「引っ掛けシーリングタイプの照明を自分で取り付けることができるか?」
そんな疑問をお持ちの方もいるはず。
引っ掛けシーリング本体が天井に取り付けてあれば、引っ掛けシーリングタイプの照明を自分で取り付けることができます!
ここでは、引っ掛けシーリングタイプの照明を自分で取り付ける際の注意点や取り付け方法をご紹介します!
いちど覚えてしまえば、照明で楽しむ幅が広がること間違いなしです!
引っ掛けシーリングタイプの照明を自分で取り付ける時の注意点
照明の器具を取り付けるには「直付け」「ダクトプラグタイプ」「引っ掛けシーリング」の3タイプがあります。
その中でも、引っ掛けシーリングは簡単に照明器具を自分で取り付けることができます。
でもこれは、引っ掛けシーリング本体がすでに天井に取り付けてある場合です。
引っ掛けシーリングを自分で取り付ける時には、どんなことに注意したらいいのでしょうか?
引っ掛けシーリング本体の設置は資格が必要
まず、引っ掛けシーリングタイプの照明を自分で取り付ける場合は、取り付けたい場所に引っ掛けシーリング本体が設置されているかを確認しましょう。
直付けやダクトプラグタイプには、引っ掛けシーリングタイプの照明を取り付けることができません。
引っ掛けシーリング本体が設置されていない場合は、引っ掛けシーリング本体を取り付ける必要があります。
この引っ掛けシーリング本体は、私たちが自分で取り付けることはできません。
「電気工事士」の資格を持っている人のみ、取り付けができるんですね。
これは、「電気を取り扱うから」という理由からです。
資格を持っていない人が、引っ掛けシーリング本体を取り付けることは感電や火災などの危険があるため禁止されています。
引っ掛けシーリング本体を取り付ける際は、必ず電気屋さんなど「電気工事士」の資格を持っている人にお願いしましょう。
照明本体の重量を知る
引っ掛けシーリングタイプの照明は、基本的には引っ掛けシーリング本体にはめ込む形で照明を取り付けます。
引っ掛けシーリング本体には、電気の供給の他に照明本体を支える役割もあります。
ですので、支えられる照明の重さも決まっています。
基本的には、引っ掛けシーリング本体の耐荷重は「5kg」までとされています。
ですので、照明を選ぶ時は照明本体の重さにも気をつけて購入しましょう。
もし、照明本体の重さが5kgを超えてしまうようなら引っ掛けシーリング本体をネジで固定する「フル引っ掛けシーリング」や「埋め込み型シーリング」へ取り替えることをおススメします。
これらの耐荷重は「10kg未満」とされています。
ですので、存在感があるような大きめの照明を取り付けたい時はこちらのシーリングを設置すると安定感もあり安心です。
照明を選ぶ際は、照明のデザインだけでなく照明本体の重さにも十分気をつけて購入してください!
取り付け可能な場所を知る
引っ掛けシーリングは、どんな場所でも取り付けられるわけではありません。
基本的には、平らな場所に取り付け可能です。
ですので、天井の平らな面ならシーリングライトを取り付けることができます。
でも、斜面になっているような場所や格子状のような複雑な部分には取り付けることが難しいんですね。
また、天井が高くなっている場所も取り付けるのが大変です。
どうしても、このような条件の場所にシーリングライトを取り付けたければ、専用のアダプターを使うことで取り付けが可能になる場合があります。
シーリングライトの取り付け場所を変更したい場合は、新たに電気配線を通す必要があるので電気屋さんなどに相談してみてくださいね。
引っ掛けシーリングに照明器具本体を取り付けることは誰でもできる
このように、天井に引っ掛けシーリング本体が設置してあれば誰でも簡単に引っ掛けシーリング対応の照明器具を取り付けることができます。
照明を選ぶ時は、必ず引っ掛けシーリング対応の照明を選んでくださいね。
それ以外ですと、プラグの形が違ってしまうので取り付けることができません。
引っ掛けシーリングは、照明を取り替える際に自分で取り付けができるので業者にお願いする必要もないのでコスパ面でも嬉しいメリットがあります。
最初は、慣れない取り付けに時間がかかってしまうかもしれませんが、何回か取り付けするとコツを掴んでスムーズに取り付けることができるようになります。
この「簡単さ」も、引っ掛けシーリングの良い点と言えますね。
引っ掛けシーリングに照明器具本体を自分で取り付ける方法
最後に、引っ掛けシーリングに照明器具本体を自分で取り付ける方法をご紹介します!
ポイントさえ押さえてしまえば、簡単に取り付けができますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
照明を取り替えると、あなたの空間がまた違った印象になるはずです。
シーリングライトを取り付ける
照明の取り替え作業を行う場合は、必ず照明のスイッチがオフになっていることを確認しましょう。
スイッチがオンのまま照明を取り替えるのは、感電の恐れなどがありとても危険です。
シーリングライトの取り付け方をご紹介します。
スイッチをオフしたら取り替え開始です。
天井の引っ掛けシーリング本体を確認して、引っ掛けシーリングのアダプターを取り付けます。
この時、引掛金具を引っ掛けシーリング本体に差し込んで、決められた方向に「カチッ」と音がするまでしっかりと回して固定します。
取り付けたら、外れないことを確認してくださいね。
引っ掛けシーリングが設置できたら、シーリングライト器具を取り付けます。
シーリングライト器具本体の中心を引っ掛けシーリングと合わせて、本体を天井に押し上げます。
この時も、本体を取り付けたらグラつきがないことを確認してくださいね。
最後に、引っ掛けシーリングタイプの照明本体から出ているコネクタ端子を引っ掛けシーリングの端子に差し込めば照明器具本体の取り付けは完了です。
引っ掛けシーリングタイプの照明でも、ペンダントライトのように一般的に照明器具とコードが一体になっているタイプもあります。
ペンダントライトは、基本的にはアダプターなしで取り付けることができます。
このような場合も、照明器具の取り付け方法の基本は同じです。
引っ掛けシーリング本体に差し込んで、決まった方向に回して取り付けます。
シーリングライトのカバーを取り付ける
照明器具本体が取り付けられたら、最後にシーリングライトのカバーを取り付けます。
カバーを水平に持ち上げて、カバーのふちを照明本体の金属部の内側などにはめこみます。
これは、取り付けるシーリングライトタイプの照明によっても仕様が変わってきますので、説明書をよく確認の上取り付けをしましょう。
カバーの取り付け後も、グラつきがないかなど確認をしてくださいね。
照明の大きさによっては、カバーの大きさや重さがとてもあります。
どうしても、取り付けが大変な時は無理せずに電気屋さんなどのお願いした方が安心です。
無理をして大切な照明を壊してしまっては、とても残念ですよね。
まとめ
引っ掛けシーリングタイプの照明は、天井に引っ掛けシーリング本体が設置されていれば誰でも簡単に照明の交換ができます。
引っ掛けシーリングに自分で照明を取り付ける場合は、引っ掛けシーリング対応の照明を選ぶようにしましょう。
また、重さもポイントになります。
このように、ポイントさえ押さえてしまえば引っ掛けシーリングタイプの照明を自分で取り付けることができます!
照明は、空間演出に欠かせないアイテムです。
ぜひ、あなたのイメージに合った照明であなたの好みの空間を作ってみてくださいね!