お部屋のインテリアを考える時に何を中心に考えるでしょう。季節?自分の好み?何を中心にしても関係してくるのが「色」ではないでしょうか。今回はこの色の組み合わせ、配色について考えてみましょう。
インテリアとは
そもそもインテリアとはどういう意味なのでしょう。インテリアとは英語では内面という意味で、そこから転じて広い意味では室内にある部材全般を指し、狭い意味では室内を装飾するもののことを意味します。
インテリアの配色とは
インテリアでは配色の黄金比というものが存在します。これはインテリアの黄金比率と呼ばれ「ベースカラー(基調色):アソートカラー(従属色または配合色):アクセントカラー(強調色)=70:25:5」と言われています。この黄金比率は壁や床の色も含めたお部屋全体の色で考えるのがポイントです。
ベースカラーとは
基調色とも言われるベースカラーは比率の中で最も大きい面積を占める色です。フロア、壁、天井などに使われる色です。
アソートカラーとは
従属色、配合色とも呼ばれるアソートカラー。ベースカラーに変化を与える2番目に広い面積を占める色で、家具やカーテンなどに使われます。
アクセントカラーとは
クッションや小物、インテリアアクセサリーなどに使われる色で、最も面積が小さいけれど存在感があり強調色と呼ばれます。その名の通り差し色になってお部屋のインテリアを引き締めます。
色について
ひとくちに「色」と言ってもさまざまな種類があります。この「色」についてもう少し詳しくみてみましょう。
色相環とは
光の波長によって違う色を円環状に並べて体系的に表したのが色相環(しきそうかん)です。隣り合う色相は似ていますが円環状になった時に反対側に来る色は全く異なる色相になります。
有彩色とは
赤や黄色などの色味を持った色のことを有彩色(ゆうさいしょく)と言います。
無彩色とは
白や黒などの色味を持たず、明度によってだけ表される色のことを無彩色(むさいしょく)と言います。
補色とは
色相環で見た場合に正反対に位置する色のことを補色と言います。
反対色とは
色相環で補色の両隣に位置する色のことを言います。
暖色とは
赤やオレンジ、黄などの暖かみを感じる色のことを指します。冬など寒さを感じる時には取り入れたい色味です。
寒色とは
青や青緑などの冷たさを感じる色のことを指します。暑い夏、リゾート感を取り入れたい時などに使うと涼しげで快適な印象になります。
中間色とは
暖色や寒色に属しない緑や黄緑などの色を指します。森を感じさせる緑色はどんな季節でも使いやすく癒される色味ですね。
お部屋の色と照明の関係
お部屋のインテリアを自分好みの配色でまとめると、とっても居心地の良い空間ができます。そんな時には照明の色にもこだわってみると、明かりをつけた時にお部屋の表情がかわってますますお部屋で過ごす時間が楽しくなりますよ。
照明の色について
照明にもいくつかの色味があります。寒色系のインテリアでも暖かみのある照明をスポットライト的に使うことで、色の持つ力を損なわずに素敵な空間を演出できます。反対にリラックス効果の高い配色の中でも、すっきりとした明るい照明を使うことで集中力が増しストレスフルに作業に取り組めます。
電球色
暖かさを感じさせるオレンジ色の柔らかい色味。リラックス効果も抜群の色味なので寝室やリビングに使うのがおすすめです。
温白色
電球色と昼白色の中間の色味で優しく暖かさの感じられる色。
昼白色
太陽が出ている時の白く明るい光で、もっとも一般的。活動的なことをするときに適している色です。
昼光色
青みがかった一番明るいすっきりとした色味の光。仕事や勉強をするときなどに集中して作業に取り組む時にぴったりな光です。
お部屋ごとのおすすめの配色と光はこれ!
