皆さんはレトロなアメリカテイストでオシャレに部屋を彩る「ミッドセンチュリーインテリア」をご存知でしょうか?今回の記事ではインテリアの詳細から、ピッタリなペンダントライトなどをご紹介していきます。
ミッドセンチュリーとは
1950年代、アメリカ発祥のインテリアスタイルの一種としてミッドセンチュリーが誕生しました。
アルミやプラスチックなどの素材が使われ、合わせて美しい曲線を描いたフォルムが特徴的な照明がミッドセンチュリースタイルのインテリアでよく見かけられ、ポップ要素がありながらも現代からするとレトロで親しみのあるデザイン性として高評価を受けています。
ごつごつとした工業的なデザインが印象的なソケット型 ペンダントコード
真鍮の削り出し加工でつくられ重厚感があります。凹凸あるデザインにすることでハイライトが入り、ミニマルながら素材感が際立ったペンダントライトです。
ミッドセンチュリーインテリアに合わせたペンダントライトの選び方
・デザインされた時代
まず最初はミッドセンチュリーの年代に実在したであろうペンダントライトを選ぶのがポイントです。
具体的には1940〜1960年代ごろのものがベストとなり、現在はヴィンテージとして販売されているものもあれば、昔の形や趣きをそのまま継承した「名作照明」として今もなお製造されているものもあります。
・部屋に合わせて選ぶ
ペンダントライトは設置する部屋によって雰囲気や実用性は異なってきます。
・食卓やダイニングの場合
ダイニングテーブルの真上に設置するようにして、サイズはテーブルの約1/3程度。優しい光で周りを包み込むような暖色系のペンダントライトが好ましいです。
取り入れることで料理が美味しく感じたり、レトロ感のあるオシャレな雰囲気を演出することもできれば、自然と気分は弾むはずです!
・リビング
住まいのなかで一番広い空間となるので、全体をしっかりと照らしてくれる大型のペンダントライトを選んだ方が良いでしょう。
上記で紹介した食卓やダイニングと比べて、よりリラックスしやすい落ち着いた灯り(寒色系と暖色系の中間)がオススメです。
・寝室
1日の疲れをゆっくりと休める場所には光量をおさえた暖色系のペンダントライトを選んでみてください。
基準としてはベッドに横たわった目線からでも優しいと感じる明るさを照らし出してくれる形状や素材のものをピックアップして選ぶと見つけやすいです。
またデスクがある場合は、合わせてダーク系もしくは木目系な色合いのスタンドライトをひとつ置くだけで、自然とレトロ感が醸し出されて、簡単にミッドセンチュリースタイルとコーディネートすることもできます。
・代表デザイナーから選ぶ
代表デザイナーから選ぶ方法もひとつのポイントです。ミッドセンチュリースタイルには多くの有名デザイナーが携わっており、中でも「ヴァーナー・パントン」「ジョージ・ネルソン」などの照明が名を馳せています。
この時代に活躍した有名デザイナーのペンダントライトを選んでおけば、部屋のイメージをミッドセンチュリースタイルにすることも容易となるでしょう。
細かい模様が個性的 磁器ペンダントライトMPN18
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いたペンダントライト。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
ペンダントライトを選ぶ注意点
ミッドセンチュリースタイルに彩るためにペンダントライトを積極的に取り入れるのは良いのですが、ただ好みだけで選んでも良いわけではありません。
ここではペンダントライトを選ぶ際の注意点について解説していきます。
吊り下げの高さ
基本的な長さの目安はテーブルから照明までの高さが約70cm程度と言われています。
分かりやすい確認方法としては
・立ったり座ったりするときに頭がペンダントライトにぶつからないか。
・食事中に光が視界に入って眩しく無いか。
・光が照らしたい範囲に行き届いているか。
この3点をチェックしてクリアすれば基本的には大丈夫でしょう。
光の拡散
吊り下げの高さに加えて「光の拡散」も注視した方が良いです。
ペンダントライトは種類によって光の強さは様々です。ダイニングテーブルに設置する際は適度な光量のものを選ぶと良いのですが、広範囲に照らそうとして位置を高くすると却って手元は暗くなってしまいます。
この場合は同製品もしくは違うものを複数設置してあげることで広範囲かつ明るく照らすことができます。
高さによって光の拡散方法は変わりますので、設置する部屋や雰囲気に合わせた高さ調整を行うのもポイントとなります。
ミッドセンチュリーインテリアに
ピッタリなペンダントライト
ここからは「MotoM」にて販売されている中から、ミッドセンチュリーインテリアにピッタリなペンダントライトを紹介していきます。
1.初めてのミッドセンチュリーインテリアにピッタリな照明
「ペンダントコード MPN030 引掛シーリング」
こちらは価格的に安価で取り付けも簡単なペンダントライトです。
デザイン性は1960年代のアメリカで取り入れられていた機能性と見た目の良さを両立させた定番のミッドセンチュリースタイルなので、初めて挑戦しようと考えている人は使い勝手も良いのでオススメですよ!
