スポットライトが決め手！魅力的なお店づくり

お店をオープンする際、魅力を最大限に引き出すためには、店舗照明による空間作りも非常に重要です。照明にはたくさんの種類がありますが、その中でも特に注目すべきものが「スポットライト」。

スポットライトは、ただ単に店舗内を明るく照らすだけではなく、商品やインテリアなどを一段と引き立てる力があります。どの商品に光を当てるか、どの角度から当てるかによって、その商品が持つ魅力が大きく変わることもあるのです。

本記事では、店舗照明に欠かせないスポットライトについて、基本的な知識や選び方、おすすめのアイテムも含めて紹介します。スポットライトを上手に使って、お店づくりをもっと楽しく、もっと魅力的にしていきましょう。

店舗照明の選び方

お店の照明は、ただ明るくするだけが目的ではありません。その選び方一つで、商品が引き立ったり、お客様が心地よく過ごしたりできる空間が作れるのです。そのため、照明は店舗の演出の一部とも言えます。

まず、照明選びで大切なのは「目的」です。お店が何を提供して、どんな雰囲気を作りたいのかにより、選ぶべき照明は変わってきます。

例えば、隠れ家的な飲食店なら間接照明を使った暗めの照明が合いますが、アパレル店なら適度な明るさで、商品本来の色味がわかりやすい方が良いですよね。このように、目的に合わせて、形や色、明るさを選びます。

また、それぞれの照明の特性を理解することも大切です。直接照明は商品を明るく照らすことで視認性を高めますが、強すぎると商品の色が飛んでしまうことも。一方で、間接照明は柔らかな光で空間全体を包み込む効果があります。

このように、目的に応じて直接照明と間接照明を組み合わせることで、理想の店舗空間を作れます。

スポットライトとは？

「スポットライト」と聞いて、舞台やライブなどでアーティストを照らす光が思い浮かぶ方も多いのではないしょうか。その用途ももちろんありますが、スポットライトが活用される場面はそれだけではありません。

スポットライトは、狭い範囲に集中して光を当てる特性があります。そのため、目立たせたいものを際立たせられるのです。

スポットライトは、商品を美しく見せたい店舗照明や、絵画や彫刻を引き立てたい美術館、アートを飾った自宅の壁など、さまざまな場面で使用できます。

また、スポットライトは光の角度を調整することで狙ったところにピンポイントで光を当てられることもポイント。これが、他の照明では難しい演出を可能にしてくれる理由です。

スポットライトにもさまざまな光の色があり、選択する際には光の色も考慮する必要があります。暖色系の光は暖かみを感じさせ、寒色系の光はシャープな印象を与えます。用途や照らす対象、お店の雰囲気によって、色温度を選ぶことが重要です。

スポットライトの種類

「スポットライト」とひと言で言っても、さまざまな種類があります。そのため、自分の店舗や用途に合わせて選ぶことが大切です。

LEDスポットライト

スポットライトは、これまでは白熱電球や蛍光灯のように熱を利用するものが多かったです。しかし今では、LEDを使用している器具が主流で、熱くなりにくく省エネ・長寿命というのが特徴です。

引掛けシーリングタイプのスポットライト

天井の配線器具「引掛けシーリング」に設置できるスポットライトのことです。1台だけのものや複数のスポットライトが付いているものなどがあります。

複数台のスポットライトが付いていて6畳用といった部屋の畳数表されている器具は主照明として使用できます。

ダクトレールタイプのスポットライト

天井に設置されているバー状の配線器具をダクトレール(またはライティングレール)と言います。ダクトレールは、最大ワット数と耐荷重を守れば、レール上に何台でも取りつけることができます。

違う種類のスポットライトを取り付けたり、ペンダントライトと組み合わせることも可能です。

ブラケットタイプのスポットライト

壁に取り付けるスポットライトで、電気工事が必要です。玄関や廊下、階段などに取り付けることで素敵な空間を演出します。

スタンドタイプのスポットライト

主に間接照明として使用し、部屋に奥行きをつけたり、癒しの空間にします。スタンドライトタイプの便利な点は、コンセントに繋げることができれば、工事不要で簡単に設置できることです。

