三面鏡ってどんなもの？使用例やあると便利な機能を解説！

三面鏡って何？

三面鏡とは、正面と左右に鏡がついており、左右の鏡の角度を調整することができるものです。一般的な鏡ですと、お顔の正面からの姿しか見ることができませんが、三面鏡の場合は左右の鏡を調整することで、横顔や頭の後ろまで確認できます。自分では見えにくいところまで見ることができるので、身だしなみを整える際などには便利な製品ですよね。今回は使用例からあると便利な機能まで、三面鏡の魅力について紹介します！

三面鏡の主な使用例

三面鏡と言えばここ！と思う場所や、手軽な使用例までを紹介します。ライフスタイルに合わせて、どのような場面で使用したいか想像してみましょう。

洗面台

三面鏡を一番多く見ることができるのは洗面台ではないでしょうか。今では一般的なグレードから最上位のグレードまで、あらゆるメーカーが三面鏡の付いた洗面台を販売しています。三面鏡はあらゆる角度から見ることができるため、一日の最初の身支度をする洗面台では重宝しますよね。特にヘアアレンジをする方は、後ろの髪まで確認しながら整えることができるので、後ろ姿もばっちりセットすることができます。

ドレッサー

三面鏡は寝室などのドレッサーに設置することでも活用することができます。住人が多い場合、朝の洗面台は混みあうため、ゆっくりお化粧をすることは難しいです。ドレッサーに三面鏡があれば、ゆったりとお化粧することはもちろん、左右からの見え方も確認することができるので、よりメイクの完成度が上がるでしょう。1点、寝ている姿を鏡に映すことは、気を取られてしまい風数的に良くないとされていますので注意しましょうね。

卓上ミラー

三面鏡は洗面台のように壁に設置することや、ドレッサーなど家具に内蔵されている以外にも、卓上タイプがあります。お値段的にも比較的リーズナブルで、最も手軽に三面鏡を日常に取り入れることができます。商品によっては拡大鏡が付いたタイプがあり、より細かな作業がしやすい製品もあります。また、固定されているタイプとは異なり、持ち歩き可能ですので、旅行先などにも持ち歩くことができます。卓上ミラーの場合、サイズはある程度限られてしまいますので、普段は洗面台など固定された大きな三面鏡を使用し、携帯用として卓上型を持つことが良いかもしれませんね。

あると便利な機能

三面鏡には使用する際にあると便利な機能があります。そのままでも360度確認できる便利な製品ですが、照明や収納付などを選ぶとさらに使いやすくなるかもしれません！

照明付き

三面鏡には照明が内蔵されているものがあります。照明があることで細かい作業がよりしやすくなります。特に、お顔の正面から照らすような照明付きの場合は、顔に影が落ちにくいため、メイクの仕上がりが良くなります。卓上型でも照明付きのものがあります。ただし、電源はコンセント式か電池式の2種類がありますので、使う場所によって選んでみてください。

収納がついているキャビネットタイプ

三面鏡が扉の役割をし、中に収納ができるキャビネットタイプがあります。中は棚が付いており、位置の変更などができることもあるため、メイク道具など細かいものを収納できます。洗面台やドレッサー周りは散らかりやすい場所でもありますので、キャビネットタイプの三面鏡の設置をお勧めします。また、製品によっては内部にコンセントが内蔵されているものもあります。近年では美容家電なども増えていますので、合わせて検討しましょう。

曇り止めヒーター

三面鏡を温度変化の多い場所で使用する際には、曇り止めヒーター付がお勧めです。特に洗面所などは浴室との気温差により、鏡表面に結露が発生しやすい場所です。曇り止めヒーター付を選ぶことにより、水滴を拭き取る作業がなくなり、スムーズに使用することができます。水滴は鏡表面の汚れの原因にもなりますので、設置状況を考慮し、必要に応じて曇り止めヒーター付を選択しましょう。

三面鏡を壁に設置する際の注意点

卓上型であれば、心配する必要はありませんが、壁に固定する場合には注意点が必要です。以下の2点に注意して設置を検討しましょう！

下地はある？

キャビネットタイプの三面鏡設置を考えている場合は必ず確認が必要です。キャビネットタイプは幅75㎝のサイズで10㎏を超える重さがありますので、壁の中に下地がないと使用中に落下してしまう可能性があります。稀に石膏ボードに設置できるタイプのものもありますが、長い間使用していると、石膏ボードに空いた穴は石膏が崩れ、十分な強度を発揮できなくなる可能性があります。賃貸など、壁に傷を付けることができない場合や、短期間しか住まない場合を除いて、お勧めできません。

ちなみに、下地とは壁表面の白い石膏ボードではなく、石膏ボードの裏に入っている木質性のものです。三面鏡を固定するネジを止めるためには、木質性の板が入っている必要があります。壁表面から下地が入っているかどうかの確認は、個人では難しい場合があるため、専門科に依頼し、入っていない場合はきちんと施工してから設置しましょう。また、これからご自宅を建設する場合には、施工業者へ下地が計画されているか確認することをお勧めします。

電源をとることはできる？

照明付きや曇り止めヒーターなどの電気を必要とする三面鏡の場合には、電源が必要です。三面鏡の仕様によって、電源としてコンセントが必要な場合と、電気の線だけがあれば良い場合がありますので確認してください。電源がないときは、周辺のコンセントから分けて配線する場合や、分電盤から配線する必要があることもあります。手を付けなければならない範囲が思っていたよりも広範囲に及ぶことがありますので、必ず事前に確認しましょう。また、電気関係の作業は危険が伴うため、決して自身で行うことはせず、資格を持った業者に対応を依頼して下さい。

おすすめ三面鏡

MotoMでは2023年10月10日に「照明」「キャビネット」「曇り止めヒーター」の機能が付いた三面鏡を発売しました。特に照明は、メイクのしやすい「自然光」に近い明るさになっており、正面の鏡と左右の鏡の間にライン状配置されているため、お顔を正面から照らすことができます。さらに、今まではプラスチック製でチープな印象を受けることが多かった照明カバーも、ガラス製にこだわり、細部まで高級感あふれるこだわりの仕様となっています。照明は自然光以外にも、温かみのある電球色の間接照明タイプも用意があるため、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが可能です。キャビネットの中にはコンセントも内蔵されており、ドライヤーはもちろん、美容家電を使用する際にも便利です。

まとめ

三面鏡は、一般的な鏡よりも多くの魅力がある商品だということが分かりました。卓上型でない場合、いくつか注意する必要がありますが、きちんと業者へ依頼すれば大きな手間無く設置することができます。居住環境を良くすることで、日々の生活はより豊かなものになります。まずは三面鏡を取り入れ、生活の質向上に向けて一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。