限られたスペースを快適に!子供部屋におすすめのレイアウト
子供部屋を用意することは、子供の成長にとっても大切なこと。子供が小学生になると、そろそろ子供部屋を用意してあげなくてはと考えることが多いようです。
しかし、近年はコンパクトな家も多く、子供部屋の広さをそれほど確保できない家も多いでしょう。
そんな限られたスペースを快適に過ごせるような子供部屋におすすめのレイアウトをご紹介します。初めての子供部屋作りの参考にしてみてください。
目次
子供部屋におすすめな家具
子供部屋に必要な家具にはどのようなものがあるのでしょうか?
まず用意するべきおすすめの家具を紹介します。
ベッド
子供部屋にベッドを置くなら、小さいうちはセミシングルサイズのベッドでいいでしょう。
ただ、同じものを長く使って欲しい場合は大人と同じシングルサイズで構いません。それ以上大きいベッドになると部屋が狭くなってしまうので、なるべくコンパクトなものを選びましょう。
空間を広く見せるために、低めのベッドにするのがおすすめです。ベッド下に収納ができるものもいいでしょう。
また、ロフトタイプの学習机や収納と一体になったものなら、省スペースに収めることができます。秘密基地のようで子供も楽しめますよ。
学習机・椅子
学習机は一度購入したらなかなか買い替えることがないものです。
小学校入学と共に購入することが多いですが、子供っぽいデザインを選んでしまうと失敗する可能性もあります。成長しても長く使えるシンプルなデザインがおすすめです。
また、勉強や作業がしやすいように天板の大きいものを選ぶといいです。机の上にはあまり物を置かないようにして、机を広く使えるようにしてあげましょう。
勉強しているときに窓の外やおもちゃなどが視界に入ってしまうと集中できません。
学習机のまわりには学習に使うものだけを置くようにしましょう。
椅子は成長に合わせて高さを調節できるものがおすすめ。
小さいうちは、足置き場があるものがいいです。姿勢良く座ることで集中できます。
収納
子供部屋に置く収納は、子供自身が片付けしやすいようなものを選びましょう。子供の身長に合わせた低めのものがおすすめです。
小学生や中学生になると持ち物もどんどん増えていきます。
持ち物に合わせて仕切りの位置を変えられるものなら、収納する物が変わっても長く使えるのでおすすめです。
扉付きの収納よりもオープン収納の方が部屋が広く見えます。
子供部屋におすすめな省スペースを叶える工夫
子供部屋が狭かったり、兄弟・姉妹で同じ部屋を使う場合もあるでしょう。そんな限られたスペースでも、工夫次第で広く快適に過ごせるようになります。
快適に過ごすためには、部屋の中央に床の見える空間を確保することが大切です。部屋の上部の空間を上手く利用して、家具のない床面積を広げてあげましょう。
また、クローゼットなど扉のついた収納では圧迫感が出てしまうので、扉のないオープンな収納にすると部屋が広くみえますよ。
二段ベッド
兄弟・姉妹で使う場合は、部屋にベッドや机を二つずつ置いたらそれだけでもう部屋はいっぱいになってしまいます。
そんな時は二段ベッドにするのがおすすめ。二段ベッドにすれば、少なくともベッド一台分のスペースをなくすことができます。
また、ロフトベッドのような机や収納と一体になっているベッドを利用するという方法もあります。秘密基地のようなわくわく感もあり、子供も楽しく使えるでしょう。
壁面収納
ワイヤーネットや壁掛けラックなどの壁面収納を利用すれば、床を広く開けることができます。突っ張り式のものなどを 子供と一緒にDIYすれば、気に入って使ってくれることでしょう。
ただ、子供の身長より高い収納になると自分で収納できなくなるので、設置の際に気をつけて設置しましょう。
兄弟・姉妹で使う場合は仕切りを利用
兄弟・姉妹でも思春期になればパーソナルスペースが欲しいもの。とはいえ、部屋全体を仕切ると狭くなってしまいます。
そこで、部分的な仕切りを利用するとよいでしょう。勉強机や棚を向かい合わせて壁を作ったり、カーテンなど稼働できる仕切りにするのがおすすめです。
程よい距離感を保てるようにして、いつまでも仲良く過ごして欲しいですよね。
勉強机・ベッドを置かない
狭い部屋を広く使いたいのなら、勉強机やベッドを置かないという選択肢もあります。
リビング学習ならわざわざ自分の勉強机を用意する必要はありません。受験勉強など一人で集中したい時には折りたたみの机を使えばいいでしょう。
ベッドも無理に置く必要はありません。ベッドではなく布団を使えばいいのですから。
布団は床に直接敷いたままにすると床も布団もカビなどで痛んでしまうので、すのこを使うといいです。
ロール式のすのこなら、友達が来た時などに片付けられて便利ですよ。
子供部屋を快適に保つおすすめ方法
せっかく子供部屋をきれいにレイアウトしても、いつまでも快適に過ごせる空間でなくてはいけませんよね。子供部屋を快適に保つためのおすすめの方法をご紹介します。
自分で片付けられる収納
子供はどうしても部屋を散らかしてしまいがち。しかし、収納に工夫をすれば自分で片付けられるようになります。
まず、収納するカゴをいくつか用意します。同じデザインのカゴを用意すれば統一感があってきれいにみえますよ。
このとき、蓋つきのカゴよりも蓋のないオープンなカゴの方が、片付けるときのアクションが減って子供も片付けやすくなります。
そして、人形、つみ木、ブロック、おままごとなどそれぞれのカゴに分けて入れます。あまり細かく分けてしまうと難しくなってしまうので、大まかにジャンル分けをしましょう。
しかし、カゴに山盛りに入れてしまうと重たくなりますし、しまったときにはみ出して見えるので格好が悪いです。おもちゃが多すぎても片付けが大変になります。
カゴに入れる分だけと決めて、使わなくなったおもちゃは捨てるようにしましょう。
それから、わかりやすいようにカゴにそれぞれ入れるものの名前やイラストを書いておくといいです。カゴや棚に片付けた状態の写真を撮って貼っておけば、小さな子供でもわかりやすいでしょう。
ぬいぐるみなどの大きなものは、大きなカゴにぽいぽいと入れられるようにしておけば片付けやすいです。
収納する場所は子供と一緒に考えるといいです。子供にもこだわりがあるため、自分で収納場所を決めることできちんとそこに片付けることができるようになります。
成長しても使えるシンプルなデザイン
子供らしいポップな色合いやキャラクターものの家具にしてしまうと、大きくなった時に恥ずかしくなって使えなくなってしまいます。
大きな家具を買い替えるのは大変なことなので、成長しても使えるようなシンプルなデザインのものを選ぶことをおすすめします。
好きなキャラクターのポスターを貼ったり、子供らしいデザインのものは手軽に買い替えられる布団カバーなどに取り入れておけば、子供のお気に入りの空間に仕上げることができますよ。
照明の工夫
狭い子供部屋には圧迫感のないシーリングライトがおすすめです。
子供部屋では勉強をしたりするので、なるべく明るい昼光色の照明にしてあげてください。勉強机には手元が明るくなるようにデスクライトがあるといいです。
夜は真っ暗では寝られないという子供もいるでしょう。そういった場合は常夜灯をつけておくといいです。
明るさを調節できるシーリングライトもあるので、そういったものであれば手元のリモコンであかりを変えられるので便利ですよ。
まとめ
初めての子供部屋。いつまでも楽しくきれいに使ってもらいたいですよね。
ご紹介した子供部屋におすすめのレイアウトを参考に、限られた空間を有効利用した快適な子供部屋にしてあげましょう。