北欧の窓の特徴は?日本住宅に取り入れることは可能!?

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北欧の住宅に取り付けられている窓は日本の窓と特徴が違うことを知っているでしょうか。ここでは、北欧の窓の特徴や日本の住宅に取り入れる方法などを紹介していきます。

北欧の窓の特徴

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北欧の窓と日本の窓の違いを知るためには北欧の窓の特徴を知ることが大切です。北欧の窓の特徴を知ることができれば、日本の窓との違いを知ることができるでしょう。次に、北欧の窓の特徴を紹介していきます。もし、魅力的に感じる部分があれば、新築を建てる時やリフォームするときに北欧の窓に変更してみてはいかがでしょうか。

大きい

北欧の窓の特徴はサイズが大きいことです。日本の住宅にも大きめの窓が取り入れられていることもありますが、北欧の窓は全体的に日本の窓と比べると大きく、開放感を感じることが期待できます。北欧は寒い季節が長い特徴があります。そのため、少しでも太陽の光を室内に取り入れ暖かくする必要があるため、必然的に窓も大きく仕上がっていると考えられます。

高い位置に取り付けられていることもある

北欧の窓は高い位置に取り付けられている特徴があります。その理由は上記で紹介したように採光しやすくするためです。北欧の地域は太陽が高く登らないことも多く、窓が低いと採光することが難しいです。その結果、日本住宅の窓と比べて高い位置に取り付けられていることが多いです。

日本住宅に北欧の窓を取り入れる際は、北欧のように高い位置に窓を取り付ける必要性はあまり高くないため、窓の高さまで北欧風に寄せる必要はありません。

それぞれ大きさが違うこともある

北欧の窓はそれぞれ大きさが違う特徴があります。日本の窓も用途や場所によって窓の大きさも変わります。しかし、個室に取り付けられている窓の大きさは同じであることが一般的です。しかし、北欧の場合は個室それぞれ違う大きさの窓が取り付けられていることも多く、北欧の住宅の外観がおしゃれに見える理由でもあります。

サッシが木材

北欧の窓のサッシは木材が使用されていることがあります。昔ながらの日本の住宅もサッシは木材であり、窓のフレームなども木材が使用されていることが一般的でした。しかし、最近では洋風に近い住宅が建築されることが多くなったことで、サッシも木材からアルミなどの素材に変わっています。そのため、現在の日本住宅のサッシと北欧のサッシではまったく違う物となっています。北欧は自然由来の素材を大切に使うという考えがあるため、現在でも木製のサッシが一般的となっています。

北欧の窓を取り入れるときにサッシを木製にすることも可能ですが、傷みやすかったり、外壁との見た目が統一されないなどのデメリットがあります。

北欧特有のドレーキップ窓とは

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北欧特有のドレーキップ窓という種類の窓があることを知っているでしょうか。窓の開け方に違いがあり、あまり日本住宅に取り入れられることはありません。しかし、北欧の住宅では一般的も取り入れられています。次に、ドレーキップ窓のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

ドレーキップ窓とは、レバーが取り付けられており、上にすれば内側に少し倒れるようになり、窓の上部だけ少し開放されるようになります。一方レバーを横にすれば内側に開くようにもなります。内倒しにすれば換気することができ、内開きすれば掃除がしやすくなるメリットがあります。特に二階の窓の外側を掃除するとなると一苦労してしまうことも珍しくありません。しかし、ドレーキップ窓であれば内開きにすることができ、容易に外側の窓も掃除することができます。

日本の窓は一般的に左右に動かして開閉する窓ですが、ドレーキップ窓は開くようにして開放する構造になっているため、気密性に優れているメリットもあります。左右に開閉する窓でも気密性はありますが、ドレーキップ窓の方が優れています。北欧の地域は日本と比べて寒いため、気密性に優れていることは大きなメリットとなります。

