お部屋をおしゃれな雰囲気にしてくれる「ペンダントライト」。ペンダントライトと一言で言っても、さまざまな種類があり、選ぶライトによって大きく印象が変わります。
北欧風のインテリアを目指しているという方も多いと思いますが、ライト選びのことをお忘れではないでしょうか。
本記事では、お部屋の印象をアップする「ペンダントライト」について、どのような種類があるのかや、選び方のポイント等をご紹介します。北欧風のペンダントライトの特徴も紹介しているので、お部屋を北欧風にしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ペンダントライトとは?
「ペンダントライト」とは、天井から吊り下げられた照明器具のこと。ペンダントライトはただ空間を明るくするだけではなく、お部屋を印象的な雰囲気に演出してくれる効果があります。
同じく天井に設置する照明には「シーリングライト」がありますが、シーリングライトは広範囲を照らします。それに対し、ペンダントライトは一カ所を狭い範囲で照らすことが特徴。特に、ダイニングテーブルの上やリビングルームの一角、カウンターの上など、照明が必要な特定の場所を強調することができるのです。
そして、ペンダントライトは種類が豊富なことも特徴です。素材にはガラス、金属、布、木、竹などが使われ、それぞれが光を異なる雰囲気で反射したり透過したりします。その結果、独特な雰囲気を創りだせるのです。
また、シンプルなものからアンティーク調、モダン、ポップなど、様々なデザインが揃っていることも魅力でしょう。お部屋のイメージに合わせたペンダントライトを選ぶと、インテリアとしても大きな効果をもたらしてくれますよ。
ペンダントライトの種類
ペンダントライトには、下記のようなさまざまな種類があります。
1灯ペンダントライト
名前のとおり、1つのライトが吊り下がっているタイプです。小さな空間を明るくするのに適していて、複数を並べて大きな空間で使用することもできます。
多灯ペンダントライト
1つの固定部分から複数のライトが吊り下がっているタイプです。多灯ペンダントライトひとつで広範囲をカバーできるため、ダイニングテーブルやカウンター上などによく使われます。
クラスターシャンデリア
複数のペンダントライトを異なる長さのコード等で組み合わせたようで、まるでクラスター(群れ)のような形状をしています。各ライトが異なる高さにあるので放たれる光が面白く、インテリアとしても目を引くでしょう。
ランタン型ペンダントライト
ランタンの形をしたペンダントライト。クラシックなものからモダンなものまでさまざまなデザインがあります。
素材にはガラスや金属が使われることが多く、エントランスや廊下などにぴったりです。
グローブペンダントライト
球形のシェードが特徴のペンダントライトです。その形状から光が柔らかくなることが特徴で、空間を広く見せる効果もあります。
ドーム型ペンダントライト
ドーム型のシェードが特徴。直線的な光になるので、ダイニングテーブルやキッチンアイランドの上に向いています。
スクエア型ペンダントライト
四角形のシェードが特徴のペンダントライト。モダンな空間に合うデザインが多く、シャープな印象を与えます。
インダストリアルペンダントライト
「インダストリアル」は「工業的」という意味で、昔のアメリカの工場や事務所などの無骨でレトロなインテリアのことを指します。「インダストリアルペンダントライト」は、こうしたデザインをイメージしたペンダントライトです。
裸電球や金属素材などを使っていることが特徴で、レトロな雰囲気を出したい空間に合います。
このように、ペンダントライトは形状、デザイン、素材などが異なるさまざまなバリエーションがあります。選ぶペンダントライトによって、お部屋のイメージを大きく変えてくれますよ。
ごつごつとした工業的なデザインが印象的なソケット型 ペンダントコード
真鍮の削り出し加工でつくられ重厚感があります。凹凸あるデザインにすることでハイライトが入り、ミニマルながら素材感が際立ったペンダントライトです。
3灯のペンダントライトの魅力と選び方
上記のとおり、ペンダントライトにはさまざまな種類があります。その中でも「多灯ペンダントライト」の一種である3灯のペンダントライトは、その独特なデザインと照明効果が魅力です。
3灯ペンダントライトであれば、単体のペンダントライトでは難しい、広範囲の照明や立体的な光の演出が可能となります。また、光源が3つあるので広い空間にもぴったり。ダイニングテーブルやキッチンカウンター、リビングの広い空間などに付けると、一つのライトでは不足しがちな明るさを補うこともできます。
