和室の畳のあるお部屋って独特の雰囲気があって素敵ですよね。
畳の部屋にはフローリングの部屋にはない落ち着きと温かさがあり、近年ではあえて畳のあるお部屋を借りるという方も増えてきているようです。
大人の雰囲気からモダンなコーディネートまで、いろいろ楽しめるのが和室の良いところではありますが、そうはいっても「和室のコーディネートは難しそう・・・」と思っている方も多いはず。
そこで今回は和室のコーディネートについて6畳のお部屋を例に挙げながらご紹介していきます。
マットな質感の磁器ペンダントライト
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。
和室コーディネートの家具選びは?6畳のお部屋におすすめの家具
和室のコーディネイトを考える中で一番気になるのは「どんな家具を置いたらいいのか?」という問題ですね。
畳の雰囲気を生かしつつお部屋をおしゃれにコーディネートできる家具とはどんなものなのでしょう。
和風のお部屋にもモダンなお部屋にもぴったりくる6畳のお部屋作りにおすすめの家具についてみていきましょう。
和室のコーディネートには和風素材がおすすめ
畳を使った和室にはやはり同じ日本のものや自然素材のものを家具として取り入れるとコーディネートしやすいです。
木や竹を使った家具や和紙を使った小物を揃えると純和風のしっとりと落ち着いた雰囲気でまとまりやすくなります。
モダンなコーディネートにしたい場合は和風素材をベースに例えばメタリック素材をプラスするように揃えてみるとお部屋を作りやすいです。
ベースが6畳なのであまりごちゃごちゃとものを置くよりもテイストのそろったものを置く方がまとまりよくすっきりして見えますよ。
6畳の和室の家具は背の低いものを選ぶ
畳敷きの和室は床に座ったり寝っ転がったりすることが多いため、どうしても視点が低くなりがちです。
特に床に寝っ転がった時に背の高い家具が部屋にたくさんあるとどうしても圧迫感を感じてしまうため、家具を選ぶときはなるべく背の低いものを選ぶことをおすすめします。
6畳のワンルームの場合だとタンスなど背の高い家具を置かなければいけないことも出てきますが、そんな時は奥行きを考えてコーディネートしてみましょう。
お部屋の入り口側に背の低い家具、奥に背の高い家具を置くことで全体的なバランスが取れて圧迫感も少なくなりますよ。
畳の部屋のコーディネートにはベースにアースカラーを選ぼう
近年では藍色やピンクなどカラフルな畳の色も選べるようになっていますが、元から敷いてある畳はい草の緑色ですね。
自然な緑の色に合うのは自然に近い茶色やモスグリーンなどのアースカラーです。
アースカラーをベースとして、アクセントとして赤や黄色など目を引く色を入れることでお部屋が引き締まった印象に変化します。
和室のコーディネートはレトロなものが映える
古民家カフェなどでは昔のタンスをアレンジして棚として利用したり、レトロな家具でコーディネートしているお店も多いですね。
和室にはアンティーク家具やヴィンテージ家具がとってもよく似合います。
実家に眠っていた茶箪笥を合わせて棚として使ってみたり、古い行李(竹や籐などを編んでつくられたつづら状の箱)を収納ボックスとして使ってみたりというアイデアもステキです。
あえて古いものを置くことでお部屋の雰囲気が出て、6畳の和室がとてもおしゃれになりますよ。
和室はカーテンも和を意識するとおしゃれ
和室の場合にはカーテンもお部屋全体のコーディネートを考えて和を意識したものをつけるとおしゃれです。
色やデザインに悩んでしまった場合はベージュや茶色っぽいシンプルなカーテンを選んでもOK。
木製や和紙を使ったブラインドをつけたりするのもステキですね。
6畳の和室用のカーテンは既製品でちょうどよいサイズのものがたくさん売っていますので、季節によって柄を変えてカーテンをコーディネートしてみるのもおすすめです。
"部屋全体を明るくするLEDシーリングライト LOG
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)"