2.昼夜で違う表情をみせる
「磁器ペンダントライト MPN18」
ダイニングやリビングといった部屋のワンポイントとして取り入れたくなる質感やフォルムが特徴的なペンダントライト。光を包むシェードは職人がひとつ一つ造りだした磁器を有子釉薬仕上げすることで表現した光沢感と手作りならではの幾何学模様はミッドセンチュリーやナチュラルテイストな空間にマッチします。
光の強さはろうそくの灯火を彷彿させる柔らかい明るさなので寝室に取り付けてゆっくりと落ち着きを楽しむのも一興です。
3.ブロンズ調でシックなデザイン
「ペンダントライト MPN051 引掛シーリング」
ブロンズの配色で高級感を纏ったデザインが印象的なペンダントライトはレトロな雰囲気を見出してくれます。
照明を囲うシェードは光を透過させない素材なので下方向に光が集まることで部分的に陰影を生み、テーブル上に光だまりができシックな空間を創り上げることができます。
4.ほわっと輝く灯火がオシャレ
「1灯ペンダントライト GPN002」
エンボス加工が施されたスモークガラスのシェードは煌めき感とスタイリッシュなムードを演出してくれます。
照明はLEDクリアランプが採用されていて、淡くも優しい光でお部屋を包み込んでくれます。
また高さ調整は115cm〜185cmの間で自由に調整することができます。
5.男前インテリアにするならコレ!
「ペンダントライト MPN044 引掛シーリング」
落ち着いた色合いのインテリアに合うようにシェード表面にはざらざらとしたサビ風黒色塗装が施され、ソケット部分は真鍮ブロンズメッキ仕上げと素材感へのこだわりが強く、ミッドセンチュリーなインテリアにもピッタリです。
雰囲気に加え光の照らし方にも注目!
電球全てはシェードで覆われていないので、目線の高さからランプの煌びやかさが見えると同時に、反射板として電球の光を下方向に広く照らしてくれますよ。
6.海外版レトロ調に様変わりする
「ペンダントライト MPN033 引掛シーリング」
上品な輝きが魅力的な真鍮ソケットは墨をふきつけてヘアラインを強調させていることで良いヴィンテージ感を表現しています。素材は透明なガラスが使われてるので中の電球は見えやすく、電球の形を色々と変えることで部屋の印象を様変わりさせて楽しむのもひとつのポイントです。また灯りも温かみが強い色調なので、海外のようなレトロ感も共に感じられるのも特徴的ですね。
7.カラー展開で雰囲気様々
「円筒ペンダントライト MPN04 引掛シーリング MPN05 レール用」
LEDモジュールと器具が一体化されていて、5.5cmのスリムな円筒状のペンダントライト。ダイニングテーブル上をスポット的に照らします。引っ掛けシーリングタイプとダクトレールタイプの2タイプから天井の配線器具に合わせて選べます。
8.スキマから漏れる光が美しい
「ペンダントライト MPN054 引掛シーリング」
照明を包むシェードに無数の形違いの穴が小さく開いていて、光を灯せば小さな星が無数に輝いているかのような幻想的なシルエットを映し出してくれるペンダントライトです。
素材に黒色塗装が施された銅板が使われており、自然とアンティーク感を演出してくれます。
取り付けも一般家庭で設置可能な引っ掛けシーリングタイプなので、リビングや寝室にぜひ取り入れてみて!
まとめ
気になるペンダントライトは見つかりましたか?
今回はミッドセンチュリーインテリアの解説から選び方、雰囲気にピッタリなペンダントライトをご紹介してきました。
照明はインテリアを決める重要アイテムなので、ミッドセンチュリーインテリアの仕上げにステキなペンダントライトをコーディネートしてくださいね!