SNSなどでオシャレな家を見ていると、リフォームして雰囲気を変えたい!とリフォームを検討するも、リフォームするポイントや注意点などがわからないと言った声を耳にします。ここでは、人気のリフォーム場所やリフォームする際のポイントなどをご紹介していきます。
また、リフォームが初めての方にも分かりやすいように、失敗しないリフォームでの注意するポイントやリフォーム会社の選び方のポイントもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
人気のリフォームの場所とリフォームするポイントは?
いざ、リフォームを検討してみても、どの場所をどのようにリフォームしたら良いかわからない!だったり、リフォームする際のポイントがわからない!という方も多いと思います。
ここからは、実際によく行われる人気のリフォーム場所とそのポイントをご紹介していきます。
①人気ナンバーワンはキッチン!
水回りの中で最も人気なのはキッチンです。理由としては、家族構成が変わることによって、もっと収納が多いキッチンへ変えたい!や、家事の効率が上がるように家事導線が考えられた、機能性が高いキッチンにしたい!などです。
やはり、家で過ごす時間の中で毎日使い、長い時間利用する場所だからこそ、使い勝手が良いものへ変えたい!という声が多いようです。
キッチンのリフォームポイントはデザイン性より、自分に合った内容をたくさん盛り込むことです。家族が増えた方は、食器棚やパントリースペースを充実させたキッチンにするのがおすすめです。また、家事の効率アップのために食洗機内蔵のキッチンもおすすめです。
また、キッチンの高さは自分で選べることをご存知でしょうか?机や椅子などのように、キッチンにもその人の身長に合った最適な高さというものがあります。リフォームする際は今後長く使うことも考えて、キッチンを使う人の身長に合った高さを選ぶこともリフォームのポイントです。
②年代や家族構成別で人気なのはバス・トイレ!
年代や家族構成別で人気なのはバス・トイレのリフォームですが、理由としては高齢者の方は滑り止めや手すりを付けたい!や、ファミリー層には浴槽以外のスペースをもっと広くしたい!などがあります。
古い家などに多くある在来工法で作られた風呂・浴室は床がタイルになって滑りやすかったり、掃除がしにくかったりとデメリットを感じる面が多くあります。デザイン性は低くなりますが、費用を抑えたい方や防水性を高めたい方にはユニットバスがおすすめです。ユニットバスでも、水が溜まりにくく滑りにくい床や滑り止め付きの浴槽などもあるので、選択できる幅が広いのもポイントです。
トイレのリフォームで人気なのは、やはりウォシュレット付きのトイレです。最近では掃除がしやすい仕様や、汚れが着きにくい便器になっていたりするのもポイントです。また、衛生面の観点から、トイレ内に手洗い場を作る方も増えてきています。使用時間は長くはないものの、家族みんなが利用する場所だからこそ、トイレをリフォームするのも検討してみてください。
③間取りの変更で人気なのはリビング!
リビングの間取り変更で多いのは和室と洋室の壁を取り払い、リビングを拡張する方法です。その他には、リビングにパソコンなどの作業ができるちょっとしたスペースが欲しいという方には、格子の半仕切りなどで小スペースを作れるのも間取り変更のポイントです。
また、壁材で近年人気なのが湿度調整や臭いを吸収してくれるエコカラットや、珪藻土などの壁材です。その他にもリビングのリフォームで密かに人気なのが、床暖房の導入です。間取り変更で部屋の床も変更する場合は、長く住むことも考えて床暖房を導入するのもおすすめです。
リフォームで失敗しない!注意するポイントは?
