ダクトレールって？メリットや注意点、おすすめのペンダントライトも紹介！

ペンダントライトを含む様々な照明器具を飾り付け、おしゃれな空間を演出するのに欠かせないのが、ダクトレールです。ダクトレールを設置することで、照明器具の位置を自由にレイアウトでき、インテリアとして楽しむことができます。

今回は、ダクトレールの概要から設置するメリット、注意点を解説し、最後にダクトレールに設置するおすすめのペンダントライトを紹介します。ダクトレールについて詳しく知りたい、設置を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ダクトレールとは

ダクトレールとは、照明器具を取り付けることができるレール状の配線器具のことを指します。

レール上に電気が流せるように設計されているので、照明器具を設置してスイッチを押せば電気が流れて照明を点けることができます。ダクトレールがあればレール上に複数の照明が設置できるようになり、自由なレイアウトが可能になります。

ペンダントライトはもちろん、シーリングライトなども設置できるようになっているので、照明器具の設置においてダクトレールは欠かせません。

ダクトレールを設置するメリット

照明器具を複数取り付けられるという特徴があるダクトレールですが、設置することでどのようなメリットがあるのでしょうか。ダクトレールを設置するメリットを3つ紹介します。

1.おしゃれな空間を演出できる

ダクトレールを設置することで照明の数を調整できるようになるため、おしゃれな空間を演出できます。

おしゃれな雰囲気のある空間を作るには、照明が必要になります。しかし、広い空間を単体で照らすことはできませんし、かといって強い光を放つ照明だとおしゃれな雰囲気にならないといったことがあります。そのため、設置する照明の数を調整できるダクトレールは、おしゃれな空間を作るために必要となります。

ダクトレールがあれば、設置する照明の数を調整し理想とする部屋の明るさを実現できます。それによっておしゃれな空間を演出できるので、照明の設置においてダクトレールがあると非常に便利なのです。

2.照明以外の様々なものやインテリアも取り付けられる

ダクトレールには照明器具以外にも、インテリア用品などを取り付けることもできます。

例えばグリーンインテリアなどの観葉植物をダクトレール対応のS字フックに引っ掛けて設置することでおしゃれな空間になります。他にもかごやハンガー、ファンなど、様々なものを取り付けられます。インテリアを飾る場所としても活用できるので、部屋をおしゃれにしたいという方におすすめです。

もちろん電気を利用できるので、照明器具以外の電化製品も設置できます。スピーカーやプロジェクターといった製品を、場所を取らずに設置することができます。

インテリア用品を設置できるかどうかは、商品がダクトレールにも対応しているか確認しましょう。対応しているインテリアや電化製品であれば、ダクトレールに設置することができます。

3.取り付けや取り外しが簡単になる

ダクトレールがあると、照明器具を取り替えるのが簡単になります。面倒な手間をかけることなく、スムーズに取り替えができます。

ダクトレールに取り付けるだけなので、工事をする必要がなくなります。もちろん取り外しも簡単なので、気分や季節に合わせて照明を付け替えることができます。また、照明器具を頻繁に購入し何度も取り替える方にもおすすめできます。

部屋の模様替えやイメージチェンジなど、思い立って家具の配置を変えたいときに照明の交換もできるようになります。自力で交換ができるので、費用をかけることなく照明を取り替えることができます。

ダクトレールを設置し使用していく上での注意点

ダクトレールは設置することで様々なメリットがありますが、一方で注意しなければいけないこともあります。ダクトレールの設置における注意点も知っておきましょう。

1.天井にダクトレールを設置する必要がある

ダクトレールを設置する場合、電気工事にて設置する必要があります。

照明を購入する際は、ダクトレール対応(ダクトプラグタイプ)の器具を購入する必要があります。多くの照明器具は引っ掛けシーリング対応の器具が多いですが、器具によっては変換プラグを別途購入して設置することが可能です。

2.ワット数や重量には制限がある

ダクトレールでは複数の照明器具を取り付けて同時に使用することができますが、ワット数や重量には制限があるので注意が必要です。

照明器具を取り付けすぎたり、ワット数を超える電気を使用したりすると、事故に発展するリスクがあります。複数の照明器具を同時に使えるのは魅力的ですが、取り付けすぎ・使いすぎには注意しなければいけません。

3.ダクトレール自体のデザインの種類は少ない

ダクトレールは照明器具を取り付けることが目的なので、ダクトレール自体のデザインは豊富とは言えません。

白色や黒色が一般的です。部屋のテイストに合った照明器具やインテリアを取り付けることで、おしゃれな雰囲気を演出できます。

4.引掛シーリング対応の簡易型ダクトレールがある

天井に引掛シーリングという配線器具があれば、簡易型ダクトレールを設置できます。簡易ダクトレールは、引掛シーリングの形状によって天井に穴を開けなければならないタイプがあるため、確認の上ご購入ください。

おすすめのペンダントライト3選！

最後に、おすすめのペンダントライトを紹介します。ダクトレールに設置することを想定しながら、ペンダントライト選びの参考にしてみてください。

1.シンプル ミニマルデザイン 円筒ペンダントライト 直径5.5cm 電球色 MPN04 MPN05 引掛シーリング/ダクトプラグ

シンプルなデザインとコンパクトなサイズが特徴的なこちらのペンダントライトは、どこにでも合わせやすいです。

設置場所を問わず、おしゃれな空間を演出します。さらにLED電球を使用しているので、長期間安定した照明として使うことができます。暖かみのある電球色のライトで、落ち着いた雰囲気にしてくれます。

また、引掛けシーリングとダクトレール用があるので、使い勝手も良いです。自宅の状況に合わせて設置することができます。

2.黒いワイヤーがおしゃれな1灯LEDペンダントライト GPN008U 引掛シーリング

黒いワイヤーシェードが特徴的なこちらのペンダントライトはデザイン性が高く、シックで高級感のある雰囲気を与えてくれます。暖色系の電球と黒のワイヤーが、大人な印象を演出します。

また、LED電球を使用しているので寿命が長く、かつ省エネ効果もあります。こちらのペンダントライトは引掛けシーリングのみに対応しています。簡易型のダクトレールにも設置する場合は、別途変換プラグをご購入の上、ダクトレールに設置してください。

3.アシメントリー 真鍮メッキ６灯ペンダントライト GCH002-6 引掛シーリング

6灯と多めのライトが取り付けられているアシンメトリーのペンダントライトです。アーティスティックな印象があり、真鍮メッキによっておしゃれな雰囲気を演出してくれます。こちらも引掛けシーリングに対応ですので、天井の配線器具を確認の上、ご購入ください。存在感があり、インテリアとしても活用できるペンダントライトとなっています。

まとめ

今回は、ダクトレールの概要やメリット、注意点を紹介してきました。

照明器具を設置して部屋をおしゃれにしたい場合、ダクトレールをおすすめします。複数の照明が設置できてインテリアも取り付けられるので、使い勝手が良く自由自在なレイアウトができます。

ダクトレールは電気工事をして設置するため、天井に穴を開けなければならなく賃貸物件などでは設置が難しいです。またダクトレールに設置できる器具はダクトレール用の照明器具であることが必須です。器具を購入の際には注意してご購入しましょう。

また引掛けシーリングタイプの照明器具でも変換プラグを取り付けて設置することも可能ですので、ショップやメーカーなどに確認の上、ご購入しましょう。注意点を踏まえて設置すれば、長く使うことができます。

ダクトレールを設置し、照明器具をおしゃれに飾って部屋を明るくしましょう。