木製の家具やビンテージのアクセサリーと合わせることで、より一層の昭和の雰囲気を出すことができます。例えば、昭和の懐かしさを感じる部屋にしたいのであれば、ガラス製の球体に花や鳥などの絵が描かれたペンダントライトがおすすめです。
昭和なデザインのレトロ照明器具を取り入れた部屋の事例紹介
昭和時代のレトロな照明器具は、その独特の魅力で多くの空間に温かみと歴史の深みを加えます。ここでは、喫茶店、洋食屋、ホテルという異なる場所での昭和レトロな照明器具の使用例を紹介し、その魅力を探ります。
喫茶店
レトロな喫茶店は、ペンダントライトやウォールライトが印象的なお店が多くあります。また、ガラスに絵が描かれていたり、模様が施されていている照明も使われています。例として次のような照明が取り付けられています。
洋食屋
レトロな洋食店は1つ1つのテーブルの上にペンダントライトが取り付けられていて、デザインも特徴的な照明が多くあります。中には、シャンデリアも取り付けられているなど、高級感を演出しているお店もあります。
ホテル
昭和の雰囲気が感じられるホテルは、間接照明にブラケットライトやサイドテーブルにテーブルランプが用いられています。また、ベッド周辺、テーブルの辺り、といったポイントごとに照明が置かれていて、人気のLEDバーライトとは違う部屋の演出になっています。
レトロなデザインの照明器具で部屋を昭和レトロに|色温度に着目
昭和レトロな部屋作りにおいて、照明の色温度は非常に重要な要素です。色温度は、照明が放つ光の色合いを決定し、部屋全体の雰囲気を大きく左右します。
色がもたらす昭和レトロな雰囲気
昭和レトロの雰囲気を作り出すためには、暖色系の色温度の照明を取り入れるだけでも昭和の雰囲気に近づきます。オレンジや黄色がかった光は、昭和時代の家庭や喫茶店のような、心地よい空間を演出するのに適しています。これらの色は、木製の家具やビンテージの装飾品とも相性が良く、レトロな雰囲気を一層強調します。
照明の色温度と部屋の印象
低い色温度の照明は、落ち着いた雰囲気を作り出すのに適しています。一方、高い色温度の照明は、清潔感や現代的な印象を与えます。昭和レトロな部屋作りでは、暖かみのある低い色温度の照明を選ぶことで、昔ながらの家庭的な雰囲気を再現することができます。また、照明の配置や光の強さによっても部屋の印象は変わるため、照明を取り付ける間隔にも着目してみましょう。
レトロなデザインの照明器具で部屋を昭和レトロに|おすすめ3選
ワークライト MST034
この照明は、アンティーク調のデザインが特徴的なフロアスタンドライトです。セードがガラス製であるため、光を透過し、手元だけでなく空間全体を柔らかな灯りで照らします。そのデザインは、昔ながらの工業的な雰囲気を持ちつつ、現代のインテリアにも溶け込む洗練されたスタイルです。角度を変える2カ所のパーツによって使用者のニーズに応じた柔軟な照明設定が可能です。このライトはコンセントプラグで使用し、1.8mのコードが付属しており、中間スイッチ付きで操作も簡単です。注意点として、白熱電球は使用できず、調光器との組み合わせも不可になっています。設置場所は、作業するテーブルだけでなくサイドテーブルに置いてもワークライトの魅力を最大限活かすことができます。
ワークライト[MST034]
アンティーク調のワークライト。セードがガラスでできているため光を透過し、手元だけでなく柔らかな灯りで空間を照らしてくれます。2カ所ある自在器で高さや角度の調節ができます。
きらめく切子ガラス 3灯ペンダントライト 青/赤 KRI003B
このペンダントライトは、青と赤、二つの色彩が選ぶことができ、切子ガラスの繊細な模様と布セードの柔らかな透過光が特徴です。日本の伝統工芸である切子ガラスは、光を受けるときらめき、和室にも洋室にもマッチするデザインを持っています。この照明器具は、和の情緒を感じさせる暖かみと、モダンなデザインの融合が魅力です。
きらめく切子ガラスの3灯ペンダントライト KRI003B(R) 引掛シーリング
切子3灯ペンダントは、独自の製法によるきらめく切子ガラスと柔らかな透過光を創出する布セードからなり、日本的な暖かみや懐かしさに加え、デザインの斬新さも持ったこだわりのある商品で、青と赤の2色展開しております。
ノスタルジック ガラスセード ペンダントライト MPN055
このペンダントライトは、ノスタルジックな雰囲気を醸し出すアンバー色のガラスセードが特徴です。透明吹込みガラスに施されたアンバー色の塗装は、光を通すと柔らかく、温かみのある光を放ちます。器をひっくり返したような丸みを帯びたシルエットが愛らしく、空間にアクセントを加える照明として活躍します。
アンティーク調のインテリアやカフェ風の空間にも見事にマッチするこのライトは、その独特なデザインで、どこか懐かしさを感じさせる一方で、現代の空間にも溶け込むデザインとなっています。
カフェ風のお部屋にしたいなら、ノスタルジックなペンダントライト
透明吹込みガラスにアンバー色の塗装を施した、どこか懐かしさを感じさせます。アンバー色のガラスは光を通した時、透明なガラスよりも光をやわらかくしてくれます。器をひっくり返したような丸みのあるシルエットが可愛らしく、アクセント照明として活躍してくれます。
まとめ
この記事では、レトロな照明器具で昭和レトロに変える方法について承知いたしました。中には暖色系のライトしか使用できない照明もあります。その点にも注意して、レトロなお部屋にしてみましょう。