みなさんは、インテリアの雑誌やカタログで、おしゃれな部屋の写真を見たときに、ペンダントライトの数に注目したことがありますか?
例えば、ダイニングテーブルの真上にペンダントライトが下がっている場合、大きめのペンダントライトは1灯の場合が多いですが、小さめのペンダントライトは3灯が多いですね。なぜかしら、1灯、2灯よりも、3灯の方が目がいき、心惹かれることも多いのです。1灯タイプを3灯設置することはありますが、最初から3灯タイプとして販売されていることもあります。
では、なぜ3灯ペンダントライトが販売されているのか、またガラス素材が多く販売されているのかについて、みていきましょう。
スマートでシンプル 3灯円筒 LEDペンダントライト ゴールド/シルバー 引掛シーリング MPN06GO(SI)-3
器具の幅5.5㎝と細身でスマートな見た目がポイント。3灯で2.8kgというコンパクトですが、ダイニングテーブルの上を明るくします。3灯使いでも圧迫感を感じることなく、どんなお部屋にでも合わせやすいです。
なぜ、ペンダントライトは1灯より3灯の方がよいのか?
ペンダントライトが1灯よりも3灯の方がよいのかについて、述べていきます。
まずは、3という数の意味から紐解いていきましょう。
「3」という数の意味
●日本人にとって、縁起の良い数
日本人は、昔から、「三」という数を好んで使用してきました。お正月の「三が日」、盃の「三々九度」等があります。お年玉やご祝儀なども、割り切れる偶数より、割り切れない奇数を縁起の良い数とします。日本人にとって、無意識に、3という数は良い数、落ち着く数という認識があるのかもしれません。
●「三大〇〇」、「ベスト3」
よく例として挙げられるのが、「世界三大料理」、「世界三大夜景」など、3つ連ねて並べるパターン。また「ランキングベスト3」と紹介されることも多いです。1つだけでは比べられず、5つだと多すぎてしまう、3つだとちょうどよい、という潜在意識がありそうです。
●3はリズム感が生まれる
インテリアで絵を飾る際に、1枚だけ飾るよりも、3枚横に並べて飾った方が、単体で飾るよりもリズム感が生まれます。2枚よりも3枚の方が統一感が出るのです。これは、棚に小物を並べる際も同じ。少しテイストが違っているものでも、3つまとまるだけで統一感が出るし、目を引くのです。
●配線が1箇所で済む
器具1つに3灯ついているので、コードが3本にならず1本になり、シンプルに見えます。また1灯を3箇所設置するよりも、器具が1つで済むので、器具自体のコストと設置費用を抑えることができます。
ガラス素材のメリットとデメリット
では、この項目では、ガラス素材のメリットとデメリットを考えてみましょう。
癒し空間をつくる可愛い球状ランプ3灯がついた シーリングライト
灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能です。コンパクトでミニマルな乳白フロストガラスにより、やわらかなあかりで空間をリズミカルに演出する「スフィアシリーズ」のシーリングライトです。
ガラス素材のメリット
●「透明」か「くもりガラス」か
透明のガラスは、煌めき感が強く、遠くに光が届きます。逆に、くもりガラスは、器具自体は優しいほんわりとした印象になり、光は近くにだけ留まります。華やかな雰囲気にしたいか、穏やかな雰囲気にしたいかにより、選び方を変えるとよいでしょう。
●「無色」か「色ガラス」か
無色は、シンプルな形ならどのようなテイストのインテリアにも大体合い、空間に溶け込ませることができます。色ガラスは濃い色であればあるほど、部屋のアクセントになります。最近では、薄いグレーのようなブラック、スモーキーな色合いのガラスが人気です。カフェでもよく見かけ、おしゃれな照明器具として人気があります。またスモーキーな色合いは、汚れが目立ちにくいのも支持される点かもしれませんね。
●「平面的なガラス」か「手作り感のあるガラス」か
凹凸のないガラスなら、スタイリッシュでモダンなイメージになります。逆に手作りで凹凸のあるガラスなら、アンティーク風になり、レトロで一点もののイメージになります。
●「ガラスのみ」か「他の素材と組み合わせる」か
ガラス単体でも十分美しいです。また、ガラスと和紙を組み合わせれば和モダンに。ガラスと木を組み合わせればナチュラルモダンに、と雰囲気を変えることができます。ガラスと合わない素材は浮かばないほどに、どの素材とも相性はよいです。
●煌めき感
