アンティークの家具が欲しい! 安い予算で楽しいお部屋作り

毎日過ごす自分のお部屋だから、自分の好みの家具が欲しい!と探し始めると意外と思っているものが高くて手が出ない、ということもあります。
特にアンティークの家具は値段もとても幅が広いので、予算内で欲しい家具を探すとなると時間がかかってしまうことも・・・。
そこで今回はおしゃれなアンティーク家具を安く手に入れるにはどうしたらいいのか?を一緒に考えていきたいと思います。
いくつかのポイントさえ押さえれば、予定の予算よりも安くて良いものが手に入るかもしれませんよ!

アンティークの家具の値段 安い・高いを分ける4つのポイント

アンティーク

同じアンティークの家具なのになぜ値段の安い・高いが出てしまうのでしょうか。
作られた年代が違うから?
それとも使っている素材が違うから?
まずはアンティークの家具の定義や値段の安い・高いの違いが出てくる秘密を見ていきましょう。

そもそもアンティーク家具とは?

皆さんは、アンティーク家具と呼ばれている家具がどの年代にどこの国で作られているものかを知っていますか。
細かく分けるといろいろな説がありますが、一般的なアンティークの定義としては「作られてから100年以上経過した工芸品・美術品」などを指す言葉です。
家具の世界においてもこの考え方は基本となっていて、作られてから100年以上(あるいは100年近く)経過した家具が「アンティーク家具」と呼ばれています。
ただし、アンティーク家具と呼ばれるのはあくまでコンディションの良い家具だけ。
安い素材で作られた保存状態の悪いボロボロになってしまった家具は安い古いだけの家具でしかありません。

アンティーク家具の安い・高いのポイント① 希少素材を使用しているかどうか

アンティークの家具の中には現代の家具づくりではもう使用することができない素材を使って作られているものも多いです。
例えばマホガニー材やローズウッド材。
マホガニー材もローズウッド材も現在はワシントン条約により取引自体ができなくなってしまったため、新しい家具を作ることはできません。
いま手に入れることが難しいものが欲しくなるというのはコレクターの鉄板。
決して安いとは言えませんが、手に入りにくいものだからこそアンティーク家具は魅力的ともいえるのかもしれません。

アンティーク家具の安い・高いのポイント② 他にはない一点ものであるかどうか

現代では家具は工場で作られた画一的なものが一般的でしたが、アンティーク家具が作られていた時代には各家からオーダーを出して職人がひとつひとつ手作りしていた家具がほとんどです。
このため、同じような家具でもよく見るとデザインや素材が違っていて、全く同じものを探すのが難しいものも多いです。
誰かのために特別に作られた一点ものの家具。
安いアンティーク家具を探すのは大変なのですが、一点ものだからこそ出会えた時の感動はとても大きいのがアンティーク家具探しの楽しみのひとつです。

アンティーク家具の安い・高いのポイント③ 長く使い続けられるものかどうか

アンティーク家具は作られてから長い年月が経っているため、保存状態にとても差があります。
つまり、見た目はきれいだとしても保存状態の悪いものはすぐに壊れてしまうため、アンティーク家具としてはあまり価値は高くないということになります。
全く修理がされていなくてきれいな状態のものがベストですが、手をかけて職人さんが丁寧にリペアしたりリストアしたアンティーク家具も快適に長く使えるという新しい価値が生まれそれなりに高い値段になっていきます。
多少の傷があっても欠けがあってもディスプレイとして考えれば安い値段の方がよいかもしれません。
しかし、実用性を考えれば修理してあるかどうかというところも購入する前に確認した方がよいでしょう。

アンティーク家具の安い・高いのポイント④ デザインの良し悪しもポイント

アンティーク家具は美術品の一種と考えられているため、デザインの良し悪しでも安い・高いが変わってきます。
わかりやすく言えば細かい彫刻が施されていたりするもので状態の良いものは自ずと高い値段になりますし、素朴な雰囲気のデザインの少ない家具は少し値段が安いということになります。
もちろん使っている素材や保存状態によっても値段の安い・高いはかなり変わってきますが、美しい彫刻がなくても存在感のあるアンティーク家具はたくさんあります。
存在感や素材の美しさに目を向けて探してみるのも安い値段で良いアンティーク家具に出会うためのポイントになってきますよ。
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アンティークの家具を安い値段で購入する方法

アンティーク家具の値段は同じ年代に作られた似たようなデザインのものであってもひとつひとつ違っています。
お目当てのアンティーク家具はあるけれど「出来れば安い値段で手に入れたい」「予算よりも安い値段で購入したい」と思っている方は多いはず。
ではどうしたら安い値段でアンティーク家具を手に入れることができるのでしょう?
ここからは状態が良くて安いアンティーク家具を探すためのポイントをご紹介していきます。

