家の中をおしゃれな空間にするためには、照明器具は重要な要素の一つです。北欧風ペンダントライトを設置して、お部屋をおしゃれにしたいと思っている人もいるでしょう。しかし、本当におしゃれな空間を作れるのか、何を購入すればよいのかわからない人もいると思います。そこで、北欧風ペンダントライトの魅力や種類、選び方を詳しく解説します。自分のお部屋にマッチする、北欧風ペンダントライトが見つかりますよ。
手作りの磁器をセードに使用したペンダントライト
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。
北欧風ペンダントライトの魅力や特徴
北欧風ペンダントライトは、ろうそくを灯したようなやわらかく暖かい光のものが多いです。夕暮れ時のような落ち着いた空間を演出できるほか、壁に灯りが反射して光が広がるので、雰囲気を盛り上げる効果も期待できます。
ペンダントライトとは、コードやチェーンで天井から吊り下げるタイプの照明器具で、お部屋の中でも目立つ存在です。明るくするといった照明としての機能だけでなく、見せるインテリアとしておしゃれなお部屋の雰囲気作りにも役立ちますよ。
北欧風ペンダントライトの種類と選び方
北欧風ペンダントライトを購入する際に、重要となる種類と選び方を詳しく解説します。自分が求めるものを見つけるためにも、しっかりと確認してください。
北欧風ペンダントライトの種類
北欧風ペンダントライトには、シェード(電球を包む傘状のカバー)の種類に違いがあります。シェードによって明るさや照らし方が異なるので、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
ガラスシェード
ガラスシェードはその名の通り、ガラスでできたシェードです。キラキラとした光がお部屋全体に広がるのが特徴です。
クリアなものやアンティーク調のもの、有機ガラスを使用したものなど、多くの種類から選択できるのもポイント。カラーガラスのシェードは、シェードの陰影が壁に映り、幻想的な空間を演出します。光がお部屋全体に広がるため、手元は少し暗めになるシェードです。
ホウロウシェード
ホウロウシェードは、金属の表面にガラス質のうわぐすりを焼けつけ、きれいに装飾したものです。レトロ感のある見た目なので、カフェのようなおしゃれな空間を演出します。光が拡散しないため、真下が明るく照らされるという特徴があります。スポットライトのような役割を果たすので、補助照明として重宝しますよ。
陶器シェード
陶器シェードは、陶器ならではの暖かくやわらかな灯りが特徴です。表面はザラっとしたものや、ツルッとした素材感のものが多く、陶器独特のレトロ感があるので、ナチュラルテイストな空間にマッチします。電球の明るさを変えることで、照明の印象を変えられるのもポイントです。
磁器シェード
磁器シェードは、うっすらと透ける灯りを、昼と夜の二つの表情で楽しめるのが特徴です。昼は磁器の清潔感を感じられ、夜は磁器から広がる灯りがお部屋を暖かく包み込みます。清潔感のある灯りのため、ナチュラルな雰囲気のお部屋にマッチしますよ。質感はマットなもの、光沢があるものなどがあります。
磁器のマットな質感が綺麗なペンダントライト
清潔感あふれる純白な磁器素材を用いた照明。ダイニング等お部屋のワンポイントにおすすめです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
北欧風ペンダントライトの選び方
北欧風ペンダントライトを選ぶときの重要なポイントをご紹介します。ぜひ、購入する際の参考にしてみてください。
デザイン・形状で選ぶ
北欧風ペンダントライトは照明としてだけでなく、インテリアとしての要素も高い照明器具です。そのため選ぶ際は、デザイン・形状も重要なポイント。お部屋のテイストに合うものや、これから作る雰囲気にマッチしたデザインをチョイスしましょう。洋館のような雰囲気にしたいならステンドグラスタイプ、レトロ感を出したいならカッティングが施されたガラスタイプなどがおすすめです。
明るさで選ぶ
照明器具を選ぶ際に重要なのは、「明るさ」です。明るさは、LEDがルーメン(lm)、白熱電球がワット(W)で表現されます。ルーメンをワットで計算すると、170ルーメン以上は20ワット相当、485ルーメン以上は40ワット相当とされています。ペンダントライトを主照明として使用する場合、適用畳数は以下が基準です。
・〜4.5畳:2,430ルーメン
