コロナ禍による不要不急の外出自粛の影響で、人々の中で住空間への関心が高まりました。会社でもテレワークを推奨する動きとなり、コロナ禍が明けた今ではテレワークが普及しつつあります。そこで、ここではテレワークでも快適に仕事ができる書斎にするための、照明の選び方を紹介します。
快適な書斎を作るための照明の選び方
快適な書斎を作るために、照明計画をしっかりと考えることはとても重要なことです。書斎づくりのための照明選びのポイントを解説していきます。
どんな部屋にしたいかで照明を選ぶ
まずは、書斎をどんな部屋にしたいかを考えるところから始めましょう。
温かい雰囲気のあるナチュラル系の部屋にするのか、シックな雰囲気の部屋にするのかでも選ぶ照明が変わってきます。
どんな書斎にしたいのかイメージがなかなかわかない方は、SNSなどを利用してイメージに近い写真を探してみると良いでしょう。
部屋の大きさにあった明るさを選ぶ
書斎は仕事や読書など細かい作業をするために使われることが多いです。
そのため、細かい文字が読めるように部屋全体を明るく照らす照明をまずは選ぶようにしましょう。
スポットライトなどを使って明暗を分ける照明もおしゃれですが、室内に明るい部分と暗い部分があると目が疲れやすくなってしまうのでおすすめしません。
シーリングライトやダウンライトなど、部屋全体を明るく照らしてくれる照明を使うと、作業がしやすくなります。
手元を明るくする照明を選ぶ
書斎ではパソコンをしたり、読書をしたりと手元を使った作業が多いです。
細かい作業ができるように手元を明るく照らす照明も揃えると、より効率よく作業ができるようになります。
全体を明るく照らす天井の照明に加え、デスクライトを用意するのがおすすめです。
シーンに合わせて電球の色を選ぶ
電球の色には、電球色・昼白色・昼光色の主に3種類があります。
- 電球色 落ち着いた雰囲気を演出するオレンジ色の光
- 昼白色 自然光に近い色
- 昼光色 青白い光で明るく周りを照らす
書斎で読書をしながらリラックスしたい方には、電球色がおすすめですが細かい作業に集中したい時には明るさが不十分なのであまり適していません。
集中して作業をしたい場合には昼白色や昼光色を選ぶようにしましょう。
書斎では仕事をするだけでなくリラックスする時にも使いたいという場合は、電球の色を自由に変えられる調光機能付きの照明を選ぶとシーンによって電球の色を変えられるのでおすすめです。
視覚で癒される照明を選ぶ
書斎のインテリアにこだわりたい、趣味の部屋としても使いたいという場合、照明のデザインや材質にこだわるのもおすすめです。
アンティークな見た目のものやモダンなデザインのものなど、照明にも様々な種類があります。
集中して作業している時に、お気に入りの照明がちらっと見えると、視覚でも癒されてより仕事を頑張れるのではないでしょうか。
書斎に使うならおすすめの照明器具
照明には、部屋全体を照らす主照明と、一部分だけを照らす補助照明があります。
主照明と補助照明を一緒に使うことで、よりおしゃれな書斎を作ることが可能です。
ここでは、書斎に使うのにおすすめの照明器具を紹介します。
シーリングライト
シーリングライトは、天井に直接取り付けて部屋全体を照らす照明です。円盤型や四角形など様々なデザインがあり、家電量販店やホームセンターでも購入ができます。
ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込んで使う照明なのですっきりした印象を演出してくれます。また天井に照明器具の凹凸が発生しないので、部屋が広く見える効果も期待できます。照明にホコリが溜まりにくいので掃除の手間も少ないです。
ペンダントライト
ペンダントライトは、コードやチェーンを使って天井から吊り下げて使う照明のことです。部屋全体を照らす主照明としてだけでなく、補助照明として部屋のアクセントに使うこともできます。デザインや材質が非常に豊富なので、書斎の雰囲気に合わせて商品を選べます。書斎をよりおしゃれな空間にしたい方におすすめです。
スタンドライト
スタンドライトは、床に置くフロアタイプとテーブルなどに置くデスクタイプの2種類があります。フロアタイプは、間接照明として部屋の雰囲気作りをしてくれて、デスクタイプは細かい作業をするときの手元灯としての役割が期待できます。
間接照明
間接照明とは、壁や天井・床に光を当てて反射させて明るさを演出する照明のことです。直接照らす光と比べると十分な明るさは確保できませんが、落ち着いた雰囲気を演出してくれるので、書斎をよりおしゃれに仕上げてくれます。
書斎の照明を選ぶ際の注意点
書斎の照明を選ぶ際に気をつけるべきポイントを紹介します。
書斎で行う作業に合った照明を選ぶ
書斎の照明を選ぶ際には、書斎で行う作業に合った照明を選ぶようにしましょう。
仕事をしたり読書をしたりするのであれば、目が疲れないように部屋全体を明るく照らす照明を使うのが良いでしょう。
リラックスする空間にしたいなら、視覚的に癒してくれる電球の色やデザインを選ぶのが適切です。
極端に大きすぎる照明を選ぶと、明るすぎたり照明器具の存在が気になって集中を妨げてしまう恐れがあるので、適切なサイズのものを選ぶのも重要です。
電気工事が必要な照明かどうかを確認する
デスクライトやフロアスタンドなど、コンセントを繋ぐことで明かりを確保できる照明であれば電気工事は不要です。
