美容室を開業するとさまざまな備品が必要になります。店舗の内装や外観のデザインを決めることも大切ですが、必要な備品をリストアップして購入方法も探しましょう。
ミラーライト 600×900ミリ 鏡正面 近接スイッチ 電球色 白色 MBK012R MBK013R
鏡の中にフラットに埋め込んだスタイリッシュなオリジナルミラーライト。ホテルなど施設にぴったりな大型サイズ600×900ミリ。鏡の正面にスイッチが付いて、手をかざすけで点灯消灯ができます。
美容室に必要な備品
美容室にはさまざまな備品があり、開業するのであれば、購入しておかなければなりません。備品の数が多ければ必要になるお金も高額になるため、早い段階で必要な備品を確認したり、金額の相場も知っておきましょう。美容室を開業するときに予算を決めることが一般的ですが、備品に必要な金額を忘れて考えてしまうと、さまざまなことを考え直す必要性が出たり、予算を無理に多くしなければならなくなってしまいます。次に、美容室で必要になる備品を紹介します。
シャンプー台
シャンプー台は美容室にとってなくてはならない備品です。一般的にシャンプーをするシャンプーボウルと椅子はセットになっていることが多く、一式50万円程度で販売されています。また、購入するだけではなく、取り付ける必要もあり、費用が別途で必要になります。取り付けるだけであれば数万円程度の費用ですみますが、シャンプー台は電気の配線や給水管や排水管なども配置しなければならず、これらの作業は10万円程度必要になることが多いです。また、シャンプー台といってもさまざまな種類があり、お客の横でシャワーをするタイプや後ろでシャワーをするタイプ、フルフラットで長時間シャワーをするときに適しているタイプなどがあります。そのほかにもシャンプー台が壁と一体化しているタイプもありますが、ある程度移動することができるタイプもあり、好みのシャンプー台を購入しましょう。
カット椅子・待合用の椅子
日本ではシャンプー台を美容室に導入することが一般的ですが、海外風の美容室に仕上げたいためにシャンプー台無しにしたいのであれば、カット専用の椅子を用意しましょう。そのほかにも椅子類であれば、待合室の椅子やソファーも必須と言えるでしょう。カット椅子だけであれば、2~5万円前後で購入することが可能であり、取り付け費用もそこまで高額になることはありません。カット椅子はさまざまなデザインに仕上げられていたり、機能もさまざまです。機能面でいえば、昇降機能やコンセントが設置されているカット椅子がおすすめです。また、カットだけではなく、マッサージや顔剃りなどを行おうと考えているのであれば、リクライニング機能があれば便利です。待合室の椅子は狭い空間でも多くの人が座ることができるソファがおすすめです。
ワゴン
美容室ではさまざまな備品を使います。カットするだけでも複数のハサミを使い分け、顔剃りサービスを行うのであれば、剃刀なども必要になり、整髪料やワックスなど非常に多くの備品を使います。それらを一か所に集めることができれば、作業効率も高まります。カット用の備品などはワゴンに乗せれば、近くに必要な備品を置くことができ、移動の手間を省くことができます。ワゴンを購入するのであれば、キャスターがついているタイプを購入するようにしましょう。
AVIOR フレーム内側から光る鏡 GBK026B 600×810ミリ
イタリアのデザイナーによるスタイリッシュなLEDフレーム付ミラーライト。フレームの内側にLEDを配し、シャープな印象を与えるデザイン。空間をよりスタイリッシュに演出します。※スイッチのデザインは実際の商品と異なります。スイッチは円形です。
カット用具一式
美容室は髪をカットしたり、整える施設であるため、カット用品は必須の備品です。上記でも紹介したようにカット用のハサミといっても複数の種類があり、一般的なカットハサミはもちろんですが、スキバサミやカットした髪が衣服に付かないようにするパーマクロスも必要です。それぞれの備品はそこまで高額ではなく、数千円程度で販売されていますが、備品の数が多いため、開業する時には数十万円必要になってしまうことも珍しくありません。また、ハサミや剃刀は消耗品であるため、定期的に購入しなければなりません。
レジ
美容室では会計をするときにレジを使用するため、他の飲食店などと同じようにレジを用意しましょう。個人の美容室であればレジがなくてもお金のやりとりを行うこともできますが、お金の管理をする場合はレジがあった方が便利です。ただし、美容室で使用するレジはスーパーのようにバーコードを読み取る機能は必要ないため、簡単な作りのレジで問題なく、数万円で購入することができます。
