上質でオシャレな印象で、なんだかホッとするような温かさを感じる北欧インテリア。パッと目を惹く色使いや柄使いが素敵ですよね。北欧インテリアは近年、日本でも人気のインテリアスタイルとして定着してきています。
お部屋を北欧風にしたいけれど、どうやって取り入れたらいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか？北欧インテリアは、色使いや柄物の取り入れ方のコツをおさえれば、簡単に作ることができます♪
では、北欧インテリアのコーディネートの仕方、カラーや柄物の取り入れ方を中心にみていきましょう。
北欧インテリアは柄で遊び心をプラスする
北欧インテリアと聞くと、北欧テイストの柄物を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？北欧インテリアは、一見ナチュラルインテリアと似ていますが、北欧テイストの柄物をプラスすることで、一気に北欧風になります♪
北欧インテリアの特徴や作り方のポイントをみていきましょう。
北欧ってどんなとこ？
「北欧」とは、北ヨーロッパにあるフィンランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの国々のことです。
自然が豊かで、夏と冬で日照時間に大きな差があるのが特徴的です。夏場は日照時間が19時間ほどなのに対し、冬場は6時間ほどと、1日のほとんどが真っ暗です。
北欧地域では冬が長く寒さが厳しい日が続くため、自然に家族と家の中で過ごす時間が長くなるようです。
北欧インテリアの特徴
長い冬の間、家で過ごすことが長くなる北欧地域の人たちにとって、家はホッとするような居心地のよさを重視します。
天然素材の家具を取り入れたり、観葉植物を置いたりと、家の中で自然が感じられるような工夫が見られます。
また、鮮やかな差し色や遊び心ある柄物を取り入れて、明るく楽しい印象をプラスするのが北欧インテリアの特徴です。
北欧インテリアを作るには？
北欧インテリアを作るには以下の4つのポイントをおさえましょう！
①木製の家具で揃える
家具はナチュラルな色合いの木製で統一するのがオススメです。どこか丸みを帯びたデザインのものを選ぶと、より北欧感を演出できます。
また、北欧地域では多くの家庭で床暖房を使用しているため、家具は熱による影響を受けないように脚付きが多いのも特徴の1つです。
ソファはレザーよりファブリック製が北欧風。フレームや脚部分が木製のものがベストです。
②ベースはアースカラーで統一する
カーテンやラグ、ソファなどのファブリックはアースカラーで統一しましょう。アースカラーとは地球上の大地や海、植物をイメージした自然の色合いです。
ベージュやブラウン、モスグリーン、ブルー、テラコッタなどがアースカラーに分類されます。
カーテンやラグ、ソファなど、お部屋の面積を占めるファブリックをアースカラーにすると、インテリアがまとまりやすくなります。
③差し色や柄物をプラス
家具やファブリックでナチュラルにまとめたら、小物で差し色や柄物をプラスしましょう。差し色や柄物をプラスすることで、北欧風の温かみのある印象を叶えることができます。
「北欧インテリアといったら北欧柄！」というほど、柄物は北欧インテリアを作るうえで重要な要素です。
④明るさを抑えた照明を複数使う
北欧インテリアでは、照明は明るすぎないものを複数使うスタイルが一般的です。
天井照明はペンダントライトがオススメです。ペンダントは天井から吊り下げて取り付けるため、空間全体を明るく照らすというよりは、照らしたい箇所を部分的に照らす照明です。ダクトレールを取り付けて、小型のペンダントライトを2〜3個吊るすとオシャレです。
明るさが足りないところにフロアライトやテーブルライトを使う「一室多灯」スタイルが北欧風です。
北欧インテリアにオススメの柄
お家の中で過ごす時間が明るく楽しくなるような、パッと目を惹く北欧柄♪中でも人気の3つのスタイルを紹介します。
動物モチーフ
北欧柄の中でも可愛らしくて人気のある動物モチーフ柄。シロクマやキリン、鹿、鳥などのパターンはインテリアのアクセントになること間違いなしです。
また、木製の動物のオブジェを置くことで、ほっこりするようなインテリアに仕上がります。
植物モチーフ
長い冬の間、植物などの自然を感じられない分、インテリアとして植物モチーフの柄が人気です。
花や葉っぱ、木、果物モチーフなど、温かみのあるものを選びましょう。
幾何学模様
多角形や円、直線、波線などを組み合わせて作られた幾何学模様。一見派手な幾何学模様でも、色使いを2〜3色におさえることで、落ち着いた北欧インテリアにマッチします。
カーテンやラグ、ソファなどで色味をプラスする場合、小物でモノトーンの幾何学模様を取り入れるのもオススメです。
北欧インテリアで差し色や柄物を取り入れるコツ
北欧インテリアに差し色や柄物をプラスする場合、どのように取り入れればいいのでしょうか？オススメはファブリックやインテリア雑貨で取り入れる方法です。
では、具体的にどのように取り入れるのかみてみましょう。
クッションカバーで取り入れる
インテリア初心者さんは、クッションカバーで差し色や柄物を取り入れてみましょう。価格も手頃なので、季節によって色や柄を変えてみるのもオススメです。
オレンジやレッド、イエローなどの暖色系を差し色にすると、温かみがあって楽しい印象に、グリーン、ブルーだとナチュラルで落ち着いた印象になります。
カーテンやラグ、ソファなど、お部屋の面積を占めるもので取り入れてみましょう。
ファブリックパネルを飾る
北欧柄を手軽に取り入れるなら、ファブリックパネルを飾るのもオススメです。小型のものをギャラリーのように複数並べて飾ったり、横長のものを1つ飾っても、インテリアのアクセントになります。
壁に穴をあけたくない場合は、棚の上などに置いて壁に立てかけるだけでもOKです。
観葉植物でグリーンをプラス
ファブリックで差し色を取り入れるのは難しい…という方は、観葉植物を取り入れてみましょう。
観葉植物のグリーンか差し色になり、自然を感じられる温かい印象の空間を演出することができます。
キッチンアイテム
鍋や家電などのキッチン用品で差し色をプラスすると、キッチンがグンと北欧風な印象に仕上がります。
ミトンや鍋敷き、ランチョンマットなどで北欧柄のファブリックを取り入れて、インテリアのアクセントにしましょう。
まとめ
北欧インテリアを作るなら、自然素材の家具とアースカラーのファブリックでシンプルにまとめましょう。小物で目を惹くような差し色や、柄物を取り入れて、遊び心をプラスするのがポイントです。
オレンジやレッド、イエローで温かい印象にしたり、グリーン、ブルーなど落ち着いた印象にまとめてもOKです。動物や植物モチーフ、幾何学模様の柄物を取り入れると、北欧感を十分に演出することができます。
家具やファブリック、照明もこだわって選んで、温かみのある「北欧インテリア」を作りましょう♪ずっとお家にいたくなるような、快適で居心地のいい空間を叶えることができます。