また、スタンドライトタイプの中には複数のスポットライトが付いているものがあり、天井や壁を照らししたり、手元を照らしたり、一台で2役になるため便利です。

クリップライトタイプのスポットライト

クリップタイプのスポットライトは、天板に挟んで設置します。コンパクトなサイズの器具が多く、家具と組み合わせやすいことが特徴です。

ダクトレールとは？

「ダクトレール」はお店づくりにおいて、とても便利なアイテムです。「ダクトレール」とは、簡単に説明すると「照明器具を自由に移動できるレール」のこと。ダクトレールを天井に取り付ければ、その上をスポットライトやペンダントライトが自由自在に移動できるようになります。商品の配置を変えた時や季節ごとのディスプレイ変更の際も、照明を簡単に調整できるのが大きなメリットです。

特に小売店やカフェ、ギャラリーなど、レイアウトが頻繁に変わる場所では、ダクトレールは必須とも言えるでしょう。照明の位置や角度、明るさを簡単に変更できることがその理由です。お客様の視線を自然と商品や作品などに引きつけることができるので、売り上げアップの秘訣とも言えますね。また、ダクトレールは、シンプルなものから、スタイリッシュなものまで、インテリアと合わせやすいです。ダクトレールを上手に選べば、単なる「照明の道具」ではなく、「インテリアの一部」としても楽しめるということです。

そして、最近のダクトレールはスマートホームと連携することも可能。スマホやタブレットで照明の明るさや色を調整できるため、さらに使い勝手が良くなっています。ダクトレールは電気工事業者に取り付けてもらう必要がありますが、それを考慮しても、その利便性と多機能性は価値があります。特に新しくお店を開く際やリニューアルするタイミングで取り入れると効果的です。

店舗照明におすすめのスポットライト

ここからは、MotoMで取り扱っている店舗照明におすすめのビンテージ風スポットライトをご紹介します。

ダクトレール用スポットライト MSP003D

シンプルでコンパクトな形状のスポットライト。丸みのあるデザインがかわいらしい印象です。

光の方向を自由に変えることができ、可動範囲も広いため、店舗の商品やオブジェなどをしっかり照らすことができます。白と黒の2色展開で、お店の雰囲気に合わせて選択することが可能です。

電球は40wと60wのいずれかから選択できるので、お好みの明るさを選んでいただけます。

当店オリジナル 24V用コンパクト スポットライト (小・大) 36度配光 gsp001d

ローボルト仕様なので、触れた時に感電することを防ぎ、コンパクトで軽量なので、人の手が届く低い位置にも設置しやすいスポットライト。24Vですが、十分な明るさが確保されています。サイズは大・小の2サイズあり、色温度は「電球色（2700K）」「電球色（3000K）」「白色（4000K）」「昼白色（5000K）」の4種類。温かみのある色からクリアな色まで選択できるので、お店の雰囲気に合わせて選べます。
また、日中の太陽光に近いRa90ランプを採用しているため、商品などの本来の色味がわかりやすいのもポイント。マグネット式で、簡単に着脱できるのも魅力です。
なお、設置の際には電気工事が必要。専用のダクトレールやパーツを組み合わせての設置となります。

当店限定 24V用スポットライト (小・大) 2灯用 36度配光 GSP001D2-2 GSP002D2-2

前述の「当店オリジナル 24V用コンパクト スポットライト (小・大) 36度配光 gsp001d」と同様の「24Vダクトレールシリーズ」。こちらのアイテムは、「2灯タイプ」です。サイズは大・小の2つあり、色温度も4種類から選択可能。縦、横、傾斜面など、さまざまな方向に取り付けられることもポイントです。なお、こちらの商品は、電気工事で、専用のダクトレールやパーツを組み合わせて設置します。

店舗照明でお店の魅力をアップさせよう

店舗照明は、ただ明るくするだけではなく、どのようにその光を活用するかがポイント。スポットライトは、商品を引き立てるだけでなく、空間全体の演出ができる、お店にぴったりな照明です。
例えば、商品が思ったより目立たないと感じた時、スポットライトで照らしてみると、商品の魅力がさらにアップしたように見えるかもしれません。照明はお店の「顔」のようなものです。だからこそ、どういったお店づくりをしたいのかじっくりと考え、自分の店に合ったスポットライトを見つけてくださいね。