アンティークのテーブルランプはおしゃれで部屋の雰囲気づくりにぴったりです。ここでは、アンティークのテーブルランプの特徴や選ぶ際の注意点を紹介していきます。
目次
アンティーク風のテーブルランプとは?
アンティーク風のテーブルランプとはどのようなものなのかうまく想像できない人もいるのではないでしょうか。テーブルランプとは名前の通りテーブルなどの台の上に置いて使用するライトであり、机の上を照らすことができます。アンティークとは本来、作られてから100年以上経過した物に対して使われる言葉ですが現在では、昔ながらのデザインや作りになっている物に対してもアンティークという言葉が使われることもあるようです。
そのため、アンティーク風のテーブルランプは昔ながらのデザインに仕上げられていたり、つくられた時代から今の時代までの時間経過が見えるような風合いの加工がされているといった特徴があります。
アンティーク風のデザインとテーブルランプの使い方・メリットなど解説
アンティーク風のデザインについてとテーブルランプの特徴をここではお話します。
アンティーク風とはどんな加工?
100年経過して今でもそのものが残っているかのような演出がされているため、わざと意匠としてキズをいれていたり、サビ加工や古美仕上げを施してあります。そのため、長い年月が感じられるような独特の風合いを醸し出します。
国によって変わる100年前のデザイン
今から100年前は1920年代です。このころはちょうど1つ1つ手作りで物をつくる装飾性の高いものづくりの時代から、大量生産できるシンプルさも兼ね備えたデザインがされるようになってきた時代です。
フランスではアールデコ、ドイツではバウハウス、アメリカではインダストリアルデザインと呼ばれるデザインが出てき始め、大量生産できるもの、という考えでいえば同じ目的に向かったデザインと言えますが、それぞれで出来上がった姿・形は違います。文化が違うので当たり前といえば当たり前ですね。
現在主流になっているデザインとは異なりますが、違うおしゃれ感を感じることができます。
テーブルランプの使い方・メリットについて
・間接照明として使える
日本では海外と比べると間接照明を取り入れる習慣が少ないですが、間接照明を取り入れることで部屋の雰囲気づくりをすることができます。もちろん、テーブルの上の範囲を照らすことができるため、実用性もありますが、部屋の雰囲気づくりとしてアンティーク風のテーブルランプを設置することもおすすめです。
・持ち運びができる
テーブルランプは持ち運びができるメリットがあります。日本住宅に取り入れられているメインの照明は天井などに取り付けられている直接照明であり、持ち運ぶことはもちろんできません。しかし、テーブルランプはコンパクトなサイズのものが多いので、持ち運ぶことができ、さまざまな場所で使用することができます。
充電できるタイプのテーブルランプであれば、コンセントがない部屋やテーブルランプを設置する場所がコンセントから離れていても使用することができるメリットがあります。また、停電時や災害時にも充電式のテーブルランプがあれば便利であり、安全を確保することができます。そのため、一家に1個テーブルランプがあっても損をしないのではないでしょうか。
アンティーク風のテーブルランプを選ぶ時の注意点
アンティーク風のテーブルランプを購入する時にはいくつか注意しなければならないポイントがあります。アンティーク風のテーブルランプを選ぶ注意点を把握しておくことで購入後に後悔してしまうリスクを下げることができます。アンティーク風のテーブルランプは一般的なテーブルランプよりも販売価格が高い場合が多いため、購入後に後悔しないように選ぶことは重要です。次に、アンティーク風のテーブルランプを選ぶときの注意点を紹介していきます。
いままでアンティーク風のテーブルランプを購入したことがない人や間接照明を購入したことがない人は参考にしてください。
コードの長さ
アンティーク風のテーブルランプを選ぶ際にはコードの長さに注目しましょう。コードの長さによっては、設置しようとしている場所に設置できない可能性が出てきます。もちろん、延長コードを利用すれば、コンセントから離れていても使用することはできますが、延長コードが見えないように工夫しなければ、部屋の雰囲気を乱してしまう可能性があります。
