知っておきたい新築の電気工事のはなし

新築を立てる際に、必要になってくる電気工事。
よく分からないし、住宅メーカーなどにおまかせと思っている人も多いかもしれませんね。
でも、自分で新築の電気工事のことを知っておくと新築建築のコストが下がったり、電気工事のトラブルにも対処できたりと実はお得なこともいっぱいです。
ぜひ知っておきたい新築の電気工事のはなしをご紹介します。

LEDミラーライト

フレーム内側からのライトで照らすLEDミラーライト

イタリアによるスタイリッシュなミラーライト。フレーム内側にLEDを配し、シャープな印象を与えるデザイン。

新築の電気工事で行なうこととは?

新築を考えた時、外観や間取りにはとても時間をかけて吟味しますよね。
でも、新築でどんな電気工事をするのか考えたことはありますか?
実際、新築の電気工事のことを詳しく知らない人の方が多いかもしれませんね。
新築の電気工事では一体どんなことを行うのでしょうか?

配線の工事

電気を使うには、室内に電気を引き込むために配線を設置する必要があります。
新築の電気工事で最も重要な工事となります。
キッチンやリビング、寝室など電気を通す場所は広範囲に渡ります。
それだけに、コンセントやスイッチの場所も重要になってきます。
実際に、新築住宅で生活を始めてから「失敗した!」なんてことにならないためにも念入りな配線工事の確認が大切になってきます。

空調の工事

エアコンなどの空調設備の工事も新築の電気工事で行うもののひとつです。
建築の際に、一緒に空調設備を取り付けてしまうことも可能です。
入居の時期が真夏や真冬など、すぐにエアコンが必要な場合は建築段階で一緒に取り付けてしまうと安心かもしれませんね。
入居してから、自分でゆっくりとエアコンを選ぶこともできるので必要性によって変わってくる工事です。

照明器具の工事

各部屋に照明器具を取り付ける工事も、新築の電気工事には欠かせません。
間取りの相談と一緒に照明器具も選ぶケースが多くあります。
照明器具の大きさや種類も豊富で、どのようなイメージにしたいのかで大きく照明の印象も変わってきます。
照明器具のタイプによっては、一度設置してしまうと後からの変更が難しいことがあります。
部屋の図面と照明器具のサンプル写真だけでは、なかなか仕上がりのイメージが湧きにくいかもしれませんが、作りたい環境をイメージして照明器具もどのようなタイプが良いのか、
ある程度考えておくと良いかもしれませんね。

通信関係の工事

テレビや、電話、インターネットの回線など通信機器をつなぐ工事です。
特に、ネットは今や欠かせないツールとなっています。
新築の場合、一から回線をつなぐ必要があるので手続きなどスムーズに行なうためにも事前にリサーチしておくと良いですね。

照明付き拡大鏡 GBK023 四角 拡大率3倍で見やすい 要施工

照明付き拡大鏡 GBK023 四角 拡大率3倍で見やすい 要施工

ライト付きで顔の影が気になりにくい、3倍の拡大鏡洗面台の鏡横に補助ミラーとして設置できるライト付き角形の拡大鏡。顔の近くに鏡を引き寄せて見ることができるので、見やすく作業がしやすいです。さらに3倍に映せてライト付きなので、目・鼻・口元などの影が気になりにくくまぶしくありません。

新築の電気工事の契約はどうするの?

