階段照明には、安全に上り下りができる程度の明るさを確保するという役割もありますが、内装に合わせておしゃれを演出する役割もあります。最近では、おしゃれなブラケットライトでマイホームの階段空間を彩る方も多いです。階段照明は種類が多いため、内装にピッタリの照明を探すのが難しいと感じている方も多いかもしれません。そこでここでは、おしゃれなブラケットライトの選び方とおすすめ商品について紹介します。階段照明選びに悩んでいる方はぜひご覧ください。
目次
階段照明におしゃれなブラケットライトはよく使われる
階段照明には、2つの役割があります。
1つ目の役割は階段空間を内装に合わせて素敵にできる点です。木の素材を活かしたナチュラルスタイルでインテリアをコーディネートしているなら、階段照明もそれに合わせて自然素材を使った照明を使うと統一感が出ます。
2つ目の役割は、夜間の階段での事故を防ぐ点です。階段の足元が見えづらいと転落などの事故のリスクが高まります。階段形状や構造を考えて適切な明るさが得られる照明を選ぶのが大切です。幼い子供や高齢の方が入る家庭であれば、フットライトなどを採用するとより階段の隅々まで見えるので安全性を確保できます。ブラケットライトは、壁面に設置する間接照明です。階段空間は狭いため、コンパクトなデザインが多いブラケットライトは階段照明として使われることが多いです。
十分な明るさを確保できてデザインも豊富な点も階段照明としてよく使われる、ブラケットライトのメリットといえるでしょう。
階段をブラケットなどの照明でおしゃれにコーディネートするポイント
ブラケットなどの照明を使って階段をおしゃれにコーディネートするポイントを6つ紹介します。
では早速見ていきましょう。
照明器具の色を家全体と揃える
家のインテリアコーディネートは全体のバランスを考えて、統一感を持たせることが大切です。
それは階段空間でも同じことがいえます。
例えば、ナチュラルな雰囲気の家にするなら、照明も木の素材のものや布素材のものを合わせると全体の雰囲気がまとまります。モダンなデザインであれば金属素材やモノトーンなどを使ってみたり、インダストリアルやヴィンテージであれば裸電球のペンダントライトやガラス製のものを使ってみたりしてもおしゃれです。
明るすぎない照明を選ぶ
階段照明は明るい方が良いですが、明るすぎるのはあまり良くありません。
安全性を考慮して階段空間の照明を明るくしすぎると、対比効果でリビングや寝室などの部屋が暗く感じてしまうことがあるからです。
また、照明の色はオレンジ色の電球色が階段空間にはおすすめです。
これは、寝る時に階段を使って寝室へ移動する動線として使うことが多いからです。
白い光の照明は脳を活性化させてしまうといわれていて、目が冴えてしまう可能性があるため、癒しとリラックス効果のある電球色にしましょう。
邪魔にならない位置に設置
ブラケットライトやペンダントライトのように、壁付けや天井から吊るされた照明は、高さや位置によっては人が通る時に邪魔になる可能性があります。階段照明の高さは、照明を設置する直下の段から2.1m以上の高さがおすすめです。この高さであれば、長身の方でも気にならずに階段の上り下りが可能です。
センサー付きにするかどうかを検討
階段照明をセンサー付きのものにするかどうかも検討しましょう。センサー付きとは、人が通った時だけパッと点灯し時間が経てば自動に消灯します。必要な時だけ点灯するので、つけ忘れたり消し忘れたりすることがないので省エネです。
また、荷物で両手が塞がっている時にも自動で点灯してくれるのが安心です。センサー付き照明には、照明器具そのものにセンサーが内蔵されたタイプと、別付けでセンサーを取り付けて照明器具と連動させるタイプの2つあります。どちらのタイプが自分の家の照明に合うかを考え、センサー付きにするかどうかを決めましょう。
安全性を考慮して足元に設置する方法も
小さな子供や高齢の方がいる家庭なら、足元を照らすフットライトを選ぶのもおすすめです。階段空間はおしゃれに仕上げるだけでなく、安全性もしっかりと確保する必要があります。足元を明るくして階段の踏み外しによる転落事故を防止するのも大切です。
照らす範囲を変えたいなら首が動くタイプを
ブラケットライトには、アームやシェードが動いて光を照らす範囲を変えられるタイプのものがあります。好きな方向へ光を向けられるので、気になる部分を照らせます。デザイン性の高いブラケットライトも多いので、おしゃれな階段空間も演出可能です。
内玄関をおしゃれに照らす スフィアシリーズ 球状ランプΦ65mmが3灯ついたブラケットライト
コンパクトでミニマルな直径6.5センチ球状の乳白フロストガラスより、やわらかな灯りを発し空間をリズミカルに演出するブラケットライト。天井や壁の色に合わせて、ベース部分を黒か白のどちらかお選びください。
