おしゃれなブラケットライトを設置したいな・・・でも電球の種類とか明るさとかよく分からない・・・という方のために、こちらの記事ではブラケットライトを選ぶポイントや注意点をいくつかご紹介します。
まずブラケットライトの購入を検討している方の多くは、新築工事やリフォーム工事を控えていらっしゃる方、または店舗や事務所などの開業工事予定のある方が多いかと思います。その傾向の理由に、ブラケットライトは、壁面に穴を開けて配線作業が必要な商品がほとんどなため「電気工事士」の資格がある人しか取付が行えない。という事があります。
もし以下に当てはまるような電気工事予定のない方で、工事の必要なブラケットライト購入を検討されている方は、まず電気量販店や電気工事会社などに問い合わせるようにしましょう。
●DIYが趣味で、やってみたいなと思われた方。
●店頭やオンラインショップなどで、たまたまデザインを凄く気に入ったブラケットライトがあった方。
●賃貸物件をご利用の方
基本的に退去の際に原状回復(住み始める前の状態に戻す事)をしておかなければなりません。電気工事を管理会社に相談なく行っていた場合、高額な修繕費用を支払わなければならない場合が多いです。
球状ランプΦ65mm×3灯ついたブラケットライト
コンパクトでミニマルな直径6.5センチ球状の乳白フロストガラスより、やわらかな灯りを発し空間をリズミカルに演出するブラケットライト。
税込 contents02_363円
ブラケットライトの役割
ブラケットライトの役割は、機能性と装飾性にあります。
●機能性から見る役割
省スペースで空間を明るくします。広いスペースは必要なく、垂れ壁や独立壁でも、壁があれば取付できます。玄関、廊下、階段、階段下収納、洗面所、トイレ、吹き抜け、浴室などにおすすめです。
●装飾性から見る役割
【スフィアシリーズ】 球状ランプΦ65mm×3灯ついたブラケットライトMBK037W(B)-3
ブラケットライトは、デザインや素材に様々な種類があります。視線に入り易い高さで、来訪者にも印象に残ります。どの部屋やスペースでもその種類、位置によって光と影のアクセントが生まれます。
商品説明を見てみよう
例えば先程の【スフィアシリーズ】 球状ランプΦ65mm×3灯ついたブラケットライトMBK037W(B)-3ですが、シリーズでもこれだけの種類があります。球状のセード(電球を覆っている笠)の大きさと数の比較だけではどれを選んだら良いのかよく分からないですね。
いくらデザインが好みの商品でも、予想していた明かりと違う場合、日常生活にストレスが生じてしまいます。ましてや電気工事までしているのですから、ブラケットライト選びの失敗は出来るだけ避けたいものです。
照明機具の商品説明を見ても、普段聞きなれない言葉が多くてよく分からないかと思うので、
MBK037W(B)-3の場合の商品説明を一部見てみましょう。
消費電力 | LED電球2.5W(G9)×3 |
ランプ光束 | 1140 lm |
エネルギー消費効率 | 126.6 lm/W |
色温度 | 2700K(電球色) |
平均演色評価数 | Ra80 |
光源寿命 | 9,000時間 |
素 材 | 鋼板、ガラス(乳白フロスト) |
この中で、最も分かり易いランプ光束と素材の関わりをご説明します。
近年は省エネルギー・長寿命などの観点からLEDランプを使用した照明器具が主流です。LEDランプの明るさ単位として光束(単位:ルーメンlm)があります。この数値が照明選びの重要なポイントになってきます。
この数値が大きいほど明るくなります。ただ、ここで気を付けたいのは、ルーメンは電球そのものの明るさを数値で表しているので、セード(笠)の素材によって、その明るさは影響を受けるという事です。
MBK037W(B)-3の場合、素材が乳白フロストガラスと記載があります。分かり易くいうと、半透明のガラスのセードで覆われているという事です。そのため、ランプの明るさはダイレクトには出ず、ふんわりとしたものになり、光束(ルーメン)に記載の数値より実際は少ない明るさになります。