アンティーク家具は自分の脚でコツコツ探す

例えばスーパーにも全国展開をしている大型のお店と地元のスーパーがあるように、アンティーク家具を取り扱っているお店にも都内にある有名なお店と地方の小さな骨董店のようなお店とがありますね。
商品の取扱数だけで見れば都内の大きなお店やネットショップでアンティーク家具を取り扱っているお店の方が多いです。
しかし、地方の小さなお店に行くと意外と値段が安い掘り出し物に出会えることがあります。
あえてネットに出さない商品も店舗に行けば見られる、ということもありますので、どこかに出掛けるついでに近くのアンティーク家具を取り扱っているお店に足を運んでみると思いがけない代物に遭遇する可能性がありますよ。

お店に通い続けて常連になるのも安い値段の家具に出会える秘訣

アンティーク家具は一点ものが多く、新品の商品と違って購入後の返品や交換ができないものがほとんどのため、中にはいろいろな理由で売れ残ってしまっているものも出てきます。
お店としてもなるべくだったら高い値段で売りたいところですが、長く在庫を置いておくのだったら「少しくらい安い値段になっても売ってしまいたい」、というものも出てくるというわけです。
もちろん一見のお客さんにいきなりそういったものを紹介してくれるところは少ないです。
ですから、すぐに買う予定はなくても足しげくお店に通い続けることで「実は・・・」とお店の方にアンティーク家具を紹介してもらえるパターンも出てきます。
良いお店であればあるほどお客様との信頼関係を大切にしますので、まずは顔を覚えてもらうというのも状態が良く安いアンティーク家具に出会う秘訣です。

素材や特性をよく知ることがアンティーク家具には大切

アンティーク家具はいろいろな素材を使ってつくられているので、その家具が作られた年代や素材の違いをよく知ることも大切になってきます。
例えば「マホガニー材を使用しているものは高い」と前の項目でご紹介しましたが、マホガニー材といっても作られた時代によって種類が違うものが使われています。
マホガニー材を使い始めた初期の頃に使用されていた「キューバンマホガニー」や「スパニッシュマホガニー」と呼ばれる種類の素材を使っているものは保存状態によって非常に値段が高くなります。
しかし、後期の頃に使用されていた別種類のマホガニー材を使用したアンティーク家具であれば、値段はぐっと安い値段になってきます。
見た目に大きな違いがないとしても少しの年代の違いで金額は変わってしまいます。
知識をしっかりつけてから商品を探すこともアンティーク家具探しにはとても重要ですね。

安いを狙ってセールを待ってみるの

新品の家具を取り扱っているお店でも年に1~2回のセールをやっていますが、アンティーク家具のお店でも探してみるとセールを行っているお店があります。
狙い目なのはやはり決算期にあたる3月。
アンティーク家具の場合はセールになっても大幅値下げをするものは少ないのでびっくりするほど安い!となることはありませんが、それでも10~20%ほどお安い値段になってくることもあります。
ただし、セールを待っているとお目当ての品が売り切れてしまうということも出てきますので、そこは慎重に見極めていくことが大切です。

それでもダメならアンティーク風家具を考えてみる

本物のアンティーク家具は値段も高く、なかなか気に入ったものに出会うことが難しいです。
探しても探しても納得いくものに出会えない場合は、思い切ってアンティーク風家具の家具を検討してみるのもひとつの方法です。
本物のアンティーク家具を見本として作っているものなので素材や造りは本物と比べて劣ることは否めませんが、探してみると造りの良いアンティーク風家具もたくさんあるようです。
職人が作った一点もののアンティーク風家具となると新品と言っても決して安いとはいけない値段ですが、それでも本物のアンティーク家具と比べれば手が出しやすい値段になってきます。
自分の目で見て触ってみて納得がいくものであれば良し。
アンティーク家具に対する知識をしっかりとつけていくことで本物の良さも新しいアンティーク風家具の良さもわかるようになってきますね。

最後に

アンティーク家具との出会いはひとつの縁です。
アンティーク家具の世界は知れば知るほど奥が深く、お店を見て回っているだけでもあっという間に時間が経ってしまいますね。
お金があっても欲しいものがそう簡単に手に入らないのもアンティーク家具の魅力のひとつ。
安い予算だから手に入らない、とあきらめずに根気よくいろいろな物を見ていくことで新しい発見があるかもしれませんよ。
皆様に素敵なアンティーク家具との出会いがありますように。

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