階段形状からブラケットライトのおしゃれな照明計画を立てる
階段形状には、直線階段、折り返し階段、螺旋階段の3種類があります。それぞれの階段形状からブラケットライトを使ったおしゃれな照明計画の立て方について簡単に紹介します。
直線階段の場合
直線階段は、階段の途中で方向が変わらずまっすぐに上り下りできるタイプの階段です。上下それぞれの階の様子を見やすく、上り下りがしやすく、少ない面積でも作りやすいタイプです。最近では、吹き抜け階段になった直線階段もあります。こんな直線階段には、シンプルなブラケットライトを階段途中に2灯並行に配置したり、階段の勾配に合わせて高さを変えて等間隔にブラケットライトを配置するのもおしゃれです。また、フットライトを階段に設置することで、優しいオレンジ色の光が足元を照らしてくれます。
折り返し階段の場合
折り返し階段とは、途中の踊り場を挟んでコの字型に折り返したタイプの階段です。踊り場部分が広く取れるので、安全性が高いという特徴があります。折り返し階段の場合、踊り場に1〜2灯配置することで階段空間を明るく演出します。
螺旋階段の場合
螺旋階段は、支柱を中心に螺旋状に円を描いて上り下りするタイプの階段です。直線階段よりも狭い面積で設置しやすく、存在感のあるデザイン性の高い階段です。階段自体がおしゃれなので、照明器具はあまり装飾のないすっきりしたデザインのブラケットライトと合わせると全体のバランスが整います。
階段のおしゃれなブラケットライトは出幅と高さに注意
ブラケットライトには、壁からアームが伸びてシェードがついたタイプや、壁付けの厚みが少ないタイプなどさまざまなデザインがあります。階段空間をおしゃれに演出したいと思ってデザイン性の高い照明を選ぶ場合は、出幅と設置高さに注意しましょう。出幅がありすぎる照明を低い位置に設置すると、階段を上り下りする時に頭をぶつける可能性があります。先ほども述べたように、直下の段から2.1m程度の高さに設置するようにしましょう。上り下りする時に邪魔に感じてしまうと、せっかくのおしゃれな照明も台無しですので、気をつけてくださいね。
【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ100mm ブラケットライト MBK034
コンパクトで球状のの乳白フロストガラスより、柔らかな灯を発し空間をリズミカルに演出するスフィアシリーズの1灯タイプ。内玄関・廊下・階段のポイントになるブラケットライト。新築・リフォーム・店舗照明として人気がある商品です。
MotoMのおしゃれなブラケットライトを紹介!階段にもおすすめ
ここからはMotoMのおしゃれなブラケットライトを紹介します。階段照明としてもピッタリなので、ぜひご覧くださいね。
ビンテージテイスト クリアガラス LED一般クリア電球 1灯 ブラケットライト GBK002 真鍮ソケット
落ち着きのある真鍮古美メッキはもクリアガラスセードが上品で高級感があるブラケットライトです。ガラスに反射して優しい光を放ち、階段空間を優しく包み込みます。シンプルな三角錐で重厚感があるガラスセードは、エッジ部分を面取り処理しているので手で触れて怪我することもありません。エッジ部分も光が広がって幻想的です。アーム部分は角度調節ができるので、直接照明としても間接照明にも使えます。設置は、電気工事が必要ですので電気店や工務店に設置を依頼してくださいね。
【スフィアシリーズ】 球状ランプΦ65mm×3灯ついたブラケットライトMBK037W(B)-3
3灯のかわいい球状ランプがついたブラケットライトです。直径6.5センチ球状の乳白フロストガラスは、柔らかい光を発し、階段空間をリズミカルに演出してくれます。ベース部分は階段空間の内装に合わせて黒か白の2種類から選べます。縦でも横でも好きな向きに設置ができ、別売りのガラスポットも取り付け可能です。こちらの商品も電気工事が必要な照明なので、電気工事をしてもらうようにしましょう。
【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ100mm ブラケットライト
球状の乳白フロストガラス1灯のブラケットランプです。小さいサイズのブラケットライトなので、複数個を階段の壁に設置するのもかわいいでしょう。乳白フロストガラスから通される優しいオレンジ色の光が、階段空間を癒しの空間に変えてくれます。
まとめ
階段照明のブラケットライトの選び方とおすすめの商品を解説しました。ブラケットライトは商品ラインナップも豊富なので、階段にもおしゃれなデザインのものを選んでみてはいかがでしょうか。階段空間もおしゃれに演出したい方は、これまで解説したことをぜひ参考にしてみてくださいね。