ダウンライトは天井に光源を埋め込むタイプの小型の照明です。照明器具が目立たず空間をシンプルに見せることができる機能性の高い照明で、リビングやダイニング、廊下や玄関ホールなどで幅広く使われています。
ダウンライトと取り付けが簡単でデザインが豊富なペンダントライトを組み合わせることで、おしゃれな自分らしい空間作りに挑戦してみましょう。
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ダウンライトとは、天井に取り付けて下向きに光を照射する照明器具。天井に埋め込まれて設置されることが多く、天井面と一体化したスッキリとしたデザインが特徴。リビング、キッチン、バスルーム、廊下、オフィスなど、さまざまな場所で使用可能。天井に埋め込まれるため、部屋の空間を有効に使うことができます。設置するには電気工事が必要です。
ダウンライトの特徴は?
ダウンライトは天井に埋め込むタイプの小型の照明です。
取り付けには工事が必要で、一度工事をして取り付けると照明の位置や数を替えること ができません。取り付ける際には照明のプロに相談しながら設置をすることがおすすめで す。交換型と固定型がありLEDが使えるものも多く、一度取り付けると10年くらいはそのまま使うことができます。
ダウンライトのメリット
天井に埋め込む照明なので天井がフラットに見えて目立たず、空間をシンプルに見せることができます。調光機能があるものを選ぶと用途や気分に応じて照度や輝度を調整することができます。
扉の干渉を気にしなくて良いので、小さめの空間でも使用することができます。
ダウンライトのデメリット
スポットライトのような効果があるので、ベッドルームなどで照明の光が直接目に入る位置にあると眩しく感じることがありあます。
部屋をすっきり見せることが出来て機能性がある反面、光の広がり方や色味を変える以外に個性を出しにくい照明です。
ダウンライトがよく使われるお部屋は?
リビング、ダイニング、ベッドルームなど広い空間のお部屋から、パウダールーム、廊下、玄関ホールや収納内、キッチンなどの小さめの空間までお部屋のいたるところで使われています。新築時やリフォーム時に取り付けしてそのまま使うのが一般的です。
ペンダントライトの特徴は?
天井からコードやチェーンなどで吊り下げるタイプの照明で天井に引掛シーリングボディやダクトレールという配線器具が設置されていれば特別な工事が不要で手軽に使うことができます。種類やデザインが豊富で安価なものから高価なものまで選択肢が幅広くあるので、お気に入りのものを季節によって取り替えることもでき、自分らしさをお部屋に取り入れたい時にはおすすめの照明です。
色々な種類があるペンダントライト
ペンダントライトには色々な種類があります。おしゃれな北欧デザインは人気がありますし、アジアンテイストのデザインは和室にも合います。シンプルなデザイナーズテイストのものは付ける場所を選ばず、反対にアンティークは個性的で自分らしさを演出しやすいです。デザインの種類が豊富なのはもちろんのこと、セードの材質を磁器やガラス、布、木などに変えるだけでも、それぞれのテイストで雰囲気や照度、光の広がり方が全く違う照明になるので、必ず自分好みのペンダントライトが見つかりますよ!
ペンダントライトのメリット
ペンダントライトは選択肢が豊富にあるので自分らしいお部屋にできるのはもちろん、手軽に取り付け取り外しができるので、引っ越しや模様替えをしたい時にも簡単に雰囲気を変えることができます。
ペンダントライトのデメリット
ペンダントライトは天井の配線器具が引掛シーリングの場合は引掛シーリング対応の照明器具を、またダクトレールが設置されている場合は、ダクトレール用(ダクトプラグ)の照明器具を購入しないと設置することができません。また照明器具が重い場合はツバがついている引掛シーリングではないと重さに耐えられない場合があるので、購入の際にはどの配線器具に対応した器具なのかを確認することが大事です。ただし、天井の配線器具がダクトレールなのに引掛シーリングの照明器具を買ってしまった時には変換プラグを購入して使えば大丈夫です。
デザインが豊富でおしゃれなペンダントライトですが、部屋全体を1灯で照らすタイプのものが少なく、お気に入りが見つかったのに照度が足りない場合があります。そんな時には付ける個数や位置、高さを変えてみることで解消できることがあります。照明の使い方を工夫しながら、自分にぴったりの配置を考えてみるのも楽しいですよ。
ペンダントライトがよく使われるお部屋は?