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
6畳の和室コーディネートをプチリフォームでもっと楽しく
「お部屋をもっとおしゃれにしたい!」という気持ちはあっても大々的なリフォームとなるといろいろと大変・・・。
そこでおすすめなのが手軽にできるプチリフォーム。
お部屋の雰囲気は壁紙や家具の配置をちょっと変えるだけでもガラッと印象が変ってきますね。
いまある6畳の和室をいかしつつ、もっとおしゃれなお部屋にコーディネートするために自分でできるプチリフォームをご紹介していきます。
和室の壁紙を変えてコーディネートを自在に楽しもう
いまある壁紙の上に好きな壁紙を貼ることでお部屋の雰囲気はガラリと変化します。
素材は和をイメージしたものを選ぶとコーディネートしやすいですが、注意したいのは色選び。
落ち着いた雰囲気にしたいからと暗めの色を選んでしまうと、お部屋が狭く暗く感じてしまいます。
白ベースで模様の入ったものや鶯色などを選ぶのもステキですね。
全体の壁紙を変えなくても一面だけをアクセントクロスとして全く違った柄のものに変えても楽しいです。
和室で6畳分の張替えを業者に頼むとなると、壁紙代と張替えの作業費などで10万円以上かかってしまうことも。
ホームセンターなどで道具を買ってきて自分でもできますので、お休みを利用して自分で張替えをしてみるのも良いですね。
和室仕切りを外して6畳よりも広い空間に
和室と隣り合わせになっているお部屋との間にふすまや障子などの扉がついている場合、思い切って扉を外してしまうというのも良い方法です。
扉を外すことで空間が広く使えるので、コーディネートの幅もぐっと広がります。
収納として使っている押し入れの扉を外してしまってオープンにすると収納スペースの使い方にも変化が造れます。
見せる収納として使ってみたり、押し入れをクローゼットとして利用することも可能。
扉がなくなることで使い勝手も良くなって6畳のお部屋がさらに広く感じます。
いまあるものをちょっと工夫するだけで6畳の和室がずっとずっと広く快適な空間としてコーディネートできそうですね。
大胆に和室の畳を変えてしまうのもアリ!
和室で使われている畳には実はいろいろな種類やサイズがあるのをご存じでしょうか。
畳は大きく分けて
・京間 縦1910㎜×横995㎜
・中京間 縦1820㎜×横910㎜
・関東間 縦1760㎜×横880㎜
・団地間 縦1700㎜×横850㎜
・琉球畳 縦820mm×横820mm
こちらの5つのものに分かれます。
昔は畳といえばい草で作られたものでしたが、現在では和紙や他の素材を使用した畳も販売されています。
色も畳本来の若草のような緑の色以外にも様々な色が選べるようになっていますので、壁紙や家具の色と合わせて畳をコーディネートしてみるのもおしゃれです。
6畳の和室だと畳を変えると10万程度かかってしまいますが、やはり畳の交換は処分なども考えてプロにお願いするのがおすすめです。
新しい畳の上でごろんと寝ころぶと本当に気持ちいいですよ。
和室のコーディネートは照明で決まる!
照明はお部屋のコーディネートを決める上で欠かせないアイテムです。
和室の照明をアンティーク調のペンダントライトに変えると大人の雰囲気に。
ダウンライトに変えると少し洋風な雰囲気に変化します。
昔ながらのぶら下げ式のライトは昭和レトロなお部屋のコーディネートにぴったりです。
和風の木製枠のシーリングライトに交換するだけでもぐっと和風なお部屋に変化します。
6畳の部屋用の照明であれば1万円程度から交換可能。
照明の交換は天井に引掛シーリングやダクトレールが設置されていれば自分でできます。工事が必要な器具もございますので、ご購入の際に注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
6畳の和室を広く使うか小さく使うかは自分次第。
今あるものを上手に使うことで6畳のお部屋はおしゃれで使いやすくコーディネートが可能です。
お部屋が変れば気分も変わって毎日の生活がぐっと楽しく変わります。
お家で過ごす時間がもっと快適になるように、6畳の和室を素敵なアイデアでコーディネートしてみましょう。