・〜6畳:2,880ルーメン
・〜8畳:3,420ルーメン
・〜10畳:3,960ルーメン
・〜12畳:4,500ルーメン
・〜14畳:5,040ルーメン
またダイニングテーブル上にペンダントを、部屋全体はダウンライトなど組み合わせて設置することもおすすめです。
電球で選ぶ
ペンダントライトで使用されている電球は、近年主要となっている「LED」と「白熱球」「蛍光灯」の3つです。電球を取り付ける口金部分が同じであれば、どの電球も使用できます。それぞれ特徴があるので、好みに合ったものを選びましょう。
・白熱球
白熱球は昔から使用されている一般的な電球で、暖かくやさしい灯りが特徴です。価格が安く購入しやすいうえ、繰り返し点灯しても寿命に影響を与えないという長所があります。
ただし、電力の消費量が多く、点灯中熱くなり、寿命そのものが短いなどの短所があります。
・蛍光灯
蛍光灯は、白熱球に比べ電力消費量が少なく、寿命が長いのが特徴です。昼白色・昼光色・温白色などの色に加え、形・明るさなど多くの種類があるため、お部屋のテイストに合わせて選択できます。陰影ができにくいので、お部屋全体を均等に照らせるのもポイントです。
点灯するまで時間がかかり、繰り返し点灯すると寿命に影響がでるなどの短所があります。また構造上、大きな電球しかないため、補助照明として使用するには向いていないでしょう。
・LED
LEDは発光ダイオードのことで、消費電力が少なく、寿命が長いのが特徴です。光の色・明るさ・方向性など種類が豊富にあり、サイズがコンパクトなため、使用場所を問わずに使えるのもメリットです。ただし、価格が高い、照らす範囲が狭いといった短所があります。
取り付け方で選ぶ
ペンダントライトの主要な取り付け方を4つ紹介します。取り付け方で選ぶ際は、まず配線器具を確認し、その配線器具に合ったものを選択しましょう。
・引っ掛けシーリングタイプ
引掛シーリングは、天井に引っ掛けシーリングのボディが設置されていれば、初心者でも簡単に取り付け、取り外しできるのが特徴です。引掛シーリングのボディの種類には角型・丸型があり、取り付けられる照明器具の重さが違いますが、使用方法は変わりません。
・ダクトプラグタイプ(ダクトレール用またはライティングレール用)
ダクトプラグタイプは、レール上であれば好きな場所に複数の照明器具を取り付けて使用できます。店舗用として使用されることが多いタイプですが、近年は一般住宅でも使用できる簡易的なものも販売されています。
・勾配天井取り付けタイプ
勾配天井取り付けタイプは、勾配天井用の引っ掛けプラグを使用して取り付けます。勾配の傾斜が大きい天井でも、取り付け部分が斜めにならずに取り付けられますよ。また、特殊な照明器具でなければ、他のタイプでの取り付けも可能です。ただし、販売されている器具はコードが短いものが多いため、購入前に取り付ける位置とコードの長さを確認してください。
・直結タイプ
直結タイプは天井の電気配線コードに、照明器具を直接取り付けて使用します。天井の配線コードと直接連結するうえ、必ずカバーをするので、しっかりと固定できるのが特徴。地震などの対策のために、しっかりと取り付けたい人におすすめの取り付け方法です。ただし、有資格者による電気工事を必ず行う必要があるため、少しハードルが高い方法といえます。
北欧テイストのお部屋にぴったりなLEDシーリングライト LOG
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
北欧風ペンダントライトのおすすめの使い方&コーディネート術
北欧風ペンダントライトをよりおしゃれに見せるためには、設置する場所によって「高さ」を調整するのがポイントです。設置場所が高すぎると視界に入らず魅力が半減し、人が通る場所では低すぎると邪魔になることも。
キッチンカウンターやダイニングテーブルなどでは、雰囲気に応じて高さを調整するのがコツです。低めに設置すると落ち着きのある雰囲気になり、高めだと開放感のある空間を演出できます。また、キッチンなど人の動きがある場所では、高めにセッティングをしましょう。
まとめ
北欧風ペンダントライトは、やわらかく暖かな灯りにより、お部屋をおしゃれな雰囲気に変えられる優れものです。ここで紹介した種類や選び方を参考にして、自分のお部屋にマッチするものを探してみてはいかがでしょうか。北欧風ペンダントライトを設置すれば、おしゃれな落ち着く空間で毎日を過ごせるようになります。