洗面化粧台の選び方と照明付きキャビネットの特徴

マイホームを建てる際や、洗面室をリフォームする際に洗面化粧台を選ばなければならずどうやって選べば良いか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで、ここでは洗面化粧台の選び方や照明付きキャビネットの特徴について解説しています。MotoMで新たに販売した照明付きミラーキャビネットの特徴についても解説していますので、どうぞご覧ください。

洗面化粧台の選び方

ミラーキャビネット

まずは洗面化粧台の選び方について解説していきます。

  • 洗面化粧台のサイズ
  • どんなキャビネットにするか
  • ボウルの仕様
  • キャビネット以外に収納が必要かどうか
  • 水やお湯を出す水洗金具はどのタイプにするか
  • コンセントの数と位置
  • デザイン

上記それぞれの項目について解説していきます。

洗面化粧台のサイズ

新築でもリフォームでも、まずは洗面化粧台のサイズを考えなければなりません。リフォームの場合、今使っている洗面化粧台の横幅、高さ、奥行きを確認しましょう。今使っている洗面化粧台を取り外して同じサイズのものに交換したい時にサイズを知っていると選びやすくなります。サイズの注意点は、設置場所の天井と奥行きは重要です。洗面化粧台の上部天井に梁などがあると規格サイズの洗面化粧台が治らない可能性もあります。特に築年数の古い家は注意しましょう。奥行きはしっかりと確認しておかないと、お風呂場や脱衣所の扉が開きづらい、最悪開かないなどといったことになってしまいますので、よく確認しましょう。

どんなキャビネットにするかキャビネット

キャビネットは鏡がついたミラーキャビネットまたはベースキャビネットから選べます。それぞれを説明します。
ミラーキャビネットには1面鏡・2面鏡・3面鏡の3タイプがあります。

  • 1面鏡 横幅600mm、750mm、900mm
  • 2面鏡 横幅600mm
  • 3面鏡 横幅750mm、900mm

それぞれタイプによって横幅が異なるため、設置する場所に合う鏡を選ぶ必要があります。

また、2面鏡・3面鏡の裏には収納付きタイプのものがほとんどで、収納部分に洗面用具やメイク道具などを収納することで洗面スペースをすっきりと整頓できます。

ベースキャビネットは大きく3タイプに分けることができます。

  • 上下に収納が分かれている引き出しタイプ
  • ボウル下が広い収納になっている両開きタイプ
  • 上下2段の引き出しと両開き扉の収納がついた引き出し&両開きタイプ

ボウル下のベースキャビネットに何を収納したいかによって、上記の3タイプのうち収納タイプを選べます。

ミラキャビネット間接光

LED一体型ミラーキャビネット 曇り止めヒーター付き

LEDが組み込まれた鏡「ミラーライト」と収納家具の「キャビネット」が一体となった、MotoMオリジナルのLEDミラーキャビネット。十分な収納力で、乱雑になりがちな洗面周りをスッキリと魅せます。内蔵照明は前面発光と間接発光の2タイプそれぞれ一面鏡と三面鏡をラインナップ。自然光に近い色(4000K)のライトを備えメイクの確認に最適な前面光タイプと、温かみのある電球色(3000K)の光でパウダールームを優しく演出する間接光タイプがあります。

ボウルの仕様

洗面台に設置するボウルの材質や形状は洗面台がおしゃれになるかならないかの重要な要素です。材質や形状にこだわって選びましょう。

ボウルに使用される材質は、以下の3つが一般的です。

  • 汚れが付きにくくお手入れが楽な「陶器」
  • 衝撃に強くて割れにくい「樹脂」
  • 丈夫で汚れが付きにくく、見た目に高級感がある「人造大理石」

見た目のデザインや好み、使い勝手の良さや価格を加味して選ぶようにしましょう。

ボウルの形状は以下の2つがあります。

  • サイドに物を置けるスペースがあるカウンタータイプ
  • 全面がボウルのような形状になったボウルタイプ

カウンタータイプは小物をおくスペースがあるので、化粧品や歯磨き粉を置いて身だしなみチェックができます。ボウルタイプは洗顔や洗髪の際に水の飛び散りを気にせずに使える点が特徴です。

キャビネット以外に収納が必要かどうか

洗面室にどのくらいの収納を考えているのかも重要です。キャビネットだけでは足りなく収納を増やしたいのであれば、サイド収納や吊り戸棚をつけるのもおすすめです。吊り戸棚をつける場合、上部に十分なスペースを設ける必要があります。また、サイド収納を取り付ける場合、メインキャビネットに加えてサイド収納分の横幅を確保しなければならないため、注意が必要です。

水やお湯を出す水洗金具はどのタイプにするか

洗面化粧台では、ひとつのレバーで水と湯を切り替えできるシングルレバー混合水栓がよく使われます。

水洗金具の種類は大きく3種類に分けられます。

  • 吐水パターンがストレートの「通常タイプ」
  • 吐水口を引き伸ばして使える「ハンドシャワータイプ」
  • 水洗金具が壁についタイプの「壁出し水栓」

デザインや使い勝手で選ぶようにしましょう。

コンセントの数と位置

洗面室ではドライヤーやヘアアイロン、電気歯ブラシやシェーバーなどを使うことが多いため、コンセントは1〜3個必要です。家族が洗面室を使う際に順番待ちにならないようにコンセントは、複数個設置しましょう。ミラーキャビネットなどにコンセントがついている場合が多いので、そこを考慮して数を決めましょう。コンセントの位置は、手前から見える位置に設置されることが多いですが、鏡裏の収納部分の見えない場所に取り付けられることもあります。