お金をかけて行うリフォームだからこそ、失敗しないように注意するポイントをしっかり押さえてリフォームに臨みましょう!ここからは、リフォームをする上で注意するポイントを詳しくご紹介していきます。
リフォーム後に”こうしておけば良かった!”と後悔しないために、リフォーム前に確認と準備をしておきましょう。
①リフォームしたい箇所や間取りなどをよく検討する
高齢の方で家の何処かに手すりを付けるとしましょう。その際、快適に過ごせるようにと必要ない場所にまで、手すりを付けてしまった!という失敗例があります。一度にたくさん付けるのではなく、先ずは数カ所に設置した後、必要に感じれば追加で設置するなど、様子を見ながらリフォームをするのがポイントです。
間取りの場合は失敗をすると後からの後悔が大きいので、どのような間取りにするのか将来的なこともイメージしながら、家族で話し合って決めるのがベストです。
②ショールームなどを見学する
プロではない私たちがイメージ図や図面などを見ても、なかなかイメージが湧きづらいといったことも少なくありません。そういった時は、リフォーム会社にあるショールームや似た構造や内容の他社のショールームを見学するのもポイントです。
もちろん、リフォームメーカーなどでサイズや仕様は異なりますが、イメージするヒントにはなるのでおすすめです。また、ショールームだとイメージ図や図面などではわからない素材の質感なども見て感じることができます。
③リフォームをしたことがある友人や知人に感想を聞いてみる
人気のリフォーム箇所は知らないだけで、周りで既にリフォーム経験者がいることもあるので、リフォーム後の感想を聞いてみるのもポイントです。どうしてもリフォーム業者は売り手側としての意見やメリットしか話さないので、実際使ってみてどうかというのはリフォーム経験者から聞くのがベストです。
また、リフォーム経験者の中には”もっとこうしていれば良かった!”と、気をつけるポイントや改善ポイントなどを知っていたりするので、リアルな声を聞けれるという点もポイントです。
リフォーム会社の種類と選ぶポイントは?
CMで見るような大手リフォーム会社やハウスメーカーなど、リフォームを行なっている会社はたくさんあります。多数の似た商品、価格もピンからキリまであり、大手だからといって必ずしも自分に合ったリフォームができるとも限りません。
ここからは、リフォーム会社の種類や業者を選ぶ際のポイントをご紹介していきます。見積もりを依頼する前やショールームへの見学前の参考にしてみてください。
①大手リフォーム会社やハウスメーカー
リフォーム実績や経験豊富という点では間違いないですが料金が高かったり、工事内容や変更したい箇所などの融通が利かない、もしくはこちらの要望が通りづらいといった問題が出てくることがあります。
ただ、大手リフォーム会社やハウスメーカーの場合、全国に店舗を持っていたりと相談に行きやすいといったポイントがあります。また、リフォーム後のアフターサービスが付いている会社もあるので、何かあった時に安心して相談ができる!というポイントもあります。
②設計事務所などのリフォーム会社
設計事務所が行なっているリフォームは自由度が高く、デザイン性も高いので個性的でおしゃれな感じに仕上げたい!という方におすすめです。自分がしたいデザインや内容を元にリフォーム内容の提案などをしてくれる会社が多いのでおすすめしたいポイントです。
ただ、自由度が高い分、リフォーム費用が高くなってしまうということがあるので、予算と相談しながらリフォーム内容を決めていくのが良いです。
③地域で人気の工務店系のリフォーム会社について
大手リフォーム会社やデザイン性の高い建設事務所などへ、こだわりが無いようであれば先ずは地域にある工務店系のリフォーム会社を検討してみるのもおすすめです。その地域特有の気候や、環境にあったリフォームをしてくれるのがポイントです。
また、広いエリアで営業をしていない分、運搬費や広告宣伝費などを削減することができるので、他のリフォーム会社より価格が高くないといったポイントもあります。
ただ、会社によっては顧客への対応や質にバラつきがあるところもあるので、地域での評判などを事前にチェックするのがおすすめです。
まとめ
人気のリフォーム箇所や注意するポイント、リフォーム会社の選び方のコツなどをご紹介していきました?参考になる情報は見つけられましたか?
時間とお金をかけて行うリフォームだからこそ、家族としっかり相談をした上で、どのようなリフォームをするか決めるのがおすすめです。また、デザイン性ばかり重視してしまい、自分や家族には合わないというリフォーム結果に終わってしまう例もあるので、使い勝手や将来イメージに合うかも考えながら、リフォームする内容を決めていきましょう。