デメリット

ドレーキップ窓のデメリットは、価格が高いことです。日本ではあまり需要がないため、海外から輸入しなければならない可能性が高く、窓自体の価格に加え輸入費用も加算されることで、どうしても一般的な窓と比べると高額になります。また、ドレーキップ窓を取り付ける場合は場所に注意しなければなりません。上記でも紹介したようにドレーキップ窓は内側に傾いたり、開く構造になっているため、家具などをドレーキップ窓の前に置くと開閉できなくなってしまいます。

そのほかにも網戸が無かったり、種類が少ないデメリットもあります。北欧では網戸の必要性は低いのかもしれませんが、日本の夏には網戸は必須と言えるため、網戸がないことは大きなデメリットとなります。

北欧風の窓を取り入れる方法

北欧の窓のデザインなどが気に入ったのであれば、自宅の窓に取り入れてみてはいかがでしょうか。しかし、どのようにすれば北欧の窓にすることができるのか分からない人もいらっしゃることでしょう。次に、北欧の窓を取り入れる方法を紹介していきます。

業者に依頼することが無難

北欧の窓を新築を建てる時に取り入れたいと考えていたり、リフォームするときに取り入れたいと考えているのであれば、業者に依頼することが無難です。場合によっては海外から窓を輸入しなければならないため、対応してくれない業者も出てしまいますが、北欧風の住宅を建築している業者や輸入住宅を建築している業者であれば対応してくれる可能性が高いです。

DIYすることは難しい

なかには北欧の窓をDIYで取り付けようと考えている人もいるのではないでしょうか。本業が大工などの人であれば問題なく作業できる可能性もありますが、趣味程度のスキルしかないのであれば自分で手を加えないようにしましょう。

北欧の窓を取り入れる時の注意点

北欧の窓を取り入れることでおしゃれな外観に仕上がりやすいですが、同時に注意しなければならないポイントもあります。北欧の窓と日本の窓では違う部分が多いため、同じ感覚で取り入れてしまうと後悔してしまう結果になります。次に、北欧の窓を取り入れる時の注意点を紹介します。北欧の窓を取り付けようと考えている人は参考にしてください。

眩しすぎることがある

上記でも紹介したように北欧の窓はサイズが大きかったり、採光しやすい場所に取り付けられる傾向があります。しかし、日本では北欧とは違い、太陽は高く登るため、窓のサイズや場所をあまり気にしなくても方角さえ間違わなければ採光することができます。そのため、北欧のように採光することを重視している窓であったり、場所によっては眩しすぎることになってしまうことも考えられます。

使いにくさを感じてしまうことがある

北欧の窓は場合によっては使いにくさを感じてしまうこともあります。特に、上記で紹介したドレーキップ窓は日本では使い慣れていないため、最初は使い勝手が悪いと感じてしまうこともあります。ただし、使い始めれば自然と慣れていき、使いにくさを感じてしまうことも少なくなってきます。

住宅のデザインと合わないことがある

北欧の窓は日本の窓とデザインも違うため、日本の住宅に北欧の窓を取り入れると悪目立ちしてしまうこともあります。新築を建築する場合であれば、外観を北欧の窓に寄せてデザインすることもできますが、窓をリフォームする場合は外壁まで手を加えないこともあるため、デザイン性には注意しましょう。特に、サッシを木製にすると違和感が出てしまいやすいです。

特注になる場合もある

北欧の窓は輸入することが一般的ですが、場合によっては特注になる可能性もあります。特注になれば、どうしても価格が高くなりやすく、住宅全部の窓を特注にしてしまうと高額になってしまうこともありますので注意しましょう。

まとめ

北欧の窓は日本の窓とデザインが違ったり、性能にも違いがあります。しかし、おしゃれなデザインであるため、日本では人気となっています。そのため、自宅に取り入れたいと考えているのであれば、北欧の窓の特徴を知ったうえで業者に相談するようにしましょう。

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