みなさんは、今のご自宅に住んで何年経ちますか。5年、10年?20年以上住み続けられている方も、きっといらっしゃいますね。
素敵に暮らしているブロガーさんの記事を読み、インテリア雑誌をを購入し、家づくりの勉強をしてから、今の家を建てられた方も多いと思います。しかし、住み始めてから、「なんか、この部屋暗いなぁ。」「飽きのこない無難な照明を選んでしまったけれど、もっと素敵な照明にすればよかった。」など、照明に関する後悔も、一つ二つはあるのではないでしょうか。
もし、間取りを変える、キッチンなどの水廻りの工事をする、壁紙を変える、などのリフォームを控えていたら、照明について考え直すチャンスです。なぜなら、照明単体で工事をするよりも、他のリフォームと同時に工事をした方が、工事費も抑えられ、壁紙を貼り直す工事を省けるからです。しかし、照明に関するストレスが大きいのならば、大規模リフォームを待たずに、照明だけでもリフォームをしてみるのも一つの方法です。ぜひ、この機会に照明のリフォームについて考えてみましょう。
ダクトレール用スポットライト
スポットライトのメリットは、お店みたいでお洒落にでき、他のインテリアの邪魔にならず、むしろ引き立たせることもでき、気軽に光の方向を変えられることです。多灯使いで光を色々な方向・角度にあてると空間に陰影がつき立体感がでます。
目次
リフォームを考えるタイミングは?
築年数ごとに必要となるリフォームの概要
●築5〜10年
給湯器の不具合、天井・壁・外壁などの小さな破損や汚れが気になりだします。見つけたら、早めに業者に連絡をとって、メンテナンスを行いましょう。シロアリ対策も忘れずに。
●築10〜15年
水廻りを中心に、キッチン・浴室・洗面室・トイレなどに不具合が出始めます。水廻りは使用頻度が高いので、劣化も早いです。また、屋根・外壁・雨樋なども雨風にさらされており、同様に劣化が早いです。もし亀裂などを発見したら、すぐに業者に依頼して補修を行いましょう。
壁紙も、黄ばみが気になったり、剥がれや亀裂も多くなってきます。張り替えも検討しましょう。
●築15〜20年
最初の大規模修繕時期が訪れます。給排水や建物の土台・躯体など、たいへん重要な部分が老朽化し始めます。シロアリ対策にも再度力を入れましょう。住宅の寿命が伸びるかどうかの大事な時期です。
●築20〜30年
日本の住宅の耐用年数は、構造の違いによって変わってはきますが、一般的に30年が目安です。増改築などの大規模なリフォームも必要になってくるかもしれません。
また、住む人のライフスタイルの変化も、リフォームをする大きなきっかけになるでしょう。例えば、「子供が成人して家を出たことで、子供部屋が空いた。空室を趣味の部屋にしたい。」「老後に備えて、バリアフリーで断熱効果の高い部屋にしたい。」「介護が必要になったため、トイレを改修したい。」などが考えられます。
素材感へのこだわった黒サビ風セードの真鍮ソケット ペンダントライト MPN044
気取りすぎないシックなデザインのペンダントライト。落ち着いた色調のインテリアにマッチするよう、ザラザラとしたセード表面のサビ風黒色塗装・ソケット部分の真鍮ブロンズメッキ仕上げの素材感にこだわりました。
照明についてリフォームを考えるタイミング
前項目のリフォームの時期と、照明の工事が重なれば、工事費を抑えることができてよいのですが、照明について使いにくさを感じつつ、生活を続けていたら、知らず知らずのうちにストレスを抱えてしまいます。
もし、使いにくいと感じたら、思いついた時に、メモに残しましょう。そして、その項目をどのように改善したらよいのかを深掘りしていきましょう。
例えば、
・ダイニングテーブルを大きなものに買い換えた。しかし、照明器具の照らす位置と、ダイニングテーブルの中心がずれてしまい、料理を美味しく見せることができない
・最近、読書をすることが多く、ベッドの近くに読書灯がほしい
・キッチン手元灯が、ダウンライトだが、ペンダントライトを3灯に変更して、カフェ風のおしゃれな雰囲気にしたい
など、その時に思ったことを書き連ねていきましょう。
そして、改善点に合わせて、正しい照明計画を行ってください。
照明器具だけを変更する場合は、簡単な工事で済みますが、照明器具を新たに設置したり、逆に照明器具を無くしたりする場合は、壁や天井に変更を加えなければなりません。また重量がある照明器具を設置する場合は、新たに補強工事が必要になる場合もあります。壁紙も貼り直さなければならないため、熟慮の上、工事業者に依頼しましょう。