基本的にテーブルランプのコードはそこまで長く作られてない場合が多く、延長コードを使用しないのであれば、コンセントの近くに設置する必要性が高いです。しかし、上記でも紹介したように充電式のテーブルランプであれば、コンセントの位置に関係なく設置することができます。
デザイン
アンティーク風のテーブルランプといってもさまざまなデザインに仕上げられていたり、カラーも色々あります。そのため、デザインや使用されているカラーにも注目して選ぶようにしましょう。好みのデザインで選んでも良いですが、設置しようとしている部屋の雰囲気に合うのかを考えながら選ぶことが大切です。例えば、部屋がホワイトやグレーのモノトーンに仕上げられているのであれば、テーブルランプもホワイトやグレー、ブラックに仕上げられている物がおすすめです。
素材
アンティーク風のテーブルランプはさまざまな素材で作られています。木材や金属、樹脂やガラスなどの素材が使用されている場合が多く、使用されている素材によってテーブルランプから感じられる雰囲気や販売価格にも違いが出ます。例えば、木材などの自然由来の物が使用されているテーブルランプであれば、自然を感じつつ優しい光を感じることができます。
また、ガラスで作られているテーブルランプはステンドガラスのようにさまざまなカラーが取り入れられていれば、華やかなカラーを堪能することができ、部屋の雰囲気を大きく変えることも期待できます。
部屋を明るくすることはできない
テーブルランプはあくまでも間接照明としての役割が強いため、部屋全体を明るくすることが難しいです。そのため、部屋を明るくするためにテーブルランプを購入することはおすすめできません。海外では、直接照明よりも間接照明をメインの照明として使う地域もありますが、日本では直接照明で部屋を明るくする習慣があります。したがってテーブルランプだけの明かりでは暗く感じてしまいやすく、生活にも支障が出てしまう可能性が高いです。
アンティーク風のテーブルランプを購入する際は、部屋を明るくするためではなく、テーブルの上だけを明るくしたい場合や部屋の雰囲気作りをしたい時、インテリアとして部屋をおしゃれにしたい時などにおすすめです。
LEDライトがおすすめ
アンティークのテーブルランプを選ぶのであれば、LEDライトがおすすめです。本格的なアンティーク感を求めるのであれば、LEDライトよりも白熱灯などの電球の方が雰囲気が出ます。しかし、発熱したり、寿命が短いなどのデメリットが多いです。その点LEDライトであれば、寿命も長いため、コストもかかりません。
そのため、テーブルランプの雰囲気にアンティーク感さえあれば良い人は電球はLEDライトのテーブルランプを選びましょう。
アンティーク風のテーブルランプを設置するおすすめの場所
アンティーク風のテーブルランプを設置する場所はどこがおすすめなのか知りたい人もいるのではないでしょうか。基本的に設置したい場所で問題ありませんが、実用性を求めるのであれば、テーブルランプを設置するおすすめの場所があります。
勉強机
テーブルランプを設置するおすすめの場所に勉強机があります。勉強机の上をおしゃれに仕上げたい人や特別な雰囲気で勉強がしたい人におすすめです。しかし、テーブルランプの形状によっては使いにくさを感じてしまうこともあります。
寝室のサイドテーブル
テーブルランプを設置するおすすめの場所に寝室のサイドテーブルがあります。サイドテーブルとはベッドの横に設置する小さな台のことであり、そこにテーブルランプを設置すれば寝室を特別な雰囲気に仕上げることができるだけではなく、寝る前に読書をするための明かりとしてもおすすめです。
まとめ
アンティーク風のテーブルランプを購入すれば部分的に明るくすることができるだけではなく、設置するだけでもおしゃれ感をアピールすることができます。しかし、安直にアンティーク風のテーブルランプを購入してしまうと後悔するリスクが高いです。そのため、デザインやシェードの形などにも注目して購入しましょう。