おしゃれで快適な空間にするために、知っておきたい天井照明の種類

天井照明といったら、どんな照明を思い浮かべますか？？　実は、多くの種類の照明があるのです。
それらの特徴を知り、おしゃれで快適な空間をつくるポイントにしてみてはいかがでしょうか。

「１つの器具で部屋全体を照らす」には、シーリングライトがおすすめ

シーリングライトとは、拡散型の照明器具のことをいいます。リモコンで、照明の色や明るさを調整できるタイプも多く、リビングや寝室、作業部屋等、様々な場所で活躍できる照明器具です。デザインはシンプルなものから、和風や洋風に合うものまで多種多様で、ご自宅の内装にあうデザインのものを選ぶことができます。

また、購入の際には、６畳用や８畳用等、適した部屋のサイズが表記されていることが多く、照明の知識のない方でも、迷うことなく、購入することができるところも、おすすめのポイントです。

シーリングライトの多くは、誰でも簡単に取り付けができる「引っ掛けシーリング」タイプのため、電気工事士の資格がなくても、気軽に照明の交換ができるところもおすすめです。

スマートでおしゃれな空間をつくるダウンライト照明

新築で家を建てる際に、やってみたい照明で人気上位のダウンライト照明。そんなダウンライト照明の種類と特徴をお伝えしてきます。

ダウンライト照明の特徴とは

・天井埋め込み型により、スマートで、シンプルなデザイン
・照射角度が狭く、広がりすぎない、心地よい光

ダウンライトは天井に穴を開け、そこに器具を埋め込む形になっており、天井に溶け込む、現代のトレンドのシンプルな内装にあう、スマートなデザインの照明器具になります。

また、照射角度が狭い為、一般的なシーリングライトよりも、おしゃれで雰囲気のある空間を演出できます。

ダウンライトの種類とは

ダウンライトと一言でいっても、実は多くの種類があります。その中でも代表的な３種類のダウンライトをご紹介していきます。

・拡散型ダウンライト　・ユニバーサルダウンライト　・グレアレスダウンライト

拡散型ダウンライトとは

リビング等、空間全体を均等に明るくしたい場所に適している、ダウンライトです。

ユニバーサルダウンライトとは

スポットライトのように、照射する角度を調節できるダウンライトです。主に、壁面を照らすことが多く、絵画等のモチーフや、タイル等を施されたアクセントウォール等の場所で、使用されることが多い器具です。

グレアレスダウンライトとは

一般的なダウンライトより、光源が奥の方に設計されることで、まぶしさを押さえたダウンライトになります。夜、光源の窓ガラスへの映り込みを防げるため、夜景がきれいに見える場所では、夜景の邪魔にならないよう、このタイプが愛用されています。

ダウンライトは、種類や、設置される部屋のサイズ、天井の高さ等の条件により、必要なダウンライトの個数も違ってきます。また、配置する位置にもセンスが必要な為、実際にプランニングする際は、インテリアや照明のプロと一緒に相談しながら決めることをおすすめいたします。

インテリアのアクセントとして映える、
シャンデリア照明とは

シャンデリア照明と聞いて、どんな照明を思い浮かべますか？？

ガラスでできていて、キラキラしていて、豪華絢爛なイメージをされる方も多いかもしれません。

シャンデリア照明の定義とは、灯火を支持する為の腕木が２本以上有し、天井から吊り下げられた照明器具とあります。その条件を満たしていれば、ガラスでできていなくても、キラキラしていなくても、すべてシャンデリア照明と分類されるのです。とは言っても、他の照明器具と比べて、存在感があり、インテリアのアクセントになる器具というのが、シャンデリア照明の特徴ともいえます。

例えばMotoMに掲載されているGCH001-5SD「白いセードが印象的な５灯LEDシャンデリア」は、光源を白いセードで覆うことで、柔らかい光が空間を演出する照明器具で、控えめだけど、存在感のある商品といえます。

ペンダント照明でおしゃれな空間をつくるには

ペンダントとは、天井からコードやチェーンで吊り下げる照明器具です。ペンダント照明には、大きく分けて３つの種類に分類されます。

直接、半直接型

「被照面のみ」、又は「被照面と一部天井又は壁」に照射させ、明かりの欲しい部分にのみ、局所的に光を照らす器具を指します。ダイニングテーブルの上や、照らしたい対象物の上に配置されることが多いです。

MotoMの「三角セードペンダントライトMPN049」は、直接型に分類される商品で、シンプルながら、存在感のあるサイズ感が、インテリアのアクセントになる商品です。

全般照明型

360°光を拡散させる照明で、吹き抜け天井等にも使用されます。

MotoMの「ソケット型ペンダントコードMPN030」は、全般照明型で、シンプルでありながら、重厚感があり、インダストリアルな空間にマッチする商品です。

間接、半間接型

「天井や壁のみ」に、又は「天井や壁と一部被照面」に照射するタイプで、明るさよりも、演出性を求める場所に向いています。ペンダント照明は、インテリアとしてのアクセント要素の強い器具でもあり、他の内装デザインとの調和も求められます。その場所に、明るさを求めるのか、演出性を求めるのか、またインテリアとしてのデザイン性も考慮しながら、器具選びをしていく必要があります。

おしゃれだけじゃない！！
多様なダクトレールの使用方法とは

ダクトレールとは、天井に取り付けるレール上の照明用コンセントです。ダクトレールの使用方法は、多岐に渡り、様々な用途で使用されています。そんなダクトレールの特徴と、おすすめの使用方法をお伝えいたします。

ダクトレールの特徴

ダクトレールの特徴は、電気工事士の資格がなくても、誰でも簡単に照明器具の取付、取り外しができることです。部屋の模様替えで、照明器具を変えたい時も、自分で簡単に交換できるところが、おすすめのポイントです。また、レール上であれば、どこでも照明の位置の変更ができるので、家具の配置を変えたい時にも、臨機応変に対応できるのが特徴です。

ダクトレールの種類

　ダクトレールには、　直付けタイプと引っ掛けシーリングタイプの2種類存在しています。

直付けタイプは、天井面に直接レールを這わせる仕様で、見た目がスッキリとした印象になります。レールの取付には、電気工事士による工事が必要です。天井に引っ掛けシーリングボディが設置されていれば、簡単に取り付けられる引っ掛けシーリングタイプは、レール部分が、電源部を中心に回転したり、スライドしたりと、よりフレキシブルに使える仕様になります。見た目のシンプルさを重視するのか、フレキシブルな実用性を重視するのかにより、使い分ける必要があります。

ダクトレールのおすすめの使用方法

ダクトレール専用の商品は、照明器具だけではありません。ダクトレール専用のコンセントや、ファン、スピーカー等、多岐にわたる製品の電源として、活用できるのです。ダクトレール専用のフックを使えば、観葉植物を吊るし、より照明とインテリアを融合させることもでき、おすすめの使用方法です。

まとめ

天井照明の種類について、ご紹介してきました。作業効率や実用性を求めるなら、明るさを重視、演出性を求めるおしゃれな空間をつくるためには、暗さを残すことが大切です。様々な照明の特徴をしり、明るさと暗さのバランスを考慮し、おしゃれで快適な空間を目指してみてはいかがでしょうか。