明るくしたい!?でも、どうすればいい?リビング照明の選び方と配置術

リビングは、くつろいで過ごす場所として家の中でも重要な空間です。明るさや照明の配置によって、空間の雰囲気や使い勝手が大きく変わるため、リビング照明の選び方や配置術を知ることは重要です。本記事では、そのためのリビング照明の選び方と配置術について解説します。明るさや照明の効果を最大限に引き出すために、是非参考にして見てください。

小国和紙シーリングライトログ

小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA

MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。

○明るさを確保するための照明器具の選び方

①天井照明の種類や形状について

天井照明は、家庭やオフィスなどの場所で最も一般的に使用される照明器具です。天井照明には、シーリングライト、ダウンライト、ペンダントライトなどがあります。それぞれの形状によって、光の拡散範囲や明るさが異なるため、照明の目的に応じて選択する必要があります。

・シーリングライト

シーリングライト

シーリングライトは、円形、四角形、長方形などの形状があります。明るさが強いタイプから、間接照明用の柔らかい光を放つタイプまで、様々な種類があります。また、部屋全体を照らすタイプや、一部分を照らすスポットタイプもあります。

・ダウンライト

リビング ダウンライト

ダウンライトは、天井に埋め込まれるタイプの照明器具で、光が下方に向かって放たれます。天井から吊り下げることができるスポットライトタイプもあります。スポットタイプは、部屋の一部分を照らすために使用され、ダウンライトは、部屋全体を均等に照らすために使用されます。

・ペンダントライト

ダクトレールペンダントライト

ペンダントライトは、天井から垂れ下がるライトで、リビングルームやダイニングルームなどの室内装飾にも使われます。一般的に、直接光を放射するものと間接照明に向いたものがあり、明るさや形状、色温度などが様々な種類があります。

②スタンドライトやテーブルランプの選び方

デスクスタンド

スタンドライトやテーブルランプは、天井照明とは異なり、特定の場所に光を当てることができます。リビングルームでの利用には以下のような選び方がポイントとなります。

・明るさと色温度

スタンドライトやテーブルランプを選ぶ際には、明るさと色温度に注目しましょう。明るさは、使用目的に応じて適切な明るさを選ぶことが大切です。色温度は、照明の発する光の色の暖かさや寒さを示します。暖色系は、落ち着いた雰囲気を演出し、寒色系は、明るさや清潔感を演出します。

・デザイン

スタンドライトやテーブルランプは、照明器具の中でもインテリアのアクセントとなるものが多いです。そのため、デザイン性にもこだわりたいところです。部屋の雰囲気に合わせたデザインを選ぶことで、より一層部屋の雰囲気を引き立てることができます。

・スペースと高さ

スタンドライトやテーブルランプを配置する際には、スペースと高さを考慮しましょう。置く場所に合わせて高さや幅を調整することで、部屋全体を均等に明るくすることができます。

③LED照明や電球の種類について

電球

最近では、LED照明が一般的になってきています。LED照明は、消費電力が少なく、長寿命であるため、省エネの面でも優れています。また、発する光の色温度も調整できるため、部屋の雰囲気を自由に変えることができます。一方で、従来の電球も多くの種類があり、光の明るさや色温度などによって、部屋の雰囲気を変えることができます。

・LED照明

LED照明は、省エネの面で優れています。また、従来の電球と比較して長寿命であるため、交換の頻度が少なくなります。さらに、発する光の色温度が調整できるため、部屋の雰囲気を自由に変えることができます。

・白熱電球

温かみのある暖色系の光を発します。発する光の色温度は約2700K~3000K程度で、落ち着いた雰囲気を演出することができます。ただし、消費電力が大きく、寿命も短いため、省エネや長期間使用を考える場合は、LED照明を選ぶことがおすすめです。

・蛍光灯

白色系の光を発し、明るさがあります。オフィスや店舗などで広く使われています。ただし、一度点灯するまでに時間がかかる、点灯時にチラつきがあるなどのデメリットもあるため、使用環境に合わせて選ぶ必要があります。

LEDミラーライト

フレーム内側からのライトで照らすLEDミラーライト

イタリアによるスタイリッシュなミラーライト。フレーム内側にLEDを配し、シャープな印象を与えるデザイン。

○照明の配置や配色による明るさの調整方法

シーリングライトログ

①レイアウトの工夫による照明の効果的な配置

照明器具を効果的に配置することで、部屋全体を均一に明るく照らすことができます。例えば、天井照明を中央に設置し、壁や床に反射するようにすることで、部屋全体を明るく照らすことができます。また、スタンドライトやテーブルランプを使い、部屋の隅や床に照明を当てることで、空間を立体的に見せることができます。