しかし、シーリングライトやダウンライトなどを設置する場合、電気工事が必要になる場合もあります。
天井に引掛シーリングが取り付けられていれば、自分で照明を交換することが可能です。
しかし、天井に何も取り付けられていない場合、電気工事店や工務店へ工事を依頼して取り付けてもらわなければなりません。
十分に明るさを確保できているか確かめる
書斎で必要な明るさについては、以下の数値を目安として照明を選ぶと良いでしょう。
- 4.5畳 2,200lm〜3,200lm未満
- 6畳 2,700lm〜3,700lm未満
- 8畳 3,300lm〜4,300lm未満
- 10畳 3,900lm〜4,900lm未満
- 12畳 4,500lm〜5,500lm未満
- 14畳 5,100lm〜6,100lm未満
ルーメン(lm)とは、LED電球の明るさを示しています。
白熱電球の場合、ワット(W)で明るさが記されていますが、ワットは消費電力のことを意味します。
LED電球では、購入する人がわかりやすいように「⚪︎⚪︎lm(100W相当)」などのようにパッケージに記されている場合もあるので、この表記を目安に書斎の広さに合った照明を選ぶようにしましょう。
MotoMでおすすめの書斎で使える照明
ここからは、MotoMでおすすめの書斎で使える照明を紹介します。
レザー調でおしゃれな LEDビジネス デスクランプ GS1701
レザー調でデザインされたLEDビジネスデスクランプです。カラフルな5色展開なので、部屋の雰囲気に合わせて好みのカラーを選べます。カレンダーや時計など、デスク周りにあると嬉しい機能も搭載されているので、このデスクランプ1つでデスク周りもすっきり片付けられます。このデスクランプの光源は、使用する人の目に直接光が入らないように拡散板を使って面発光にしているため、目に優しく眩しさを抑えたやわらかい光が特徴です。5段階の調光機能、3色の調色機能も搭載されているのでシーンに合わせて自分で調整ができます。タッチパネルで操作も簡単です。
JIS規格AA形で明るい! LEDスリムテーブルランプ GS1703P
スリムテーブルランプは、シェードの高さ約45cm、折りたたむと約4.5cmとスリムでパソコン横におけてとても便利です。明るさも十分で広範囲に明かりを広げるので、読書や仕事にもぴったりです。シーンに合わせて調光・調色できる機能も搭載しています。USBポートが取り付けられているので、スマートフォンやタブレットの充電も可能です。デザインは高級感のあるヘアライン仕上げになっており、シンプルな見た目なので書斎をスタイリッシュで素敵な空間にします。
JIS規格AA形で明るい! LEDスリムテーブルランプ GS1703P
スリムテーブルランプは、シェードの高さ約45cm、折りたたむと約4.5cmとスリムでパソコン横に置けて便利。JIS照度 AA形相当の明るさがあり、仕事や読書にぴったり!
6・8・12畳用 LEDシーリングライト 蝶々 MCL01706 MCL01708 MCL01712
可愛いオーナメントのついたシーリングライトです。部屋全体を明るく照らすので、書斎だけでなく子供部屋にもおすすめします。使用するシーンによって光の色や明るさを調整できます。
取り付けは引掛シーリング対応で、以下の5種類の器具が天井に取り付けられていれば設置が可能です。
- 角形引掛シーリング
- 丸形引掛シーリング
- 高荷重・耐熱形引掛シーリング
- ハンガー付埋込引掛シーリング
が設置されていれば電気工事業者に依頼しなくても、自分で設置できます。
6・8・12畳用 LEDシーリングライト 蝶々
シンプルなシーリングライトにかわいい蝶々のオーナメント付きで、子供部屋にぴったりです。使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。例えば、夜に勉強をする時は集中して作業を行いたい時は昼光色にして、明るさを強めて作業をしやすい空間をつくります。夜寝る前などリラックスする時に電球色にして明るさを落とします。
照明一体型デスク!ライトデスク MFN001-1200 MFN001-1000
デスクと照明が一体となったライトデスクです。自宅の省スペースでも快適なワークスペースが作れるように、MotoMで開発されました。照明が一体となっているので照明スタンドを置く必要がないため、デスクを広々と使うことができます。LED照明が内蔵されているのでデスク全体を満遍なく明るく照らし、手元が影になりにくいので視覚によるストレスを軽減してくれます。照明フレームを閉じると食卓としても使えるので、広さが限られた一人暮らしの部屋にもぴったりです。
デスクには、照明を点灯・消灯するスイッチの他に、コードをすっきり通す穴、照明と付属のACアダプターを接続して給電するコネクター、床面が傾いていても高さの微調整ができるアジャスターが取り付けられています。
照明一体型デスク!ライトデスク MFN001-1200 MFN001-1000
近年自宅で仕事をする人が増え、ワークスペースの作り方に注目が集まっています。作業スペースの狭さやデスク回りの照明の暗さなどの問題を解決し、自宅の小スペースでも快適なワークスペースをつくれるよう、照明一体型デスクを開発しました。
まとめ
書斎に合った照明の選び方について解説しました。自宅で快適に仕事をするためにも、照明選びはとても重要です。これまでに解説した内容を参考に、自宅の書斎にぴったりの照明を選んでみてはいかがでしょうか。