「古めかしい、みすぼらしい」という意味のShabby(シャビー)と、「上品、落ち着いた」という意味のChicを組み合わせ、「使い古された中に上品で落ち着いた雰囲気」を表現したのが、シャビーシックスタイルです。今、女性に大人気のシャビーシックスタイルなインテリアを演出するポイントや、照明器具をご紹介していきます。
マットな質感の磁器ペンダントライト
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。
目次
シャビーシックスタイルなインテリアの特徴とは
シャビーシックの始まりは、1989年にデザイナーのレイチェル・アシュウェルが、アメリカのサンタモニカに「シャビーシック」というお店を出したのが始まりです。まさにシャビーな風合いとシックな風情を持ち合わせた家具が揃っていて、多くの人々の共感を呼び、シャビーシックなインテリアは世界中に広がりました。
ビンテージ感のあるアンティークな風合いの中に花柄などをあしらい、上品でシックな雰囲気を演出するのがシャビーシックスタイルの特徴だといえるでしょう。
シャビーシックスタイルなインテリアのベースカラーとは
―白を基調にする―
「使い古された中に上品で落ち着いた雰囲気」が特徴とお伝えしましたが、その品の部分である清楚感を出すためにも、色合いは「白」が基調となります。インテリアや家具の色でお部屋の色を白っぽくすることで、古びた風合いのシャビーなイメージをシックで味わいのある上品な風合いへと変えてくれます。
【スフィアシリーズ】
球状のランプが可愛い 直径Φ100mm ブラケットライト MBK034
内玄関・廊下・階段のポイントになるブラケットライト。新築・リフォーム・店舗照明として人気がある商品です。
シャビーシックスタイルなインテリアにするアイテムとは
―花やレースを上手に使う―
そのシャビーシックなアイテムとして、花柄やレースを足し算することで、家具やインテリアをみごと[祐露1] にシャビーシックな風合いに変えることができます。
例えば、古びたベッドに花柄やレース付の寝具を置いてみたり、少しペンキのはげたシャビーな風合いのテーブルに花を飾るだけでも、シャビーシックスタイルを演出できます。
―シャビ―感のあるアイテムを置く―
シャビーシックなスタイルに欠かせないのが、なんといってもシャビーな風合いですね。少しペンキが剥げたものやさびが残っているものなど、使い古された趣のある風合いがシャビーシックには欠かせません。ペンキが剥げて木のざらつきが感じられる家具や、少し錆が残るインテリアなどをうまくお部屋に飾るだけでも、シャビーシックな雰囲気が味わえます。
古くなった箇所をあえてポイントにし、大切に使うという感じがとても、ノスタルジックな雰囲気を醸し出し、唯一無二な空間となるのです。
DIYでできるシャビーシックスタイルなインテリアのつくり方
―やすりでシャビーな感じを演出―
新しく購入した家具や小物を、やすりなどでこすってわざと傷をつけることで、シャビーな感じを演出することができます。
材料から作る場合は、自分でペンキを塗った後に、やすりでこするとシャビー感が出やすいですね。自分でペンキを塗ると色むらなどができ、シャビーな感じがより高まります。自分で作ることで、自分だけの家具や小物を作り出すことができ、自分にとって意味のあるものを作ることができるでしょう。
シャビ―シックスタイルなインテリアで気を付けること
シャビーシックスタイルなインテリアをつくるためのポイントをお伝えしてきましたが、シャビ―シックスタイルなインテリアをつくる過程で気を付けることがあります。
それが、
- 黒は使わない。(グレーはOK)
- 濃茶は使わない。
この2点となります。
このシャビーシックスタイルに黒をアクセントに使用してしまうと、ボヘミアンにニューヨークのSOHO地区のモダンな雰囲気をミックスさせたボーホースタイルに、
こげ茶を多用すると、フランスの田舎の家を彷彿とさせるカントリー調に偏ってしまう可能性があるからです。
類似した古びたアイテムをポイントにしているスタイルと差別化するためにも、この2点を意識して、コーディネートすることをおすすめいたします。
シャビーシックスタイルなインテリアにおすすめの照明器具とは
シャビーシックスタイルなインテリアに必要な要素をお伝えしていきましたが、その雰囲気を盛り上げてくれる、おすすめな照明器具をご紹介していきましょう。
―Sphereシリーズ―
MotoMのSphereシリーズは、コンパクトで、ミニマルな球状の乳白フロストガラスにより、柔らかなあかりを発し、空間をリズミカルに演出する、照明器具です。
色は白と黒の2種類がありますが、シャビーシックスタイルなインテリアには、白の色がおすすめで、シンプルな丸いフォルムの電灯に、アンティーク感のでるドライフラワー等を飾ってみると、シャビーシックな空間に馴染み、ノスタルジックな雰囲気を醸し出してくれることでしょう。
こちらの商品は、サイズ、デザインがカスタムでオーダーできるため、間取りに合わせて、プランニングできるところもおすすめです。
―磁器照明シリーズ―
磁器照明シリーズは、職人がひとつひとつを窯で丁寧に焼き上げた、磁器のセードを使用した照明です。
色は白のみで、フォルムのデザインが影で浮き上がる、シンプルだけど存在感のある商品で、昼間は磁器の白さが部屋を明るく、夜は磁器から漏れる灯りが部屋をほんわかと 暖かく灯してくれます。
形が8種類あり、凹凸のないシンプルなものから、全体に柄が施されたもの、またマットな質感と光沢のある質感の2タイプあり、その人の好みで組み合わせれるのも魅力の一つです。
白を基調としたシャビーシックなインテリアに、さりげないアクセントとして、おすすめいたします。
また、自然のものからつくられているこちらの商品は、SDGSの観点においてもおすすめな商品といえます。
―Kids lighting Starペンダントシリーズ―
シャビ―シックスタイルなインテリアのおうちの子供部屋には、シャビ―な雰囲気にもあう、パステルカラーのこのかわいらしい商品をおすすめいたします。
こちらの商品は、真下からみると星形の光、斜め下から見ると、流れ星のように見えるペンダントライトで、小さなお子様の想像力が掻き立てられるアイテムです。
古びたシャビ―感のテイストにも浮かない、優しいパステルカラーが、子供部屋に華を咲かせることでしょう。
カラー展開は、パープル、ピンク、ブルー、イエロー、グレーンの5色。
クッションや、寝具などのファブリックや、オーナメントとカラーを合わせると、より部屋の統一感がでて、素敵な子供部屋になりそうですね。
【まとめ】
シャビーシックスタイルなインテリアの作り方と、おすすめ照明をご紹介してきました。
あえて古びた感じを出すというのが特徴的で、新たに家具を買い替えるのではなく、フリマアプリや、オークションサイトなどで、年代物の家具を探してみたり、今持っている家具に、DIYで色を塗って雰囲気を変えてみたりするのもいいかもしれません。
一つモノを大切に使う…まさにSDGSを掲げている今の時代に、ピッタリなインテリアスタイルといえるかもしれません。DIYや、シャビ―シックな家具探しで、自分だけのシャビーシックスタイルなインテリアに、挑戦してみてはいかがでしょうか。年月が経つとともに、愛着のある、居心地のいい空間をつくることができるでしょう。