ダイニングや対面キッチンの上など手元を明るくしたい場所や、リビングルーム、ベッドルームなど間取りが広く視界に照明が入りやすいお部屋に使われることが多いです。
ダウンライトとペンダントライトを併用して自分らしい空間に
ダウンライトは取り替える時に工事が必要になり、どちらかと言えば機能性を重視したベースになる照明です。反対にペンダントライトは種類が豊富で取り付けが簡単、様々なデザインに挑戦することが手軽にできる反面、お部屋全体を照らすときには照度が足りないことがあります。この2つの照明を組み合わせることで最強のお部屋づくりができますよ。
ペンダントライトをメインにしてオシャレな空間を演出しよう!
どちらか片方の照明だけだと、明るさやデザインに満足できないことがありますが、この2つの照明を組み合わせて使えば、双方の良いところを組み合わせることができるので、簡単に自分好みのおしゃれな空間を演出できます。
ダウンライトとペンダントライトを組み合わせる時のポイント!
ダウンライトがベースの照明になって空間をすっきり見せてくれるので、印象的なペンダントライトを取り付けることで視界のアクセントになります。
お部屋ごとのダウンライトとペンダントライトの組み合わせアイディア
お部屋の用途によって照明の明るさや色を工夫して居心地の良い自分らしさのある空間づくりに挑戦!
リビング
くつろいで過ごすことが多いお部屋なので暖かみのある電球色を使った照明がおすすめ。大型のペンダントライトをお部屋の中心に取り付けると雰囲気のある空間になります。
ダイニング
お料理が美味しく見えるようにテーブルを電球色で明るく照らすことが重要になってくるので、ペンダントライトをテーブルの真上にくるよう設置するのが一般的。小さめのものを複数つけると空間にリズムもでておしゃれです。最近は食事以外でも勉強や作業をするのに使うケースもあるので、ダウンライトに調光機能がない時は光の色を昼白色に変えられるペンダントライトにするなど光の色を変えられるようにしておくと便利。勉強する時にはペンダントライトとダウンライトを併用しても手元が暗い場合があるのでデスクライトがあると捗りますよ。
アイランドキッチン
リビングやダイニングに続くオープンな空間に作られることが多いので、他のお部屋の照明と調和したデザインを選ぶと統一感が出ます。ダウンライトと組み合わせることで手元がしっかり見えておしゃれで実用性のあるキッチンに変身。ペンダントライトをガラスのセードや裸電球のデザインを使ったり、あえてコードを見せたりすることで手作り感のあるキッチンを演出することもできます。
玄関
ダウンライトだけだとシンプルな玄関でも印象的なペンダントライトがあると一気に空間が変化。最初に目に入る空間なので他のお部屋の印象を決めることも。リビングより少し暗めのものにしておくことがポイント。夜道から入った時に眩しすぎず、照明に目を慣らすことができます。
寝室
書斎や勉強部屋と兼用している時にはダウンライトとペンダントライトを組み合わせることで明るさを調整することができると便利。ペンダントライトの落ち着いた明かりで眠りにつきやすい空間をつくることができます。
階段周りや吹抜け
吹き抜け全体を照らす時には大きめのペンダントライトを一つ、又は小型のペンダントライトを複数取付けるのも素敵。ダウンライトで照度を補うのがおすすめです。天井高が高い位置に取り付けることが多いのでメンテナンスや掃除のしやすいデザインにすることも選ぶ時の重要なポイントの一つ。
まとめ
機能性がありシンプルなダウンライトと、種類やデザインが豊富なペンダントライト。この2つを組み合わせることであなた好みの理想的な空間をつくることができます。
お部屋のメインになるリビング、お料理をする時間が楽しくなるキッチン、眠るまでの空間が大事なベッドルーム、最初の印象を決める玄関。思いついたらすぐに照明ひとつで自分だけのおしゃれなお部屋ができますよ。是非挑戦してみてくださいね。