電話
最近では固定電話を設置しないことも増えてきていますが、美容室にはあれば便利です。スマホで代用することもできますが、私用のスマホと分けなければならないため、2台契約するよりも固定電話を設置したほうが費用が安くすむこともあります。
エアコン
エアコンは夏や冬に必須の備品であり、内装工事をするときに取り付けることが一般的です。中古物件で美容室を開業する場合はエアコンが取り付けられている場合もありますが、使用する前にメンテナンスをすることをおすすめします。
美容室にあればお客が喜ぶ備品
上記では美容室に必須の備品を紹介しましたが、次は必ず必要になるわけではありませんが、あれば便利であったり、お客が喜ぶような備品を紹介します。そのため、美容室を開業するにあたり、予算に余裕があったり、お客へのサービス面を優遇したい場合は参考にしてください。
テレビ
テレビが美容室にあれば、待合室でも有意義に時間をつぶすことができます。どうしても待っている間は時間がもったいなく感じてしまったり、待ち疲れてしまう原因にもなります。そのため、お客を退屈にさせない備品としてテレビを購入してみてはいかがでしょうか。そこまで大型のテレビでなくても問題なく、録画機能なども必要ありません。また、待合室だけではなく、カットするスペースにもテレビを設置すれば、カット中を有意義な時間にすることができます。
音楽機器
音楽機器もお客を有意義にできる備品です。テレビもなく、音楽機器もなければ、非常に静かな空間になります。騒がしい空間よりも静かな空間の方がお客はリラックスすることができます。また、スタッフ自身も集中することが可能です。しかし、無音に近い空間では逆にストレスを感じてしまい、無音であることが逆に気になってしまうこともあります。そのような時には音楽機器を購入して、店内にBGMを流すようにしましょう。リラックスでき、落ち着くことができるメロディがおすすめです。
雑誌類
美容室に行けば何かしらの雑誌が置かれていることも多いのではないでしょうか。待合室に置かれていることが一般的であり、待ち時間を退屈にさせない効果があります。雑誌の種類は新聞や漫画、週刊誌などがおすすめです。新聞や週刊誌などの雑誌類は定期的に購入しなければならないため、ランニングコストが必要になります。また、髪型のカタログなどがあればどのような髪型にしたいのかをお客が伝えやすくなるため、あれば便利な雑誌です。
美容室の備品の購入方法
上記でも紹介したように美容室にはさまざまな備品があり、開業するのであれば、これらの備品を揃える必要があります。また、消耗品も多く、一度備品を買いそろえるだけではなく、備蓄しておくことも大切です。美容室にある備品を揃えるとなると購入しなければなりませんが、どこで購入すれば良いのか分からない場合も多いのではないでしょうか。専門の用具であれば、手軽に購入できない場合が多いです。次に、美容室の備品を購入する方法を紹介します。
業者に注文
カット用品であれば業者に注文することをおすすめします。カットハサミは薬局やホームセンターで販売されていることも多いですが、あくまでも家庭用であるため、美容師が使用する用品としては性能や品質が劣ってしまいやすいです。また、カット用品のラインナップ数も少ないため、多くのカット用品が必要であれば、業者に注文することが無難であり、手間がかかりません。
ネットで注文
美容室の備品はネットで注文することも可能です。美容専門の用品を取り扱っているサイトもあり、多くの備品を閲覧し、購入することもできます。最も気軽に備品を購入できる方法ではありますが、現物を見ることができなかったり、送料が発生してしまうなどのデメリットもあります。
お店で購入
美容室で使用する備品は全て専門店や専門のサイトで販売されている物ばかり使用されているわけではありません。なかには家庭用の用品を使用していることもあり、そのような備品はホームセンターなどで販売されていることが多いです。
〔曇り止めヒーター有り・無し〕 調色・調光付き ミラーライト タッチスイッチ
光りの色の切替えと明るさの調整ができる調光機能がついた万能タイプです。色の種類は3種類、色切替えスイッチで白色、ニュートラル、電球色に変更ができます。使いたい気分や出かける環境に合わせた色に調整できるのでとても汎用性が高く便利です。
まとめ
美容室を開業するとなると店舗の内容や外観などにこだわることも多いですが、備品についても把握しておきましょう。内装や外装工事の費用と比べると必要になる資金も少ないですが、全ての備品を揃えるとなるとそれなりの資金が必要になります。備品をしっかり揃えてお客を満足するヘアーメイクをしましょう。