お部屋の使い方によって、ゆったりと過ごせる雰囲気が欲しかったり、反対に作業に集中したかったり、色々ありますよね。お部屋のインテリアばかりではなく照明を使うことでお部屋の使い心地をワンランクアップさせることが簡単にできます。
リビング
くつろぎのスペースにしたいリビング。お部屋のインテリアがどんな配色でも電球色の照明を取り付けることで癒しの空間に早変わりさせることができます。柱や壁に取り付けるブラケットライトであれば、お部屋のインテリアのアクセントにもなって光で奥行きのある空間作りができます。
ダイニング
食事を取るためのダイニング。お料理を照らす明かりに電球色の照明を選べば、寒色系のインテリアでも美味しくお食事がいただけます。お部屋のテイストに合わせたペンダントライトを取り付ければ、インテリアを損なわずに統一感をだすことができます。
ベッドルーム
眠る前のひとときを充実させるにはお部屋のインテリアは大事な要素です。暑さで寝苦しい夜には寒色系のインテリアで、反対に寒さを感じる季節には暖色系のインテリアでまとめると心地よい眠りにつくことができるのではないでしょうか。リーディングライトが枕元にあるとお休み前の読書の時間が待ち遠しくなりそう。
MotoMおすすめの照明をご紹介
お部屋の配色とともにインテリアとしても重要な役割がある照明。MotoMのおすすめの照明をご紹介しますね。
LEDシャンデリア 12灯 GCH005-12
メタルセードの反射板がきらめくゴージャスなシャンデリア。お部屋の中で圧倒的な存在感がありながらインテリアの種類を選ばない柔軟性がある個性的な照明です。白をベースにしたシンプルなお部屋では雪の結晶のように、ポップなカラーのお部屋ではミラーボールのように、どんな見え方にも対応できるおしゃれなアイテムです。配線器具によっては天井に穴を開ける必要があるので確認してださいね。
内側からきらきら光る 12灯LEDシャンデリア GCH005-12
メタルセードの反射板が特徴的なインテリア照明。ミラーボールのような見た目は圧倒的な存在感を持ち、お部屋をゴージャスに演出してくれます。天井から吊り下げるワイヤーが透明でまるで宙に浮かぶ光の粒子のようです。
Φ100×5灯シーリング MCL010-5
直線的なアームに丸いランプの形状がとても可愛らしいシーリングライト。ライトの向きは自由に変えられるので、お好みの形状にすることができます。直線と円形の飽きのこないシンプルなデザインは一番の魅力。アームも黒と白の2色から選べるので、お部屋のインテリアにも合わせやすいです。温もりのある電球色なのでリビングやダイニングなどのリラックスしたいお部屋にぴったりの照明です。
空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。
Neon-Color Star ペンダントライト
ピンク、イエロー、オレンジのビタミンカラー3色に大小2サイズのバリエーションが有る星型の可愛らしいペンダントライト。子ども部屋に複数取り付けてインテリアとしても楽しめます。ボールなどが当たったときにも割れないように樹脂グローブを採用しています。
子供の目線でデザインしたカラフルな星のペンダント Neon-Color Star
空中に浮かぶ星がポップな空間をつくります幼少期の子供は、大人よりも何倍も天井を見上げています。その時期にカラフルで創造性が膨らむインテリアデザインに触れてみることも大切です。
照明付きデスク MFN001-1200 MFN001-1000
ミニマムなスペースでもしっかり明るさを確保して作業できる照明一体型デスク。フレームを閉じるとおしゃれでシンプルなデザインなので、どんな配色のインテリアにも合わせやすい商品です。
照明一体型デスク!ライトデスク MFN001-1200 MFN001-1000
近年自宅で仕事をする人が増え、ワークスペースの作り方に注目が集まっています。作業スペースの狭さやデスク回りの照明の暗さなどの問題を解決し、自宅の小スペースでも快適なワークスペースをつくれるよう、照明一体型デスクを開発しました。
まとめ
お部屋のインテリアを考える時間はとても楽しいですよね。全体はどんな配色にしようか、どんな小物をアクセントにしようか…。照明もお部屋づくりの大事な一要素です。あなた好みのインテリアにぴったりの照明を取り付けて、お部屋で過ごす時間を素敵なものにしてくださいね。