光の明るさの単位ルーメンを知ってブラケットライトを選ぼう
ブラケットライトを選ぶ際に、ルーメンとセードの素材を目安にすると良い事が分かりました。
●ルーメン数値から見た照明器具の選び方
LEDランプ照明を初めて購入する方の多くは、ルーメンの数値を見てもどれ位の明るさがあるのか分からないという方がほとんどです。そういった方のために、商品説明に、白熱灯電球〇〇W(ワット)相当と記載のある場合があります。ワット数表示は消費電力の数値なので、実際には明るさの数値ではないのですが、消費電力に応じて明るさが変わるため、長く明るさの目安としてイメージされてきました。JLMA 一般社団法人日本照明工業会の電球形LED ランプ性能表示等のガイドラインでは、光束(ルーメン)とワット数の表示について下記のように基準を定めています。
一般白熱電球からお取替え口金「E26」
一般電球ワット(W)相当 40W相当 485ルーメン以上
60W相当 810ルーメン以上
小型電球からお取り替え口金「E17」
小型電球ワット(W)相当 40W相当 440ルーメン以上
60W相当 760ルーメン以上
ボール電球からお取り替え口金「E26」
ボール電球ワット(W)相当 40W相当 400ルーメン以上
60W相当 700ルーメン以上
電球の種類によって数値は変わりますが、大きな違いがない事が分かります。これらを目安にすると良いでしょう。
●ルーメン+セード素材から見る選び方
同じ電球を使っていても、セードによっては眩しく感じたり、暗く感じたりします。特にブラケットライトの場合、180cmから220cm位の高さに取り付ける事が多く、視界に入り易いものです。例えば60ワット相当の裸電球のブラケットライトがあった場合、顔の近くで目がチカチカして眩しく感じる場合が多いです。しかし、乳白色ガラスのように半透明なセード素材の照明器具の場合は、60ワット相当以上の明るさがないと照明の効果を感じにくい傾向にあります。間接照明としての効果を期待するのか、直接照明としての効果を期待するのかにより、セードの種類やデザインをよく検討しましょう。
ブラケット照明は空間のメイン照明ではなく、補助照明として使うことが多いです。
実際に、光源からの明かりがダイレクトに出やすい裸電球のブラケット照明の場合は、40ワット相当の電球が使用されている商品が多いです。
MotoMおすすめブラケットライト
ビンテージテイスト クリアガラス LED一般クリア電球 1灯 ブラケットライト GBK002
LEDランプ照明というと、近代的でスタイリッシュなものかという印象も持ち易いかもしれませんが、LEDランプ照明は実はデザインの種類が従来よりも豊富なのです。こちらの照明も、かつての白熱灯ランプ照明のようなレトロ感あるデザインと質感です。角度調整も可能なので、直接照明としても、間接照明としても活躍してくれます。40ワット相当の明かりなので、洗面所ならメイン照明と合わせて、直線階段なら2個使いなどの使い方がおすすめですよ。
間接光&スポットタイプ リーディングライト丸型 MBK024
こちらは珍しい、コンセントタイプのブラケットライトです。リーディングライトでありながら、直接照明と間接照明としてもご利用頂けます。ベッドのヘッドボードに穴を開ける必要はありますが、賃貸物件やお住まいで電気工事が難しい場合などにおすすめです。
メイン照明だけではなく、ブラケットライトのあるインテリアは、空間をおしゃれにワンランクアップしてくれます。
ほんのり明るいブラケットライトが、就寝前のひとときをリラックスできる癒しの時間にしてくれますよ。
まとめ
いかがでしたか?ブラケットライトの明るさってどれ位がよいのかな、色々数値が書いてあるけど何が違うのか何を選べば良いのかよく分からない、という方の参考になったかと思います。ルーメンの数値と素材、設置したい場所をよく考えて選び、おしゃれなブラケットライトのある生活を楽しんでみてくださいね。