新築の外壁をおしゃれにしたいと考えているのであれば、外壁の決め方を知るようにしましょう。ここでは、外壁の選び方やおしゃれになると得られることなどを紹介していきます。
新築の外壁をおしゃれにすることで得られるメリット
新築の外壁をおしゃれにすることができれば、さまざまなメリットを得ることができます。そのため、これから新築を建てようと計画しているのであれば、外壁のデザインやカラーにこだわるようにしましょう。次に、新築の外壁をおしゃれにすることで得られるメリットを紹介します。
自宅に自信が持てる
自宅の外壁がおしゃれであれば、きっと周りの友達や知り合いに自慢したくなるでしょう。せっかく高額なお金を支払って新築を建てるのであれば、誰にでも自慢できるような住宅にしましょう。自宅に自信を持つことができないと、友人や仕事関係の人を気軽に招くことができず、常に劣等感を感じてしまう原因になります。外壁は住宅全体の印象を決める要因でもあるため、外壁をおしゃれに仕上げると住宅全体に対しておしゃれな印象を持たれやすくなります。
デザイン性に優れた住宅になる
新築の外壁をおしゃれにすれば、デザイン性に優れている住宅になりやすいです。上記でも紹介したように外壁がおしゃれに仕上がると家全体がおしゃれな雰囲気になり、見えない内装や間取りまでもおしゃれなデザインであると印象づけることができます。
他の住宅と差別化ができる
外壁がおしゃれになると他の住宅と差別化することができます。そのため、他の住宅や隣家の雰囲気と一緒になってしまうことを防ぎます。
住宅が分かりやすくなる
外壁をおしゃれにすることで目立ちやすくなります。目立つことは住んでいる人だけではなく、来客時にもメリットになります。例えば、今まで自宅に招いたことがない人を新築に招き入れる時に、外壁がおしゃれなデザインに仕上がっていると自宅の特徴を伝えやすくなり、来客される方にとっても分かりやすいでしょう。
新築の外壁をおしゃれにするときのポイント
新築の外壁をおしゃれにするときにどのような設計にすればおしゃれになるのか分からない人も多いのではないでしょうか。また、おしゃれと言っても個人によって感じ方が異なるため、さまざまなおしゃれポイントを取り入れて外壁を決めてしまうと奇抜な外壁になってしまうこともあります。そのため、下記に紹介する外壁をおしゃれにするポイント全てを取り入れるのではなく、魅力的に感じる項目だけを参考にして外壁を決めるようにしましょう。
窓やドアとの相性も考える
窓やドアの相性によって外壁のおしゃれ具合にも違いが出ます。そのため、外壁のデザインやカラーだけではなく、窓やドアの配置にもこだわるようにしましょう。日本の住宅では、窓のサイズが一緒であることが多く、窓の位置も似ています。そこで、各部屋の窓の大きさやデザイン、位置などを変えたり、ずらすことでおしゃれな住宅になります。また、玄関のドアは住宅の顔でもあるため、外壁のカラーとの相性を確認しつつ決めましょう。
資材の特性を理解する
外壁のデザインや素材によって汚れにくくなったり、変色しにくいなどの特徴があります。そのため、新築の外壁をおしゃれにしたいのであれば、見た目だけではなく、資材の特性も理解するようにしましょう。しかし、素人では資材の特性を知ることは難しいため、建築会社の人によく聞いたり、相談することも大切です。外壁で最も使用されている素材はサイディングです。サイディングはコスト面に優れていることや劣化しにくいこと、デザイン性に優れていることなどの理由から人気が高いです。
サイディングには金属製や木材系、窯業系などがあります。そのほかにもモルタルという資材を使った外壁もあります。耐火性に優れていたり、デザインの幅が広いため、自分好みのおしゃれな外壁にすることもできます。しかし、モルタルはひび割れしやすかったり、手作業になるため、職人の技量によって仕上がりに違いが出てしまうデメリットがあります。
周りの環境も考慮してカラーを選ぶ
新築の外壁をおしゃれにすることも大切ですが、周りの環境にも考慮して決めるようにしましょう。例えば、外観を売りにしている地域であったり、住宅地では周りの住宅とのデザイン性に違いがあると地域全体の雰囲気を乱してしまう原因になります。そのため、カラフルなカラーを外壁に取り入れたいと考えているのであれば、悪目立ちしてしまわないかを考えましょう。
また、新築が完成した後にトラブルにならないために事前に隣人に一風変わった外壁の新築を計画していることを伝えることも大切です。
新築の外壁をおしゃれにしたいときの注意点
新築の外壁をおしゃれにすることでさまざまなメリットを得ることができますが、注意しなければならないポイントもあります。次に、外壁をおしゃれにしたいときの注意点を紹介します。注意点を把握することで完成した外壁と想像していた外壁との違いをなくすことができ、満足いく外壁になりやすいです。
カタログと現物では見た目に違いがある
新築の外壁を決める時にカタログなどでカラーやデザインを決めることが多いです。この際に価格や特性などを聞くようにしましょう。ただし、カタログだけで外壁を決めるには注意が必要です。カタログで表示されている写真や画像と実際の外壁に使用される資材では見た目に違いが出る可能性があります。そのため、カタログだけで外壁のデザインを決めるのではなく、外壁のサンプル品を見せてもらうようにしましょう。
必ずしもサンプル品を用意してくれるわけではありませんが、実際に見たほうが外壁の仕上がりを想像しやすくなります。
汚れやすいカラーは控える
外壁を選ぶときに好きなカラーを選ぶことはできますが、汚れにくいカラーを選ぶことをおすすめします。例えば、ホワイトカラーが好きなため、外壁のカラーも白色にしてしまうと住み始めて数年経つと汚れが目立ってしまいます。定期的に外壁の掃除をするのであれば、汚れも目立ちにくくなりますが、定期的に外壁のメンテナンスをする予定がないのであれば、汚れが目立ちにくいカラーを選ぶようにしましょう。
ホワイトカラーが好きな場合は、真っ白ではなく、グレーなどのモノトーンカラーにすれば汚れが目立ちにくくおすすめです。いくらおしゃれな外壁に仕上げても汚れが目立つとせっかくのデザインが台無しになります。
サンプルを壁や太陽に当てて確認する
上記では外壁のサンプル品を見せてもらうことをおすすめしましたが、見方にポイントがあります。外壁のサンプルを見る時は光に当ててカラーやデザインの見え方を確認しましょう。光の当たり方によってカラーの見え方が変わってきたり、外壁のデザインによっては影ができやすいこともあります。
変色の有無を確認する
外壁に使用される資材によっては変色してしまう場合があります。変色してしまうと見栄えが悪くなってしまい、新築のときはおしゃれでも経年劣化することでおしゃれに感じなくなってしまう可能性もあります。そのため、外壁を選ぶときには変色しない物を選びましょう。
まとめ
新築の外壁をおしゃれにしたいのであれば資材の特性やカラーにこだわるようにしましょう。外壁は住宅の雰囲気を左右してしまう要因なため、おしゃれな新築にしたい人ほど外壁にこだわるようにしましょう。