新築を建てる時にトイレを選ぶ必要があります。ここでは、トイレの選び方や戸建てにはトイレが2つあったほうが良い理由なども紹介していきます。
新築を建てる際のおすすめのトイレの選び方
新築を建てる時に間取りを決めたり、壁紙のデザインやキッチンのデザインなどさまざまなことを決めなければなりません。そのほかにもトイレも選ばなければならず、新築のデザインを決めるまでに多くの時間が必要になってしまいます。次に、新築のトイレを選ぶときのポイントを紹介していきます。トイレは使用頻度が高いため、選ぶときは慎重に選ぶようにしましょう。
掃除しやすさで選ぶ
まずは、掃除のしやすさでトイレを選びましょう。トイレは水回りであり、排泄物が飛び散ってしまうなど汚れてしまいやすいです。また、清潔感が求められる物でもあるため、トイレは常に綺麗にしておくことが好ましいです。トイレはシンプルなデザインに仕上げられている場合が多いですが、細かい隙間などを綺麗に掃除することができるのかを確認しましょう。
隙間が多いトイレや複雑な構造になっているトイレほど掃除がしにくくなってしまい、汚れが蓄積され、目立ってしまいます。最近では、トイレの一部が稼働することで掃除がしにくい隙間でも掃除がしやすくなる機能が備わっていることもあります。
機能性で選ぶ
トイレにはさまざまな機能が備わっている場合があり、備わっている機能が多ければそれだけ便利になります。しかし、多機能のトイレとなるとどうしても価格が高くなりやすいため、必要な機能が備わっているトイレを選びましょう。最近ではウォシュレットや便座が温かくなる機能は常設されている場合が多いです。そのため、機能性でトイレを選ぶのであれば、これら以外の機能に注目しましょう。おすすめの機能は節水できる機能です。
水の流れを工夫することで使用する水の量を減らすことができます。また、夜間にトイレに行く頻度が多い人であれば、夜間ライト機能がおすすめです。夜間ライト機能は自動でトイレが光る仕組みです。トイレの照明をつけてしまうと眩しいと感じやすく、目が覚めてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、夜間ライトであれば、必要最低限の明るさなため、用を足した後すぐ寝付くことも可能になります。
見た目で選ぶ
トイレの見た目にそこまで違いがあることも少なく、色も白色である場合が多いですが、選ぶ際はデザインにも注目しましょう。特にタンクありかタンクなしかで大きくデザインも変わります。よりコンパクトな見た目のトイレにしたいのであれば、タンクなしのトイレがおすすめです。
メーカーで選ぶ
トイレはさまざまなメーカーが販売しており、メーカーが異なることで備わっている機能やデザインに違いが出る場合があります。そのため、新築のトイレを選ぶときにはどこのメーカーが販売しているのかも確認しましょう。
実際に座って選ぶ
新築のトイレを選ぶときには実際に座って座り心地を確かめましょう。トイレは座って使用する場合が多く、座り心地が悪ければリラックスすることもできません。そのため、カタログなどでトイレを選ぶのではなく、可能であれば、実際に座ってみてしっくりする座り心地のトイレを探しましょう。トイレの座り心地は主に便座の形や質感によって大きく変わります。そのほかにもトイレを販売しているメーカーやトイレのシリーズによっても変わります。
また、トイレ自体の高さも販売しているメーカーやシリーズによって違いがあります。そのため、新築の新しいトイレと以前のトイレでは座り心地に違和感を感じてしまうことがあり、現在使用しているトイレの高さに違和感がないのであれば、現在使用しているトイレの高さを確認しましょう。新築を建てる時にトイレの高さを調整することもできるため、設置する前にどの程度の高さに調整すれば良いのか建築会社と相談しましょう。
新築にトイレは2つあったほうがおすすめな理由
新築の戸建てであれば、トイレが2つ設置される場合が多く、2階建てであればほぼ設置されている場合が多いです。しかし、今まで2階建ての戸建てに住んでおり、トイレが1つしか設置されていないとどうしても2つも必要なのか疑問に感じてしまうことがあります。次に、新築にトイレが2つあるほうがよい理由を紹介します。新築を建てる時にトイレの数に悩んでしまっているのであれば参考にしてください。
便利になる
新築にトイレが2つあることは便利になります。例えば、2階にいるときにトイレが2階にもあればすぐに行くことができますが、2階にトイレがなければどうしても1階まで移動しなければなりません。子供や若い人であればそこまで1階まで移動することは苦にならない場合が多いですが、高齢者になるほど苦になりやすいです。また、高齢になると頻尿にもなりやすく、トイレに行く機会が多くなり、トイレとの距離が遠いことは住みにくさを感じてしまう原因にもなります。
家族が多いほど必要性が高い
新築に住む人が多ければ多いほどトイレは2つあるほうがおすすめです。例えば、新築に5人が住むのであればどうしてもトイレを使いたいタイミングが被ってしまいます。そのような時には一人が我慢しなければなりません。しかし、トイレが新築に2つあれば、トイレを使うタイミングが被ってしまってもそれぞれが我慢することなく、用を足すことができます。特に、朝はトイレを使うタイミングが被ってしまいやすいため、2つなければ家を出る時間が遅くなってしまうことも考えられます。
新築のトイレにはタンクレスとタンクありどちらがおすすめ?
トイレの種類にタンクありとタンクレスがあることを知っているでしょうか。新築のトイレを選ぶ際にまず、どちらの種類にするか決めるようにしましょう。しかし、それぞれの種類にはメリットとデメリットがあり、選ぶ際には種類ごとの特徴を知るようにしましょう。
タンクありの特徴
タンクありは従来のトイレの形であり、トイレとは別に水を溜めるためのタンクがあります。タンクありの仕組みは一度水をタンクに溜めておき、高低差を利用して流す仕組みになっています。そのため、タンクありのトイレはタンクが取り付けられているため、掃除をする場所が増えてしまいます。その代わりにタンクに水を溜める時の水を手洗い用として利用することができるメリットがあり、タンクレスよりも価格が安い特徴もあります。
タンクレスの特徴
タンクレスのトイレは水を溜めるためのタンクがないため、スタイリッシュなデザインに仕上げられている特徴があり、トイレをすっきり見せることができます。タンクレストイレの仕組みは水道の水圧を利用して流します。そのため、水圧が低いとうまく流れないトラブルが起きてしまうデメリットがあります。しかし、改善すれば水圧を高め、流すことができるようにもなるため、使うことができないわけではありません。
また、タンクありは手を洗うことができますが、タンクレスの場合は手洗いができないため、別に取りつける必要があります。
まとめ
新築を建てる時にはトイレ選びも慎重に行うようにしましょう。特に、座りやすさや備わっている機能には注目しましょう。また、節水できるトイレもおすすめで、水道料金を下げることが期待できます。そのため、1回でどの程度の水を使うのかも確認しましょう。