新築の電気工事の契約は、どのようにすれば良いのか分からない人も多いはず。
ここでは、新築の電気工事の契約の仕方とその流れをご紹介します。

新築の電気工事の契約とその流れ

電気工事は一般的には、「電気工事士」の資格を持つ人が行うこととされています。
資格を持たない人が工事を行うことは感電や火災の原因にもなるので禁止されています。
もし、違反した場合は罰則が科せられるようになっています。

新築の電気工事は多くの場合、建築と併せて行なわれているようです。
その契約の流れは、工事予定の現場の調査を行うことから始まります。
その後、施工会社と打ち合わせをし契約の運びとなります。
打ち合わせでは、どのような電気工事になるのか詳しく説明があります。
もし、分からないことがあれば、その都度必ず確認することをおススメします。
自分が納得した上で、契約することが後の後悔を防ぐことになりますね。

工事内容が決まったら、見積書を制作してくれます。
見積書の内容に納得できたら契約となり、契約後、電気工事が開始となります。

複数の電気会社から選択

新築を建てる際、住宅プランに電気工事がセットになっている場合が多くあります。
でも、施主本人が電気会社を選べる場合もあるんですね。
施主自ら電気会社を選べると、電気工事費を抑えることができるというメリットがあります。

新築の電気工事費は、住宅の大きさや設備、工事内容によってもかかる費用が変わってきます。
家を買うことは、とても大きな買い物です。
できればコストを抑えたい気持ちもありますよね。
電気会社を自分で選べるようなら、すぐに1社に決めるのではなく、複数の電気会社から見積もりを取るのがおススメです。
実際、自分では新築の電気工事の相場なんて分からないものです。
でも、複数の電気会社に同じ電気工事の内容の見積もりを取ることで、あなたの新築の電気工事の相場が分かってきます。
後のトラブルを避けるためにも、手を抜かず納得のいく電気会社を選べると良いですね。

新築の電気工事で気をつけたいポイントとは?

電気工事は、家に住み始めてからトラブルが出てくることも多くあります。
後のトラブルは、予想外のコストが発生してしまう可能性もあります。
こんなトラブルを避けるためにも、新築の電気工事で気をつけたいポイントをご紹介します。

コンセントやスイッチの場所

現代は実に多くの電化製品を使っています。
コンセントやスイッチなどの場所や個数も重要なポイントとなります。
賃貸住宅での生活を経験した人なら分かるかもしれませんが、生活をしていると「コンセントが足りない!」なんてことがたまにあります。
また、実際に生活してみたらコンセントの位置と電化製品の位置とのバランスが悪かったなんてことも。

ただ、コンセントやスイッチを増やすことは、電気工事にかかるコストもその分上がってしまいます。
新築の電気工事でコストを抑えたいなら、打ち合わせの時点で念入りにコンセントやスイッチの場所や個数を確認することをおススメします。
間取りをみて、自分がどのような生活をするのか、又、どこに電化製品を置くのかなど図面に書いて相談するとコンセントやスイッチの必要箇所が分かりやすいですね。
自分の希望を、きちんと伝えることも大切ですね。

住宅の造りによって作業内容が違う

新築の電気工事は、あなたが「どんな家を建てるか?」でも作業内容が違ってくるようです。

例えば、新築が「木造」の場合、電気の配線作業を行ってから内装工事に取り掛かります。
ですので、途中で配線のミスを見つけても手直しがしやすいという点があります。
反対に、新築が「鉄筋コンクリート造(RC造)」の場合は、電気の配管をコンクリートの中に埋めて設置してしまいます。
ですので、ミスが見つかった場合など後から手直しすることが難しいと言われています。

本来、ミスが起こらないように電気工事をするものですが、実際にミスが起こってしまうというのが現実です。
後から「失敗した!」なんてことにならないように、電気会社を選ぶ際は、実績と経験豊富な電気会社を慎重に選ぶようにしたいですね。

まとめ

新築での電気工事は、「配線」「空調」「照明」「通信」など様々な種類があります。
特に、新築の電気工事の重要ポイントとなる配線工事は、後に大きなトラブルに繋がってしまうこともあります。
後のトラブルでムダな出費をしてしまうのを防ぐためにも、新築を建てる際は、どのような電気工事を行なうのかリサーチをすると共に、電気会社との綿密な打ち合わせがポイントとなります。
あなたの理想通りのマイホームを手に入れましょう!

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