もし、リフォームでなく、簡単に照明器具を増やしたいだけであれば、スタンドがおすすめです。コンセントが近くにあれば、部屋の隅にスタンドを置いて、間接照明のように使ったり、枕元に置いて、読書灯がわりにも使え、便利です。
リフォームで満足度を上げるための、
照明を使用したビフォーアフター
では、具体的に例を挙げて、照明を使用したビフォーアフターをみてみましょう
まずは、お困り事です。
「玄関が暗い。玄関を入って正面の壁に、最近習い始めた水彩画の作品を掛け、素敵な空間にしたいが、絵を照らす照明がなく、暗くて絵が目立たない。また、デザインが古いブラケットがついていて、空間にそぐわない。」という、いくつか気になる点があったとします。
最終目標は、「お客様がいらっしゃった時に、フォーカスポイント(一番先に目がいくポイントのこと)を絵と定めることで、目線を先に誘導して、空間を広く見せ、『素敵なご自宅』との感想を抱いていただきたい。また、いつでも自分の作品を眺められるようにしたい」としましょう。
ビフォー
・玄関の上り框の上に、ブラケットが1灯、デザインの古いタイプがついており、照度が足りていず、玄関が暗い
・玄関の正面に灯りがないため、絵を照らすことができない。また、奥が暗いため、進んでいくのが怖い
アフター
・ブラケットをとり、視線が自然と絵に向かうように、靴を脱ぐスペースと、靴箱前のスペースは視線を邪魔しないダウンライトとする。上り框の真上の1灯、たたきの中心に1灯、というように、靴を着脱するスペースと靴を選ぶスペースに各々配光する。
・絵を照らすように、天井にスポットライトを設置する。角度が変えられるため、絵の大きさが変わっても、照らすことができる。
いかがでしょう。みなさん、想像してみてください。リフォーム後は、素敵な空間になり、明るさも確保され、お客様を自信を持ってお出迎えできるようになったのではないでしょうか。玄関は、家の第一印象を決める、大事な場所でもあります。このように、照明のリフォームは、生活が便利になると同時に、気持ちを前向きにしてくれる効果もありそうです。
リフォーム時に取り入れたいおすすめ照明
リフォーム時に取り入れたいおすすめの照明です。ビフォーアフターでも取り上げたスポットライト、リフォームを考えるタイミングでも例にあげたペンダントライトをご紹介いたします。
ダクトレール用スポットライト
スポットライトはその名の通り、光源を向けている方向に集中的に光を当てて照らすライトです。ピンポイントで照らしたい対象物(絵やオブジェ、観葉植物など)を照射し目立たせることができ、また、壁や天井に光を当て反射させ、間接照明のようにも使うことができます。小型でダクトレール上であれば簡単に取り外しができ、器具を付ける場所を移動させることもできます。
どんなお部屋にも合わせやすい白と黒の2色展開です。パステルカラーとのツートーンの器具もあり、お部屋のテイストに合わせてお選びいただけます。
セードの角度と方向は垂直に90度、水平に約340度の範囲内で可動します。電球は40Wと60Wがあります。
器具を取り付ける天井面にダクトレールが設置されているかどうか確認していただき、ダクトレールが設置されていない場合は、ダクトレール(別売)の取り付けを電気工事業者に依頼する必要があります。また、天井に引掛シーリングだけ設置されている場合は、引掛シーリング用の簡易ダクトレールをご購入していただくと、設置することができます。
黒サビ風セード ペンダントライト MPN044
シックなデザインのペンダントライトです。落ち着いた色調のインテリアにマッチするよう、ザラザラとしたセード表面のサビ風黒色塗装・ソケット部分の真鍮ブロンズメッキ仕上げの素材感にこだわっています。お部屋のアクセントになりインテリア全体のおしゃれ感をアップしてくれます。インダストリアルインテリアやブルックリンテイスト、近頃人気の「男前インテリア」を取り入れたお部屋にもぴったりな照明です。電球を全てセードで覆うことなく、目線の高さから見ても電球がみえるレトロなデザイン。このデザインはランプの煌びやかさを見せてくれるだけでなく、反射板として電球の光を下方向に広く照らします。
まとめ
リフォームは、つい外壁・屋根などの外廻りや、キッチンなどの水廻りを中心に考えてしまいがちですが、毎日使っている照明についても、注目したいもの。ビフォーアフターを経験すると、照明を変更した効果を身をもって体感できると思います。もっと快適な生活を手に入れるためにも、リフォーム時には、ぜひ照明について検討してみてください。