ガラスは光を通すので、照明器具自体が光り、遠くから見ても、そこにペンダントライトがあるという存在感が出ます。明るい光が全体に周り、上下左右を照らすため、ペンダントライトを見ているだけで安心感にもつながります。
●手入れがしやすい
自然素材の麻や木材は、経年劣化で色が変わったり、水拭きをすることができなかったりしますが、ガラスは埃が付いたら水拭きができる点では、手入れがしやすい素材と言えるでしょう。キッチンのカウンターに使用しても、洗剤を薄めて油汚れを拭ける場合も多いので、主婦の強い味方にもなってくれそうです。
●ガラスの模様が壁に反映される
ガラスの凹凸感が、そのまま壁に反射され、まるで模様のように見えることも。手作りのガラスなら、一つ一つ形も厚さも違うため、味わいが壁にそのまま投影されます。
クリアガラスと電球のフィラメントが綺麗な3灯LEDペンダントライト
落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアなガラスセードがポイント。真鍮古美メッキカラーのアーム部分とソケット、ビンテージテイストのクリアセードが、程よいヴィンテージ感を演出。
ガラス素材のデメリット
ガラス素材のデメリットは、落としたりぶつけたりすると、割れてしまうことです。地震で割れてしまうのを防ぐのは難しいため、お子さんが小さいうちは、ガラスに似ているアクリルのペンダントライトを使用するなど、対策をとるのも大切です。また、ガラスは重いので、設置する前に、天井が重さに耐えられるか、補強工事が必要かどうかの見極めを、専門業者に行ってもらうことも忘れないでくださいね、
おすすめの3灯ペンダントライト(ガラスタイプ)
では、おすすめの3灯ペンダントライト(ガラスタイプ)をご紹介します。
クリスタルガラス3灯LEDペンダント GPN004-3
クリスタルガラスを使用した、見た目が華やかなペンダントライト。ガラスが波打っているため、さらに光が拡散し、ランプの光が中で反射し、煌めきも多くなります。個性的な見た目が、お部屋のアクセントにも。横に長い形のため、横長のダイニングテーブルや、リビングの大きめのセンターテーブルとも相性がよさそうです。
KRI003B(R) きらめく切子ガラス 3灯ペンダントライト 青/赤
切子3灯ペンダントライトは、独自の製法によるきらめく切子ガラスと柔らかな透過光を創出する布セードからなり、日本的な暖かみや懐かしさに加え、デザインの斬新さも持ったこだわりのある商品です。青と赤の趣ある光を放ちますが、灯さずとも、十分存在感を発揮します。シャンデリアのような要素も感じられる、華やかな照明器具です。和モダンにも、ゴージャスな雰囲気のインテリアにも合います。このペンダントライトが主役の部屋作りができそうです。
きらめく切子ガラスの3灯ペンダントライト KRI003B(R) 引掛シーリング
切子3灯ペンダントは、独自の製法によるきらめく切子ガラスと柔らかな透過光を創出する布セードからなり、日本的な暖かみや懐かしさに加え、デザインの斬新さも持ったこだわりのある商品で、青と赤の2色展開しております。
レトロ感漂う クリアガラス3灯ペンダントライト GPN001-3
クリアランプのフィラメントがレトロ感ただよう大型ペンダント。カフェインテリアなどにマッチするシンプルなフォルム。枠に使用されている鋼板は黒色に塗装されており、しっかりと枠を強調しています。また電球は細長い形をしているため特色があり、目を引きます。天井部から鎖でぶら下がっている、カンテラのような印象にも。あまり見かけないデザインであるため、他の人と差をつけたい方、個性的なインテリアに合う照明器具をお探しの方にぴったりな商品です。
レトロ感漂う クリアガラスの3灯ペンダントライト GPN001-3
クリアランプのフィラメントがレトロ感ただよう大型ペンダント。カフェインテリアなどにマッチするシンプルなフォルム。取り付けは電気工事が必要です。お近くの電気工事店にご依頼ください。
まとめ
今までは、3灯ペンダントライト(ガラスタイプ)の存在自体を知らない方も多かったかもしれません。3灯タイプは1灯タイプを3灯設置するよりも、すっきりと見えたり、コストを抑えることができたりと、たくさんのメリットもあります。そしてガラスタイプを設置することにより、お部屋に煌めき感、または穏やかな安心感を感じることもできるのです。割れやすいというデメリットもあるため、設置の前には検討も必要です。
デメリットも把握した上で、ぜひこの機会に、3灯ペンダントライト(ガラスタイプ)にも目を向けてくださいね。