家族が一緒に食事を囲むダイニング。そんなダイニングテーブルには、インテリア性抜群のペンダントライトを選んでみませんか?
ペンダントライトはただオシャレというだけではなく、ダイニングテーブル上に設置することでメリットがたくさんあります。
ここでは、ダイニングテーブルにピッタリのペンダントライトの選び方について紹介します!
目次
ダイニングテーブルに相性バッチリ!ペンダントライトって何?
ペンダントライトとは、天井からコードやチェーンなどで吊り下げられた照明器具のことです。低い位置で限られたスペースを照らすという特徴があります。照らす対象物との距離が近いため、陰影がはっきりし、空間にメリハリが生まれます。
大きなペンダントライトは1つでも十分な明るさを確保できますが、小さめのペンダントライトの場合、複数取り付けるか、他の照明を組み合わせると効果的です。
ダイニングテーブルにペンダントライトのオススメの理由とは?
では、なぜダイニングテーブルにはペンダントライトが合うと言われているのでしょうか?理由を見てみましょう。
料理を美味しそうに見せてくれる
ペンダントライトは、ダイニングテーブルに近い位置で料理を照らすことができるため、まるで料理にスポットライトが当たっているかのように艶やかに見えます。
暖色系の「電球色」の光を選ぶことで料理を色鮮やかに見せることができ、陰影がハッキリするため料理に立体感が生まれ、美味しそうに見せる効果が期待できます。
癒し効果がある
私たちは青白く明るい光の中だとリラックスすることができず、暖色系の落ち着いた光の中ではリラックスして過ごすことができます。
空間全体を明るく照らすのではなく、低い位置から限られた範囲を優しく照らすことができるペンダントライトは、一瞬にしてダイニングを癒しのスペースに変えることができます。
インテリアのアクセントになる
ペンダントライトの魅力は、なんと言ってもそのオシャレなデザインにあります。お部屋のインテリアテイストに合わせて、シェードの形や素材、色や大きさを選びましょう。
シェードの形や素材によって、光の広がり方が変わるのも魅力の一つです。照明器具そのものがインテリアになるのはもちろんですが、光の広がり方で空間の印象もガラッと変えることができます。
ダイニングテーブルにはペンダントライトの多灯使いがオススメ
ダイニングテーブルの上にペンダントライトが複数吊り下げられているインテリアを見たことはありませんか?ペンダントライトは1つでも十分オシャレですが、複数取り付けることでよりオシャレな空間を叶えることができます。
多灯使いを叶える方法「引掛シーリング」
照明を複数取り付けるには、天井に「引掛シーリング」と呼ばれる配線器具(照明を固定する電源)を複数取り付けておく方法があります。しかし、この場合家具の移動や新調などによって照明の位置を変えたい場合、動かすことができません。あらかじめ、引掛けシーリングだけを複数設置しておくのも方法の一つです。
多灯使いを叶える方法「ダクトレール」
照明の多灯使いを叶えるもう一つの方法として、天井にダクトレールというレール状の照明部品を取り付けるというものがあります。ダクトレールは内側に電流が流れているため、レール上であればどの位置にも照明を取り付けることが可能です。
また、レール上であれば照明の位置を変えることができるため、多少の家具の移動の場合は照明器具の位置をずらすことで対応することができます。
ダクトレールにはどんな種類がある?
ダクトレールは取り付け方の違いで以下のタイプに分かれています。
■埋込式ダクトレール
天井に切り込みを入れて埋め込んで取り付けるダクトレール。天井面がフラットになるため、インテリア性を重視したい方にオススメです。
※取り付けには電気工事が必要となります。
■直付式ダクトレール
天井に直接ネジで固定して取り付けるダクトレール。天井面にピッタリとくっつけて取り付けることができるため、圧迫感がなくスッキリした印象に仕上がります。
※取り付けには電気工事が必要となります。
■簡易取付式ダクトレール
天井の引掛シーリングにはめ込んで取り付けるダクトレール。天井に引掛シーリングが1つしかなく、照明の複数台設置を諦めていた方でも、照明の多灯使いを叶えることができます。引掛シーリングの厚みの分、天井から突き出てしまうため、多少の圧迫感があります。
※電気工事不要でDIYで取り付け可能です。
ダイニングテーブルに合ったペンダントライトの選び方とは?
では、ダイニングテーブルに合ったペンダントライトの選び方を見てみましょう。
シェードの大きさと個数
ペンダントライトの大きさを選ぶ際の目安は、シェードの大きさがダイニングテーブルの大きさの1/3程度が良いと言われています。シェードの形によって光の広がる範囲が多少変化しますが、4人掛けのダイニングテーブルであれば、1つでも十分に光を届けることができます。
150cm以上のダイニングテーブルの場合、1つではテーブルの端まで光を届けることが難しいため、2個以上のペンダントライトを使用しましょう。
また、テーブルの1/3の大きさよりも小さいシェードのペンダントライトを取り付ける際も、2個以上のペンダントライトを取り付けて明るさを確保しましょう。
テーブルまでの距離
ペンダントライトを取り付ける際は、ダイニングテーブルとライトの距離にも注意が必要です。一般的には、ペンダントライトの下の部分がテーブルの上から60〜80cmほどの位置に来るように設置するといいと言われています。
座る時邪魔にならないの…?と感じる方も多いと思いますが、座って食事をする分には邪魔に感じることはほとんどありません。むしろ高い位置にペンダントライトを吊ってしまうと、手元まで光が届かず使いづらいダイニングになってしまいます。
光の色味による違い
先ほども少し説明しましたが、光には色味があり、色によって期待できる効果が変わってきます。
■「電球色」の光
温かみのある暖色系の光。
落ち着きがあり、リラックスしたい空間におすすめ。
■「昼白色」の光
太陽光に近い白っぽい光。
どんな空間にも合う自然な明るさ。
■「昼光色」の光
青白いクールな印象の光。
集中力を高めたい空間におすすめ。
調光・調色機能付き
食事中は電球色の光でリラックスして過ごしたいけれど、お子様がダイニングで勉強するときは昼白色の光にしたい…などと、生活シーンに合わせて光の色味を変えたい場合もありますよね。そんな時は「調光機能」付きのLED電球を選ぶことで、光の色味を変えることができます。また、 LED電球には光の明るさを変えることができる「調光機能」付きのタイプもあります。
ペンダントライトの器具によって調光に対応していない器具もあるため、スペック情報をよく確認の上、ご購入ください。目的に合わせて調光・調色して、ダイニングを過ごしやすい空間にしましょう。
まとめ
ペンダントライトをダイニングテーブルに取り付けることで、オシャレな空間を演出できることはもちろん、食事をおいしそうに見せたり、癒し効果が期待できたりと、メリットがたくさんあります。
ペンダントライトは大きめのものをテーブルの中央に1つ吊り下げてもオシャレですが、小さめのものを複数吊り下げるとインテリア性がグンとアップします。
ここで紹介した選び方の基準を参考にして、ご自宅のダイニングにピッタリのペンダントライトを探してみてくださいね。