そして、3灯のペンダントライトは、各ライトが同じデザインのものや異なるデザインを組み合わせたものなど、さまざまなバリエーションがあるのもポイント。それぞれのライトを個別に調節可能なタイプであれば、異なる高さに設定することで、雰囲気を変えることも可能です。なお、ペンダントライトだけでは明るさが足りない場合も多いため、ダウンライトなどと併用することをおすすめします。
3灯のペンダントライトの選び方
3灯のペンダントライトの選び方は下記のとおりです。
➀用途で選ぶ
どのような場所でどのような目的で使用するのか明確にしましょう。例えば、ダイニングテーブルの上に付けて料理をおいしそうに見せたい、リビングをリラックスした雰囲気にしたい、といった用途であれば、それぞれ選ぶライトは異なるものになりますよね。
②デザインを選ぶ
デザインは、インテリアに合わせて選びます。シンプルでモダンなものから、アンティークな雰囲気のものまで、さまざまなデザインのライトがあります。
また、3灯が一列に並んでいるものや、異なる高さに吊るされているものなど、形状にも注目しましょう。
③取り付ける位置で選ぶ
大きさや、ライトを取り付ける位置も重要なポイントです。例えば、テーブルの上に吊るす場合、テーブルの形状と大きさに合わせて適切なサイズのものを選ぶ必要があります。
スマートでシンプル 3灯円筒 LEDペンダントライト ゴールド/シルバー 引掛シーリング MPN06GO(SI)-3
器具の幅5.5㎝と細身でスマートな見た目がポイント。3灯で2.8kgというコンパクトですが、ダイニングテーブルの上を明るくします。3灯使いでも圧迫感を感じることなく、どんなお部屋にでも合わせやすいです。
北欧風のペンダントライトとは?
ペンダントライトにはさまざまな種類がありますが、その中でも北欧風のデザインはとても人気です。インテリア自体も北欧風は人気ですが、そもそも「北欧風」とはどのようなものを指すのでしょうか。
「北欧風」の「北欧」とはスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランドなどのヨーロッパ北部の国を指します。これらの地域は寒いところなので、寒い冬を家の中で快適に過ごすために、インテリアにこだわった生活をしているのです。
木を取り入れたナチュラルでシンプルなデザインや、温かみのある色合いを使うのが北欧風インテリアの特徴。北欧風のペンダントライトも、シンプルで機能的なデザインが多く、素材選びや色合いも、自然の魅力を取り入れた、心地よいデザインが多く見られます。
例えば、素材は天然の木材やガラス、メタルなどがよく使われ、特に木材のものは暖かみのある風合いが特徴的で、空間に自然な雰囲気を与えます。
また、カラーは白、グレー、パステルカラー、自然の色などが一般的です。そして、機能性を重視したシンプルでミニマルなデザインが多い傾向があります。個性的ではありますが、邪魔にはならない、空間に溶け込みやすいものが多いのも北欧風のペンダントライトの特徴です。
北欧風のペンダントライトは、インテリアに一つ取り入れると、全体が明るく、開放的で落ち着いた雰囲気になります。また、自然を感じる素材やカラーが多いので、リラックスできる空間になりますよ。
おすすめの北欧風3灯ペンダントライト
ここからは、MotoMで取り扱っているおすすめの北欧風3灯ペンダントライトをご紹介します。
北欧風 木調セード ペンダントライト
ダイニングテーブルの上に取り付けるのにぴったりなペンダントライトです。セードが大ぶりなので、テーブルの上を広範囲で照らし、温かい雰囲気を演出してくれます。
セードの素材は鉄ですが、木目模様を転写しているので、ナチュラルな雰囲気になっているのもポイント。
北欧風 木調セード ペンダントライト MPN046
直径32.2㎝の大ぶりなセードは、食卓をあたたかく包み込むような光で広く照らしてくれます。セードの素材は鉄ですが、茶色塗装後、木目模様を転写して木調に仕上げています。ナチュラルテイストなお部屋や、北欧風のお部屋にもマッチするペンダントライト。セード内側を白色にすることで反射効率をアップさせ、よりダイニングテーブル上を明るく照らします。
北欧風のインテリアへの近道は「ペンダントライト」
北欧風のインテリアが人気なことから、ライトも北欧風のデザインのものが注目されています。3灯のペンダントライトはお部屋のインテリアに大きく関わるので、ライトを変えるだけでお部屋の印象はガラッと変わるものです。北欧風インテリアにしたい方は、北欧風の3灯のペンダントライトをひとつ取り入れるだけで、理想のインテリアにグンと近づけますよ。