収納内部にコンセントがあるのであれば、電気歯ブラシやシェーバーの充電用として使うのに便利です。

デザイン

洗面化粧台には、メーカーが販売している規格タイプのものもあれば、自分で水栓や鏡を選んでレイアウトする造作タイプもあります。規格タイプであれば、ある程度機能が備わった物を選べるのに対し、造作タイプは自分の理想の洗面化粧台を作れるというメリットもあります。洗面化粧台にどのような機能や見た目を求めるかによって規格タイプにするか造作タイプにするかも変わってくるでしょう。

どのような洗面化粧台が理想なのかを考え、デザインを選ぶようにしましょう。

洗面キャビネットに求められること

洗面室は、家族が毎日朝夕に使う場所です。洗顔・洗面、身だしなみを整えたり化粧をするだけでなく、脱衣や洗濯室としても使われることが多いスペースです。様々な用途で使われるということは、用途ごとに使用する道具やアイテムもたくさんあるということです。つまり、洗面キャビネットは様々な用途で使うアイテムや道具をすっきり収納できることも求められています。そこで収納に便利な洗面キャビネットをいくつか紹介します。

収納物を見分けやすいベースキャビネット

ベースキャビネットは、引き出し式のものが最近ではよく使われています。引き出しを開けるだけで収納物がどこにあるのかもわかりやすく、奥に収納したものまで取り出しやすい点が特徴です。

細かいものを収納できるキャスター付きキャビネット

化粧品やヘアブラシ、ピンなどの小物類をすっきりとしまえて、身だしなみを整える際の仮置きスペースが欲しいなら、キャスター付きキャビネットがおすすめです。高さ調節ができたり、トレイやカゴもつけられたタイプもあります。キャスター付きキャビネットを探す際は、どんな物を収納したいのかをリストアップしておくようにしましょう。

鏡裏に収納スペースがあるミラーキャビネット

2面鏡・3面鏡の裏に収納スペースがあるミラーキャビネットは、歯ブラシや歯磨き粉、化粧品など様々な物を収納できます。トレイや棚を自由にレイアウトできるものもあるので、ヘアアイロンなど背の高いものの収納も可能です。

ストック収納などで活躍する周辺キャビネット

吊り戸棚のように上部の空間を利用するキャビネットもあります。通常の開き扉式のキャビネットや、出し入れしやすい昇降機能付きのものもあるので、収納するものや家族の身長に合わせて設置すると良いでしょう。

ユーティリティ機能のあるキャビネット

キャビネットには、洗濯をする際に必要な洗剤やハンガー、洗濯前の衣類などを収納するスペースを揃えたものもあります。ユーティリティ機能のあるキャビネットは、日々の家事を楽にしてくれるでしょう。

洗面所に使える照明付きミラーキャビネットの特徴

ミラーキャビネットには、照明付きのものも売られています。見た目がスタイリッシュで、商品によっては鏡裏に収納スペースがあるので、洗面化粧台で使う小物類をすっきり整頓できます。そんな照明付きミラーキャビネットの特徴2点を解説します。

明るい照明で身だしなみチェックができる

1つ目は明るい照明で身だしなみのチェックができる点です。毎日ヘアセットしたり、髭剃りをしたりする際に、照明がしっかりと顔を照らしてくれるので細かい部分までチェックができます。

自然光に近い照明で常に同じメイクができる

2つ目は自然光に近い照明で常に同じメイクができる点です。照明付きミラーキャビネットに使われる照明は、自然光に近い色の照明がよく使われます。厚塗りになってしまったり化粧ムラができないように自然に近い光でメイクができるのは、嬉しいポイントです。

ミラーキャビネット収納

LED一体型ミラーキャビネット 曇り止めヒーター付き

LEDが組み込まれた鏡「ミラーライト」と収納家具の「キャビネット」が一体となった、MotoMオリジナルのLEDミラーキャビネット。十分な収納力で、乱雑になりがちな洗面周りをスッキリと魅せます。内蔵照明は前面発光と間接発光の2タイプそれぞれ一面鏡と三面鏡をラインナップ。自然光に近い色(4000K)のライトを備えメイクの確認に最適な前面光タイプと、温かみのある電球色(3000K)の光でパウダールームを優しく演出する間接光タイプがあります。

MotoMのミラーキャビネットのポイント

LEDミラーキャビネット

MotoMでは、2023年10月から照明付きのミラーキャビネットの販売も開始しています。
MotoMのミラーキャビネットの特徴を以下にまとめてみました。

  • プラスチックの照明カバーを使わない特殊加工により、高品質で明るいLED照明
  • ドライヤーやシェーバーに必要なコンセントを2口搭載
  • 給電方式はコンセントで電気工事は不要
  • コードストッパーはホテル備品として使う時の防犯対策としても活躍
  • 鏡裏には3段分の可動棚を装備
  • 自然光に近い色味で見れる演出性の良い照明

他にも、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドの飛散量が少なく、入浴後でも使える鏡の曇りを取り除くヒーターもついています。空間をおしゃれに演出する間接光もついており、洗面室をラグジュアリーな雰囲気にしてくれます。

一面鏡タイプと三面鏡タイプがあるので、設置場所や日々の使い勝手に合わせてデザインを選ぶことが可能です。

まとめ

ミラーキャビネットの選び方や、照明付きミラーキャビネットの紹介をしました。毎日の身だしなみを整える際には、必ず鏡を使います。使い勝手の良いミラーキャビネットがあれば、毎日の身支度も楽しくなるでしょう。これまで解説した内容を参考に、自分にとって使いやすいミラーキャビネットを探してみてはいかがでしょうか。

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