②色温度や光量による明るさの調整方法

照明の色温度や光量を調整することで、部屋全体の明るさや雰囲気を変えることができます。色温度が高い白色系の光は、明るく清潔感のある印象を与えます。一方、色温度が低い暖色系の光は、落ち着いた雰囲気を演出することができます。また、光量を調整することで、明るさを調整することができます。明るい光を必要とする作業スペースや読書スペースでは、光量を高くし、リラックスするための空間では、光量を抑えることがおすすめです。

③照明の種類や位置による間接照明の効果的な利用方法

照明器具の種類や位置によって、間接照明を利用することができます。例えば、壁面照明を利用することで、壁に光を当て、部屋全体を均一に明るく照らすことができます。また、テーブルランプやスタンドライトを使い、床に照明を当てることで、壁面を優しく照らし、落ち着いた雰囲気を演出することができます。また、ダウンライトを利用することで、部屋の特定の場所を明るく照らすことができます。

○照明以外のアイテムやインテリアによる明るさの演出方法

照明器具以外にも、インテリアやアイテムをうまく活用することで、明るさや空間の印象を変えることができます。ここでは、鏡やガラスなどの反射素材、壁や天井の色や模様、カーテンやファブリック、クッションなどのアイテムを利用した明るさの演出方法をご紹介します。

・鏡やガラス、鏡面仕上げなどの光を反射させる素材の利用方法

鏡やガラス、鏡面仕上げなどは、光を反射させる素材です。部屋の中に配置することで、照明器具の光を反射させ、空間を明るく演出することができます。例えば、天井に設置した照明器具を、壁に取り付けた鏡で反射させることで、明るい空間を作り出すことができます。

また、鏡面仕上げの家具やアイテムを取り入れることで、光を反射させることができます。例えば、鏡面仕上げのテーブルや棚を設置することで、光を反射させ、明るく開放的な空間を演出することができます。

・壁や天井の色、模様による明るさの演出方法

壁や天井の色や模様は、部屋の明るさや印象を大きく左右します。明るく開放的な印象を与えるためには、明るい色を選ぶことが重要です。白やベージュ、ライトグレーなどの明るい色を使用することで、部屋全体に明るい印象を与えることができます。また、光の反射率の高い色を選ぶことで、より明るく開放的な空間を演出することができます。

さらに、壁や天井に模様を取り入れることで、明るさや空間の印象を変えることができます。例えば、ストライプ模様や縞模様を取り入れることで、部屋をより広く見せることができます。また、模様の色や質感を調整することで、明るさや印象を変えることができます。

・カーテンやファブリック、クッションなどのアイテムによる明るさの調整方法

カーテンやファブリック、クッションなどのアイテムによる明るさの調整も有効です。明るい色や素材のアイテムを使用することで、光を反射させて室内を明るく見せることができます。例えば、明るいカラーのカーテンやファブリックを使用することで、部屋全体を明るく演出することができます。

一方、暗い色や素材のアイテムを使用することで、部屋の明るさを抑えることもできます。暗い色のカーテンやファブリックを使用することで、窓から差し込む自然光を調整することができます。また、クッションやラグなどの小物でも同様に明るさを調整することができます。例えば、明るいクッションを使うことで、ソファーやベッド周りを明るく演出することができます。

最後に、照明以外のアイテムやインテリアを使った明るさの演出には、バランス感覚が重要です。明るいアイテムを多用することで、部屋全体が眩しくなり過ぎる場合もあります。逆に、暗いアイテムばかりを使うと、部屋が暗くなり過ぎてしまいます。そのため、アイテムやインテリアをうまくバランスをとりながら使うことが大切です。また、光の反射や透過を意識した素材の選び方や配置方法も重要です。

全面光450×600LED一体形ミラーライト(曇り止めヒーターなし)

ミラーライト 450×600mmサイズ

鏡の下面に近接スイッチがついているので、鏡面に触れることなく使用できます。
LEDライトを組み込み均一な光を鏡の近くで照らすことができます。

○まとめ

いかがだったでしょうか。ここではリビングの照明の選び方とレイアウト方法についてご紹介させていただきました。明るい空間を演出するには、照明の数や照度だけではなく、照明以外のアイテムの色や素材を活用する方法もあります。これから新居への引っ越しをされる方や模様替えを検討されている方が少しでも参考になれば幸いです。

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