ダイニング照明は、おしゃれで明るく、食事をする場所をより魅力的に演出するための必須アイテムです。しかし、ダイニング照明には様々な種類があり、どのようなタイプを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、ここではダイニング照明の代表的な種類と特徴について解説します。
マットな質感の磁器ペンダントライト
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。
ダイニング照明の代表的な種類
①ペンダントライト
ペンダントライトは、天井からぶら下がった照明器具の一種で、ダイニングテーブル上に設置することが一般的です。ペンダントライトは、ダイニングテーブル上にピントを合わせることで、暖かく落ち着いた雰囲気を演出することができます。また、デザイン性が高く、インテリアのアクセントとしても活躍します。素材や形状も豊富で、自分の好みに合ったものを選ぶことができます。
②シャンデリア
シャンデリアは、豪華で上品な印象を与える照明器具の一種で、天井から吊るされた複数のキャンドル型の照明器具が特徴です。シャンデリアは、ダイニングテーブルの中心に配置することで、高級感あふれる空間を演出することができます。また、光の反射でおしゃれな模様が壁や天井に投影され、空間を一層華やかにしてくれます。
③スポットライト
スポットライトは、集光型の照明器具の一種で、光が直接当たる部分に強い光を当てることができます。スポットライトは、ダイニングテーブルの上に設置することで、特定の部分に明るさを調整することができます。ダイニングテーブルに並ぶ料理や食器を明るく照らすことができるため、食事をより美味しそうに見せることができます。
④フロアスタンドライト
フロアスタンドライトは、フロアに置いて使用するスタンド型の照明器具です。ダイニングテーブル周辺以外の空間に照明を加えることができます。フロアスタンドライトは、柔らかな光を放つもので、ダイニングルームに暖かい雰囲気をもたらし、快適な空間を演出することができます。また、スタンドの高さや角度を調整することができるものがあるため、好みの明るさや方向に合わせて使用することができます。
⑤テーブルランプ
テーブルランプは、テーブルの上に置いて使用する小型の照明器具です。ダイニングテーブル上に設置することで、周囲をやわらかな光で照らすことができます。テーブルランプは、デスクランプとしても使われることが多いため、機能性とデザイン性のバランスがとれたものが多く、ダイニングテーブルのアクセントとしても重宝します。
アシメントリー 真鍮メッキ6灯ペンダントライト GCH002-6 引掛シーリング
まっすぐなアームのみを組み合わせて、複数のランプを取り付けた多灯ペンダントライト。6灯ペンダントライトにありがちなゴチャゴチャとした装飾過多さはなく、スッキリとしたシンプルな照明です。
○ダイニング照明を選ぶ際の注意点
続いて、ダイニング照明を選ぶ際の注意点についてご紹介していきたいと思います。ダイニング照明を選ぶ際には、テーブルの大きさや形状、光の色や明るさ、インテリアの雰囲気やスタイルなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。
・テーブルの大きさや形状に合わせた高さや大きさの選び方
ダイニングテーブルの大きさや形状に合わせて、照明器具の高さや大きさを選ぶことが重要です。照明器具が低すぎると、テーブルの上が暗くなり、逆に高すぎると、光が眩しく感じることがあります。一般的には、テーブル面から60〜80cm上の少し高めの位置に設置することがおすすめです。また、テーブルの長さに合わせて照明器具の長さを選ぶことが大切です。テーブルよりも短い場合、光が均等に行き届かず、長すぎる場合は邪魔になってしまいます。
・光の色や明るさの選び方
ダイニング照明の光の色や明るさも重要な要素です。光の色は、暖色系と寒色系に大別されます。暖色系は、オレンジやイエローがかった色で、落ち着いた雰囲気を醸し出します。一方、寒色系は、白や青がかった色で、明るくクリーンな印象を与えます。明るさは、部屋の大きさや使い方に合わせて調整する必要があります。照明器具のワット数が大きいほど、明るさが増しますが、必要以上に明るい場合は眩しく感じることがあります。調光機能がついた照明器具を選ぶことで、明るさを調節することができます。
○インテリアの雰囲気やスタイルに合わせた選び方
先述したようにダイニングルームには、様々な種類の照明器具がありますが、照明器具を設置する際は、デザインだけでなく、安全性や配線の仕方なども考慮する必要があります。この記事では、ダイニング照明の設置方法について詳しく説明します。
①天井から吊るす場合の注意点
ダイニング照明を天井から吊るす場合、まず注意すべき点は天井の耐荷重です。天井には、吊るし金具を取り付けるための強度が必要です。天井の構造によっては、吊るし金具を取り付けられない場合もありますので、事前に確認する必要があります。
また、吊るし金具を取り付ける場合は、ビスを使って固定します。ビスは天井の材質によって適切な種類を選ぶ必要があります。木製天井の場合は木ネジ、コンクリート天井の場合はボルトアンカーなどを使用します。
②配線の仕方やコンセントの位置について
ダイニング照明を設置する際には、電源の位置や配線の仕方にも注意が必要です。電源の位置が遠い場合は、専門家に相談して配線工事を行う必要がありますが、器具によっては工事を業者に依頼しなくても設置が可能です。例えば、天井の配線器具が引掛シーリングまたはダクトレールが設置されていれば工事業者に依頼せずに簡単に設置できます。
また、照明器具を取り付ける前に、必ず電気を止めてから作業を行ってください。取り付け作業は、専門家に依頼するか、しっかりと取り扱い説明書を読んで正しく行ってください。
コンセントの位置が照明器具の位置と合わない場合は、配線を伸ばすことが必要になります。配線を伸ばす場合は、電気工事士の資格が必要になるので、DIYで行う場合は注意が必要です。
③照明器具の取り付け方やアレンジの仕方
ダイニング照明のアレンジには、同じ照明器具を複数使う方法や、異なる照明器具を組み合わせる方法があります。例えば、ペンダントライトを複数吊るして、シャンデリアのような印象を出す方法や、ペンダントライトとフロアスタンドライトを組み合わせる方法もあります。
ただし、アレンジする場合には、照明器具同士のバランスを考える必要があります。色味や形状などがバラバラだと、違和感を与えてしまうこともあるため、統一感を持たせることが大切です。また、明るさの調整も必要です。複数の照明器具を使う場合は、明るさが均等になるように調整することが重要です。
○まとめ
いかがだったでしょうか。ここではダイニング照明の種類と選び方について述べてきました。これから引っ越しを考えられている方や、模様替えを考えている方は上述した注意点や選び方を意識してみてはいかがでしょうか。