近年ホテルライクという言葉が注目を集めています。耳にする機会が増えてきていますが、いまいちホテルライクについて理解できていない方のためにホテルライクとはどんな特徴があるのか、ホテルライクな部屋を目指すにはどうすればいいのかについてお話ししていきます。新生活が始まるこれからの時期に流行りのホテルライクなインテリアを目指してみてはいかがでしょうか。
目次
ホテルライクとは？
「ホテルライク」とは「ホテルのような」という意味で、ホテルを思わせる住まいを表現する時に使われる言葉です。ホテルライクな住まいを実現するためには落ち着いた色使い、統一された空間、シンプルで生活感がないなどが挙げられます。自宅のインテリアもこういったホテルライクなインテリアにしたいという方が近年増加傾向にあります。
ここからはホテルライクな部屋の特徴を分析したうえで簡単にホテルライクな部屋に見せる方法についてご紹介いたします。
ホテルライクな部屋の特徴①：生活感がない
ホテルライクな部屋は無駄なものが一切なく、常に整理整頓され清潔な状態に保たれています。
ホテルの空間というのは非日常を感じられる場所であるため、ホテルライクを目指す上ではこの非日常感を演出しなければなりません。整理整頓されているだけでなく生活感が感じられるティッシュボックスや小物類は隠す収納をうまく活用することが重要です。
ホテルライクな部屋の特徴②統一感がある
部屋の中の家具の色や配置に統一感があることもホテルライクは部屋の特徴の一つです。できる限りシックな色で統一することで落ち着きのあるスタイリッシュな空間を演出することができます。また、家具の配置も非常に重要です。規則性がなく、ランダムに置かれていると落ち着きのない空間になってしまいますが、直線上に並べたり左右対称にシンメトリーに配置することで統一感を演出することができます。
また、部屋によってコンセプトや軸があるとまとまって見えます。例えば家具のスタイルをナチュラルやモダンで統一したり、テーマカラーを決めて同じ系統の色で家具や小物を揃えるとホテルライクな空間に近づきます。
ホテルライクな部屋の特徴③：高級感がある
シンプルすぎるとかえって味気なく、質素な印象を抱いてしまいます。大切なのはシンプルでありながら、高級感を感じさせるようなポイントがあることです。特に壁や床はインテリアのベースとなる部分ですので、タイルや石調のものを採用することで重厚感が出て高級で洗練されたイメージを演出することができます。
また、小物類も意外と大切な役割を果たしていて、小物類がチープなものだとせっかくの印象が台無しになってしまいます。しかし、小物やアメニティにもこだわることでより上品な演出ができホテルライクな空間に近づけることができます。
ホテルライクな部屋の特徴④：デザイン性がある
ホテルライクな空間はデザイン性が高いことが魅力です。インテリアをコーディネートする際は繊細なデザインでまとめるようにしましょう。
シンプルであることも大切ですが、デザイン性を感じられるものを置くことも大切です。模様や柄などデザインが優れていれば、シンプルな色味であってもおしゃれな空間が作れます。ホテルライクな部屋は直線や曲線美を意識しながらコーディネートされています。
ホテルライクな部屋の特徴⑤：リラックスできる
シンプルで清潔感があるだけでは無機質で落ち着かない部屋になってしまいます。ホテルライクな空間は生活感がないものの、落ち着ける空間作りがされています。例えば、間接照明を上手に使い、暖色系の照明を取り入れることで落ち着く空間を演出していたり、観葉植物を配置し自然もうまく取り入れていることで日々の疲れを癒す空間を演出しています。
清潔感のある空間で常に整理整頓されていることが条件であるため、ごちゃつきがちなリビングもおしゃれに演出することが可能です。
簡単にホテルライクな部屋に見せる方法
ここまではホテルライクな部屋の特徴についてご紹介させていただきました。ホテルライクな部屋には共通点が多くありますが、こうしてみるとハードルはさほど高くないように思います。
そこでここからは、ホテルライクなインテリアを目指す為にはどうすればいいのかという視点で比較的簡単にホテルライクに見せることができる方法をご紹介していきます。
ホテルライクな部屋に見せる方法①：隠す収納をうまく活用する
先述した通りホテルライクな空間を演出する上でポイントになるのは生活感を出さないということです。普段生活をして行く部屋で生活感を出さないというのは一見難しいように感じますが、隠す収納をうまく活用すればそこまでハードルは高くありません。
簡単なところで行くと家電の配線をケーブルカバーで隠すなどが挙げられます。家電などの配線は生活感を非常に感じやすく、整理整頓していても散らかっている印象を受けます。おすすめは壁と同系色のケーブルカバーで壁に沿わせて目立たなくしたり、複数のコードが出てくる電源タップを周囲のインテリアの色味と合わせたケースで覆うことです。また、ティッシュボックスも生活感がは出やすいアイテムの一つです。ティッシュボックスにはインテリアに合ったデザインのティッシュケースに変えたり、机下に見えないように設置するなどの工夫をすれば、生活感を隠すことができるのでおすすめです。
ホテルライクな部屋に見せる方法②インテリアの色を統一する
こちらもホテルライクな部屋を演出するうえで非常に重要なポイントです。ホテルライクなインテリアはシックな色合いで統一することでスタイリッシュに演出することができます。白やブラック、グレーなどの色を使用し、洗練された空間を演出します。赤やオレンジ、パステルカラーのような鮮やかな色合いをたくさん使用してしまうとゴチャついた印象を与えてしまうため、ホテルライクな空間を目指すのであれば、落ち着いた色合いで統一するのがおすすめです。
ホテルライクな部屋に見せる方法③：上質な素材を取り入れる
ホテルライクな空間を演出する上ではシンプルで統一された空間に高級感を感じられる上質な素材を取り入れることがおすすめです。革製品のソファやタイル、石調のアイテムを取り入れるというか重厚感が出て高級な雰囲気になります。ただ、質にこだわりすぎるとそれなりに価格も上がりますので、予算と相談しながら上手くフェイクの素材を取り入れることも大切です。
ホテルライクな部屋に見せる方法④：間接照明で立体的な空間を演出
ホテルライクな空間演出には間接照明も欠かせません。落ち着きのある空間を演出するために暖色系の間接照明を取り入れるのがポイントだと前述しましたが、間接照明の役割はそれだけではありません。より洗練された空間を演出するために間接照明で部屋の中に陰影をつけて立体感を演出することができます。陰影を意識するためには光の向きや強さも考慮する必要があるのでお気に入りの照明を見つけたら雰囲気が出る照明の当て方を色々と試してみましょう。
ホテルライクな部屋に見せる方法⑤：観葉植物やアートを配置して癒しも感じられる空間に
生活感をとことん排除していくと、少し殺風景に感じてしまいます。そこで観葉植物やアートを配置しましょう。インテリアのアクセントになるだけでなく、癒しを与えてくれます。ホテルライクな部屋の中にアートのカラフルな色や観葉植物のグリーンがあることで部屋の雰囲気のバランスを保ってくれます。また、住んでいる人のこだわりを表現できる部分でもあるので好きなことや趣味を表現しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。ここではホテルライクとは何かからホテルライクな部屋に見せる方法を紹介してきました。ホテルライクな空間演出には生活感を感じさせないことがとても重要です。近年話題になっているホテルライクな部屋をこの機会に目指してみてはいかがでしょうか。
![金色メッキと黒色のシックな2トーンのワークライト[MST022]](https://www.motom-jp.com/wp-content/uploads/2022/04/mst022_bu.jpg)
